5号館を出て

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最高気温マイナス4.5℃と1960年代のステレオ

 最低気温はマイナス7.7℃でしたが、この気温は十分に低いながらも、最近としては「それほどでもないな」と思わせられるのが恐ろしい今日この頃です。

 実は、昨夜帰宅してみると道路の除雪が行われた後があり、それも道路中央の底を削ってほとんど氷と化した硬い雪を大量に家の前に置いていかれてしまっていました。今日は昼になっても気温が上がりませんので、除雪の結果放置されていった「雪」はとてつもなく固くしかも大きな塊なので、まずはツルハシで割ってから移動させるという過酷な作業になりました。しかもそれら氷のような雪は融雪槽に入れてもなかなか溶けず、これまた灯油を多量に消費してしまったというわけです。
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 これは今日の午後、我が家からちょっとでたところのメインストリートの様子ですが、本来は4車線あるこの道路も経費削減により、除雪幅が2車線にされております。

 雪国の方ならこの写真を見て気温がどのくらいかおわかりになるかもしれませんが、外気温はマイナス5℃くらいでした。道路脇の雪の壁の表面はこんなふうです。
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 気温が高めの日に、直射日光が当たったところは若干雪が解けることもあるのですが、すぐに凍ってしまいますので、雪の壁はだんだんと氷の壁になっていきます。コンクリート並みに頑丈になってきますので、人を車から守ってくれるように思われるかもしれませんが、人はこの壁の影にある歩道を歩いており、壁から出てくる人を車は見えませんし、人からも道路を走る車は見えず、車の音も聞こえにくいということで、冬は出会い頭の事故が恐ろしいのです。

 また住宅地などでは、1車線分しか除雪されませんので、車がすれ違えるところが少なく、街中なのに山の中の一本道でのすれ違いと同じようにかなり離れたところから向かい合った車同士が認識し合った時点で、どちらかが道を譲らなければ、動けなくなります。我が家の前は2車線分を確保するために私が広く除雪しておくのですが、その結果我が家の前が、すれ違う車の待機場所としてよく使われております。

 さて、いきなり関係のない話題になりますが、そもそも「ステレオ」という言葉で、ステレオ・レコードの再生システムを意味するということがピンと来る方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。そのあと、ハイ・ファイ(Hi-Fi = High Fidelity)という言葉もはやりましたが、むしろこちらの方が早く死語になったのかもしれません。最近はWi-Fiという言葉がよく使われるようになりましたが、それを聞くたびにHi-Fiを思い浮かべるのは50代以上の方ということになるでしょうか。

 それはさておき、そういうレトロな人々にとってはとても懐かしい広告写真や絵、雑誌などが続々と提供されるブログ「ノモシカツナ・告廣誌雜之和昭(当然、右からの逆読みです。)」に、こんな広告写真が載っていました。
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 1961年のビクターステレオの宣伝です。50年前の最先端のステレオセットなのだと思いますが、よく見るとラジオのチューナーが2つついています。当時はFMステレオ放送はまだ行われておらず、ステレオ放送といえば例えばAMのNHK第1ラジオで左チャンネルを放送し、NHK第2ラジオで右チャンネルを放送するという「荒業」が行なわれていたことを思い出しました。この写真もよく見ると、右のチューナーと左のチューナーが違う局を選んでいます。また、右のチューナーには2つの文字盤があるのは、AMと短波でしょうか。それとも始まったばかりのFMでしょうか。

 そしてこれは私も知らなかったことですが、どうやらこのステレオには磁気音盤に録音する機能もついていたようです。マグナファックス(円盤式磁気録音機)というものは私も実物は見たことがないのですが、幻の録音機のようです。

Victor マグナファックス MDR-1

 レコードプレーヤーのピックアップ部分を磁気ヘッドに交換して使うもののようです。その後、この方式は結局のところまったく普及せず、テープレコーダーに駆逐されてしまったようですが、上のサイトの一文を読むとテクノロジーの攻防の一端を見る思いがします。
今回、録音してみて、そのお手軽さは素晴らしいものでした。 レコードプレーヤーを利用してのアイデアも素晴らしいです。 惜しいところは少し録音時間が短いところでしょうか。 もう少し長く録ることができれば、テープと競争が出来たのではと思います。
 原理としてはハードディスクと似たものなので、アイディアとしては生き残ったのだと思いますが、一度、本物にお目にかかってみたいものです。

 たった(!?)50年前の最先端機種の広告ですが、この50年の展開は想像を絶する速さだったと、今さらながら感慨深く思えています。
Commented at 2012-01-16 18:07 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by stochinai at 2012-01-16 19:13
 寒いですから、外の作業は泣けますよね。私はサングラスして自転車で走っているだけでも、涙が出て大変です(笑)。
by stochinai | 2012-01-15 22:48 | 札幌・北海道 | Comments(2)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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