5号館を出て

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晩夏の庭

 初秋なのか晩夏なのか決めかねる日々が続いています。今朝は大雨が降っていたので、今日は一日この調子かと諦めていたのですが、昼前からは日差しが出てくるとともに、気温・湿度ともに高い真夏の雰囲気が戻ってきた一日になりました。
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 フクシア(エンジェルズ・イアリング)も現地での送粉動物であるハチドリがいないにもかかわらず、立派な実を実らせています。

 こんなふうにハチドリが来てくれるとうれしいのですが、ありえませんね。でも、写っているフクシアはおそらく同じ品種のものだと思われます。
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 フクシアのすぐ後ろでは、どこかから飛んできた種かはわかりませんが、ここで芽を出したムクゲが3年か4年たってようやく明日、初めての花を咲かせそうです。
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 花弁は白だということはわかるのですが、花芯が真っ白なのか、それとも我が家で咲いているムクゲのようにソコベニと呼ばれる紫の模様が入っているのかが、明朝明らかになります。ちょっと楽しみです。

 こちらは明朝採り入れて食べることになるキュウリです。
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 自分でキュウリを栽培していると、店では決して手に入れることのできない巨大なキュウリや未熟なキュウリを味わうことができる楽しみがあります。特に未熟なキュウリのおいしさは格別なものがあります。

 こちらは水盤の中にボウフラ退治を兼ねて入れたキンギョです。
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 残念ながら5匹導入したものの、生き残っているのかこの一匹だけです。

 そして最後は、日中(といっても午後4時頃)に出ていた白い月です。
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 月には月齢や天候などと関連付けていろいろ風流な呼び名があるのですが、明るい時間に見える月の呼び名は早朝なら「有明の月」という粋な名前があるのみで、午後の明るい時間に見える月には「昼の月」くらいしかないようなのは不思議です。

 昔の人も、この時間帯にはのんびりと風流なことなどはやっていられなかったということなのかもしれませんね(^^;)。
by stochinai | 2013-09-14 22:54 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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