5号館を出て

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冬至2日後ついに太陽が山に沈む瞬間に立ち会う

 いろいろやっているうちに、冬至から2日もたってしまいました。22日の冬至の日の出は7時3分、日の入りは16時3分でしたが、今日もあまり変わらず日の出が7時4分、日の入りが16時4分です。

 今日まで、なんども冬至の頃に札幌で西の山なみに沈む太陽がどのあたりの山に沈むのかを目撃しようとまっていたのですが、昼間には晴れていてもなぜかコジョ時間になると雲が太陽のまわりに集まっていることが多く、今日までまったく見ることができませんでした。

 ところが今日はその時間帯に太陽のまわりには全く雲がなく、部屋の中にまで水平に西日の強い光が差し込んできていました。

 まぶしさをこらえながら、太陽が山に隠れる瞬間を待ち、ついに捕まえました。
冬至2日後ついに太陽が山に沈む瞬間に立ち会う_c0025115_18581776.jpg
 沈む太陽の右側には独特の形の山頂ではっきりとわかる神威岳が見え、左側には砥石山、そのちょうど中間点のあたりに太陽が沈んでいきます。今まではもっと左側の砥石山山頂あたりに沈むものと想像していました、意外なほど北側に沈むことが確認できました。

 ここまで沈むともう「つるべ落とし」です。わずか30秒後にはこおkまで沈みました。
冬至2日後ついに太陽が山に沈む瞬間に立ち会う_c0025115_18581541.jpg
 おそらく、冬至に日にもほとんど同じあたりに沈んだものと思われます。

 さっぽろで何十年も夕日を見てきたつもりですが、冬至に太陽が沈む山を確認したのは初めてのような気がして、なんだか嬉しい気分です。

 さて、昨日一昨日とかなり雪がふったのでいろいろな景色が変わってしまった札幌です。

 正午くらいに手稲山を見ていると、アンテナ群が林立する手稲山山頂の右側にあるちょっと低い峰(おそらく「ネオパラ」と呼ばれている頂だと思います)にしろいものが点々と見える気がします。
冬至2日後ついに太陽が山に沈む瞬間に立ち会う_c0025115_193656.jpg
 ちょっと望遠にして寄ってみると、どうやら高い針葉樹が雪で白く化粧しているもののようです。

 ピントが甘々ですけれども、こんなふうです。
冬至2日後ついに太陽が山に沈む瞬間に立ち会う_c0025115_193597.jpg
 おりしも今日はクリスマス・イブ。それに合わせて山にクリスマスツリーが出現したような感じです。誰も見ちゃいないでしょうが、こちらもなんだか見て得したような気がします。

 どなたさまもメリー・クリスマス!
by stochinai | 2013-12-24 19:07 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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