2015年 01月 12日
日の出の瞬間だけの太陽観察
今日はハッピーマンデーの「成人の日」です。いつもの月曜日に比べると遅い時間になりましたが、それでも太陽より早起きするのがそんなに苦にならないほど、今の時期の太陽はゆっくりと登ってきます。
カーテンを開けると、真正面にあるお宅あたりがもっともまぶしく輝いています。先月の22日の冬至には右側に見えるお宅の屋根の上に登ってくるまで太陽が見えなかったことを考えると、日の出の位置はずいぶんと北に移動していることが実感できます。
幸い気温もそれほど低くはないので、窓を開けたまましばらく日が登ってくるのを観察することにしました。
よく見ると、空は雲に覆われていて、太陽が登ってもすぐに雲の中にはいってしまうような状況で、この後も太陽が見え続けるかどうかと不安に思いながら見ていると、太陽の位置はなんとなくわかってきそうな雰囲気でした。
煙突の向こうのアンテナがまるで十字架に見えてくるほど、どんぴしゃりのあたりに太陽が登ってくるような気配です。
どうでしょうか?
太陽ははっきり見えなくとも太陽の位置だけは確認できる像だと思いませんか。
この後、太陽はどんどん光の強さを強めてくるのですが、同時に雲も厚さを増しながら下がってきたようで、太陽の位置を確認することすら難しくなりました。
というわけで、今朝見た太陽がほんとうに今の時期の太陽の位置を反映したものなのかどうかは半信半疑だったのですが、不思議なことにあるいは幸いなことに、昨年(1月15日)も一昨年(1月15日)も同じような時期に同じような朝日の昇る位置についての記事をここに書いており、今朝見た太陽の昇る位置についての観察は間違いのないものだったと確認することができました。
毎年毎年、同じような時期に同じような記事を書いているという私の進歩のなさも暴露されてしまいましたが、逆に毎年この時期に同じようなことに感嘆しているということで、自然の周期というものが我々人間の小さな営みを越えて訴えかけて来るほどの強さをもったものだという、いわば大自然の中で生かされている自分と地球(あるいは宇宙)との関係の不思議さを改めて噛み締める思いになってもおります。
さて、明日はまたまた大学が月曜日の時間割で進行することになっており、朝一番からの講義が待っております。
のんびりと英気を養って明日に備えたいと思います。
by STOCHINAI
| 2015-01-12 20:22
| 札幌・北海道
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