5号館を出て

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シラー・ビフォリア Scilla bifolia

 我が家では、毎年クロッカスよりも早く咲くのがシラーです。そういう関係もあって、このブログに登場する機会も多く、「5号館のつぶやき」の中で「シラー」を検索すると、毎年今頃には必ずと言って良いほど登場しています。先週の6日にも蕾の写真がでかでかと出ていますね。

 この花がシラーであるということがわかったのは5年前の4月12日のエントリー「ようやく春」にコメントをいただいたからです。そのときに、学名もScilla bifoliaであると教えていただいていたのですが、このScilla bifoliaという花はシラーの中でもあまり多くないのか、なかなかネットで似たような写真に出会えませんでした。

 こちらは昨日の、見頃になったシラーのコロニーです。(いつもより、ちょっと大きい写真にしておきますので、気に入られたら壁紙にお使いください。)
シラー・ビフォリア Scilla bifolia_c0025115_20535628.jpg
 日本のサイト検索ではなかなか類似の写真を見つけることができなかったのですが、これはよく似ていると思いました。特に蕾の特徴がそっくりなのが気に入りました。

 Scilla bifolia 土曜日 2010年 03月 06日 Budapest , Hungary

 ハンガリーのブダペストからの投稿写真というところが気に入りました。なんだか空気の色も、今の札幌によく似ているような気がします。上のページにあった、小さい写真を引用させてもらいます。
シラー・ビフォリア Scilla bifolia_c0025115_20594814.jpg
 というのは、この写真と5年前に我が家の庭に咲いていたまだ小さい株だった花の写真を並べたかったのです。

シラー・ビフォリア Scilla bifolia_c0025115_1103277.jpg
 どうですか。蕾の形や大きさまでそっくりでしょう。

 シラーの蕾の雰囲気はヒヤシンスやムスカリなどとも似ているのですが、みんなヒアシンス科(ユリ科)だということで、こちらも納得です。

 何となく落ち着きました(^^)。
by stochinai | 2010-04-12 21:07 | 趣味 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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