5号館を出て

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iPad OSアップデート iOS4.2.1

 昨日の夜からなんだかiPad周辺がざわざわとしておりました。一説には、23日午前零時を期して新しいOSのアップデート版がダウンロードできるようになるとか、いや1時だろうとか2時だろうとか、やはり明るくなるまではダメじゃないかとか、いろいろは説が飛び交っておりました。どうせ、数時間すればすべては笑い話になるようなことなのですが、いざ新しいOSが手に入るということになると落ち着かないのが、人の心理というものでしょう。

 私もご多分に漏れず12時半頃にiTunesにiPadをつないでドキドキしていた口です。しかし、残念ながら、この時は古いバージョン3の最新版に変更はなく、iPadの内容がバックアップされただけでした。このまま朝までがんばる根性はありませんので、おやすみなさいです。

 しかし、やはり勤労感謝の日の休日というのに、朝は早くから目が覚めてしまい、iPadでtwitterやRSSリーダーをザッピングしていると、どうやら3時頃から日本でもiTuneで新しいiOSがダウンロードできるようになっているらしいことを知りました。

 眠い目をこすりながら、早速つないでみました。最初は新しいバージョンはないと表示されましたが、新しいバーションのチェックをしてみると確かにありました。ダウンロードしてインストールすると、iTunesの挙動がいつもとちょっと違います。

 意外と早いとも感じたのですが、すべてが終わるまではやはり「長い」待機でした。そして、いよいよ新しい世界の始まりです。

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 ハードが変わるわけではありませんので、ルックアンドフィールは基本的にそんなに違わないのですが、いままで画面の向きをロックするためにあったスイッチが、音声のミュートスイッチに変わってしまったのは、かなり大胆な変更だと思います。画面ロックは使い慣れていたスイッチで、半分寝ぼけながらも操作できるようになってしまっている自分の身体を変更するのに時間がかかりそうです(笑)。新しい画面ロックは2ステップでタッチパネルに表示させなければならなくなりました。

 噂の50音キーボードも使ってみましたが、意外に使いやすいものでした。
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 確かに、お年寄りやコンピューターに慣れていない人には朗報かもしれません。

 他にもいろいろあるようですが、やはり私にとって最大の収穫は、フォルダの出現です。今までは、すべてのアプリケーションを並列に並べることしかできませんでしたので、スペース的にも困っていましたが、なにより「整理」することが不可能に思えていたところです。アプリはどんどん増えていきますが、それを並べるデスクトップ(ホーム画面)はたった11面で、登録できるアプリの数はたった215でした。アプリがたくさん欲しいということではなく、「整理」したかったのです。

 フォルダの作り方も直感的にできます。あるアプリのアイコンを他のアプリの上に重ねるとそこに新しいフォルダができます。同様に空になるとフォルダが消滅します。このあたりが、アップルのデザイナーの感性のするどさですね。

 というわけで、昨日まで11面の画面に乱雑に蒔き散らかされていたアプリアイコンのすべてが、なんと1面に収まってしまいました。その上、整然と整理され、アクセスもしやすくなりました。階層的分類の勝利です。

 そして、その次がマルチタスクマルチタスキングです。今までは、唯一iPodの音楽やpodcastingを流しながら他のアプリを実行することだけはできていましたが、今日からはたとえばAccuRadioを流しながら他のアプリを実行できるのです。

 また、一度使ったアプリは「強制終了」しないかぎり、スリープ状態で保存されていて、いつでもすぐに再立ち上げが可能な状態になっています。ただし、これはメモリーの少ないiPadには不安の種でもあり、心配になってすぐに強制終了で整理してしまうのが、貧乏性の私なのであります。

 他にもいろいろありそうですが、おもしろいのが「iPadを探す」という機能です。無料のMobileMeアカウントを取得したりと、いろいろ手続きは面倒なのですがそれがすむと、他のコンピューターを使って自分のiPadの位置を確認することができます。
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 世界の中で唯一の場所を特定してくれます。

 私のiPadはWi-FiモデルでGPS機能がないのでそれほど正確な位置を割り出すことはできないようですが、それでも数十メートルの誤差で場所を出して来ますから、どこらあたりに置き忘れたかということはすぐにわかりそうです。
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 そして、もしも紛失が疑われたら、パスコード番号でコンピューターをロックしたり、すべてのデータを消去して初期状態に戻したりをリモートで行うことができます。

 また、善意の人の手に渡ったことを期待して、iPadの画面にメッセージを出すこともできます。
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 手帳なども、こうしたメッセージによって戻ってくることがあるという話を聞いたことがありますので、「謝礼金」のことなども書き添えると戻ってくる確率が上がるかもしれません。

 いずれにしても、個人情報の塊であるコンピューターはますますその個人性・属人性を高めていっている感じですね。

 次は、身体に埋め込むしかないかもしれません。
by stochinai | 2010-11-23 22:50 | コンピューター・ネット | Comments(0)

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