5号館を出て

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まったく残念なサイマルラジオサービスradiko.jp

 もちろんニュースなどで知っていはいたのですが、試験配信が開始されて、ダメだとは知りつつもアクセスしてみるのが人情というものでしょう。そして、こんな画面を見せられると、テンションが下がりまくります。
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在京民放ラジオ7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)、在阪民放ラジオ6局(朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA)の地上波ラジオ放送をCMも含め、そのまま同時に放送エリアに準じた地域に配信するサイマルサービスです。配信エリアは在京7局が東京、神奈川、千葉、埼玉、在阪6局は大阪、京都、兵庫、奈良となっております。
 現在放送が聞けることになっている区域だけにインターネット配信するということなのでしょうが、私が高校生や大学生の頃には、電波が弱いながらも札幌でもTBSやニッポン放送などの深夜放送を聞いていた記憶があり、電波は法律で縛ることができないまま飛び回っていたはずです。おそらく今でも同じように聴くことは可能だと思います。

 一方、現在のICT技術を使うと情報配信のエリアを制限できますので、「弱い電波をキャッチして苦労して聴く」などという楽しみも味わえません。もちろん理論的には、配信を受けることが可能な区域からP2Pで配信することは可能ですので、KeyHoleTVを利用すると、TBSやニッポン放送、文化放送などを聴くことはできますが、音質も悪いですし、ユーザーインターフェースがこんなふうにセコイのでなんとも貧乏くささが抜けません。
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 文化を味わう環境には「オシャレ感」も必要なのです。

 地域ミニFM放送局のインターネット配信はすでに行われており、こちら「サイマルラジオ」からアクセス聴取が可能です。こちらの画面はちょっとオシャレですね。
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 また、仕事をしながら聴く時などは、ラジオ放送のようにおしゃべりなどはない方が良いので、最近私はそういう時にはiTunesでネットラジオ配信を聴くことが多いです。
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 と、世界的にも続々と音声配信サービスが進化し続けているのに、せっかく新しいサービスをはじめようという時に、また世界の流れを無視するようなガラパゴス対応をしているのではないかと、心配になってしまうradiko.jpなのでありました。

 こういうことをいうと、すぐに「法律が・・・」と言われるのですが、法律などどんどん変えていこうという意気込みがなければ、いつまでたっても世界の先を行くことなどできません。

 この「最強の2番手」という作戦は、もうダメだということになってはいないのでしょうか。
by stochinai | 2010-03-15 20:51 | コンピューター・ネット | Comments(0)

風わたり泥も乾きて春の草             嵐雪


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