5号館を出て

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画像処理は苦手です

 若い人たちがスイスイとフォトショップやキャンバス、イラストレーターなどを使いこなしているのを見ると目がまわります。

 昔は、論文に使う写真(もちろん黒白)を自分で現像・焼き付け・文字や矢印、スクリーントーン入れなど、すべて手作業でやっていましたので、画像処理といっても現像や焼き付けの時に、覆い焼きやコントラストを増減させるなどといったちょっとした「小細工」をすることしかできませんでしたので、画像というものは自分の意志で変えられるものだという感覚がありません。

 ところが、デジタルで撮影した画像は、画像処理ソフトでいくらでもどうにでも加工ができるようで、少しでもきれいなデータをとりたいと思っている研究者には罪つくりなものを手にすることができる時代になってしまいました。そういう意味では、今の研究者は我々の時代よりも強い倫理観と意志を持っていなければついつい「悪魔のささやき」にそそのかされてしまうというつらい時代に置かれてしまっているとも言えます。

 それはさておき、私がフォトショップやキャンバスを使いこなせないのは事実ですが、それでも必要に迫られて、写真を多少修正(明るくしたり暗くしたり、コントラストを変えたり、モザイクをかけたり、文字を入れたり)ということをしなければならないことがあります。そういう時のために、いまさらフォトショップなどを使いこなせるようになるという根性がありませんので、普段はIrfanViewとXnViewでなんとかごまかしており、論文などに使う本格的な図は、もっぱら若い人に頼っているのが現状です。

 研究・教育関係ならばそれでも良いのですが、プライベートなことまでお願いするわけにはいきません。そんな私に、とても強い味方が現れました。オンラインの画像処理サービスです。Adobe Photoshop ExpressやPicnikは使ったことがあるのですが、どうしても敷居が高く、なかなか気軽に使うことができていなかったのですが、これは簡単に使えることと、機能が豊富なことで、ちょっと気に入りました。

 豊富な機能とオプションが魅力のオンライン画像編集ツール「Thumba」 (lifehacker)

 アカウント登録もする必要がなく、こちらをアクセスし、画面の中に適当な画像ファイルをズルズルと引きずりこむだけで、すぐに編集モードになります。画面は英語だけですが、文字として日本語を入れることもできます。(MicrosoftのSilverlightで動いているので、インストールしていないとそれは要求されます。)

 thumba

 というわけで、まったく編集をしていないデジカメの画像ファイルを大きいまま引っ張りこんで、まずは小さくしてもらいました。先日、お見せしたアミガサタケです。(なぜか、この写真があちこちでリブログされて増殖していたので、気に入ってもらえたのだと勝手に思っています。)

 まずは、縮小しただけのファイルです。
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 セピアにしてみました。
c0025115_19551297.jpg
 保存してから、Undoするとまた別の処理をほどこせます。お風呂のガラスを透かした画像にしてみました。
c0025115_19555649.jpg
 そして私がもっとも気に入った油絵風への変換です。十分にアートしていると思います。
c0025115_19564052.jpg
 もっともよく使いそうなモザイクも簡単です。
c0025115_1957815.jpg
 最後は、意味が良くわからないのですがエロードという処理をしてみました。これも、キノコに合っている感じです。
c0025115_19575081.jpg
 他にも、何10というメニューが用意されていて、とても使いこなせないのですが、ともかく簡単で早いのが気に入りました。

 とりあえずは、オンライン画像処理サービスの現時点における「マイ決定版」になっています。
by stochinai | 2010-05-24 20:01 | コンピューター・ネット | Comments(0)

ひとくきの 白あやめなり いさぎよき     日野草城


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