5号館を出て

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2兆円はもっとも有効な使い方をして欲しい

 公明党が提案したという今回の2兆円を均等に国民に戻すという定額減税とはいったいなんなのでしょう。10年前にも行われたということですが、まったく記憶にありません。その程度のインパクトしか与えないものなのでしょう。

 公明党のホームページによると、今回も前回と同じ2兆円規模なので同じような額になるようです。
 前回は2兆円規模で実施。減税額は世帯主が2万6000円。専業主婦や子どもなどの扶養家族1人につき、1万3000円でした。単身者ならば2万6000円、夫婦子ども2人の4人家族の場合、合計で6万5000円でした。

 具体的な減税額は、物価高の影響や減税効果、財源などを考慮して年末に決定します。
 国民全員に、一人あたり1万5千円くらいのお小遣いをくれることのようです。

 私が1万5千円いただいたとすれば、それはそれでうれしいですが、何に使ったかわからないうちに生活費の中に埋もれてしまうと思います。もちろん、それで飢えをしのぐことができるほど大きな恩恵になる方もおられることでしょう。もしそうならば、そういう厳しい状況にある方々に、たとえばひとり100万円くらいのお食事券を配るというような使い方をしたほうが、ずっと有意義なのではないでしょうか。

 1人1人が1万5千円持っているよりも、100人分ならば150万円、1万人分ならば、1億5千万円、1000万人分ならば1500億円です。そのくらいまとまると、かなり大きなことができるのではないでしょうか。

 2兆円あったら、1000億円の施策を20個もできるのです。1000億円あったら、かなり大きなことができませんか。たとえば、年収400万円の雇用ならば2万5千人分も作り出せるのです。400万円あったらなんとか暮らせる額だと思います。20の1000億円を一気に使って50万人の雇用を1年間だけ作り出すこともできますし、2万5千人の雇用を10年間継続することもできるのです。

(算数に弱いので、数字は間違っている可能性がありますが、言いたいことはご理解下さい)

 出るぞ出るぞと思っている方のご期待に添って出しますが、現在ポスト・ポスドクでフリーターをやっている方がどのくらいおられるかわかりませんが、その方達を大学の教育研究サポーターとして、たとえ5年間でも雇用するというようなことに使っても、ほんの一部ですみそうです。

 これは、我田引水の一例ですが、似たような施策のアイディアはいくらでもあると思います。人によってはパチンコや競馬に使ってしまうかもしれない小さなお金に分解して、何に使ったのかわからなくなってしまうのでしたら、それは税金として納めた意味がありません。

 私たち一人一人が出す税金は少額ですが、それをまとめてど~んと大きなことをやっていただくために納めた税金です。それをまた戻していただくよりは、まとめた額のままで有益なことをやっていただきたく思います。

 公明倒産(違いました。公明党さん)、自民倒産(また誤変換されました。自民党さん)、せっかくまとまっている大きなお金です。有意義に使ってください。
Commented by ある大學教員のたわごと at 2008-11-05 22:52 x
はじめまして。初の書き込みさせていただきます。例のばら撒きの件ですが、竹下総理の時の一億円を配って、金塊を買った市町村の例を思い出します。あのころは「平和」でした。一億円の金塊は意外と重いですよ。
Commented by Makkurikuri at 2008-11-07 00:51
「経済政策としての効果は薄い」「バラマキ」という突っ込みが厳しいので、公明党は「経済弱者の救済」という事にたてまえを変えているようですね。それならば、一時しのぎのはした金をばらまくより、フラスコさんの主張するように雇用の創出に回した方が良いと思います。
Commented by コメント at 2008-11-07 02:47 x
戸別訪問して、1件、1万円づつ配ると、明らかな選挙違反なのに、これだけ大掛りに、選挙目当てに国費をばら撒いても、政策なんですかね。
もし、国民が騙されたなら、騙された国民の民意が低いと思います。
Commented by 先週末は、 at 2008-11-10 21:38 x
首都圏の道はガラガラで、デパートや繁華街の人も少なく感じました。町の活気のなさを感じました。日本も不況が進み、雇用問題が出ているためでしょう。アメリカでは、11月に入って、ファーストフードも人が入らなくなり、潰れ始めたそうです。(まだ報道されていませんが、、)
2兆円を雇用対策に使えば、随分違うと思います。
by stochinai | 2008-11-04 21:50 | つぶやき | Comments(4)

日の暮の背中淋しき紅葉哉            小林一茶


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