5号館を出て

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この冬、最悪の一日

 先週末から続いている悪天候ですが、昨日はなんとか自転車で大学を往復できたので、今日はもっと良くなるだろうと思っていたのですが、大変な一日になってしまいました。

 今日一日を占う朝日は実は見えなかったのです。

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 朝日が登ってきたことはわかったのですが、かろうじてどのあたりに太陽があるかはわかったのものの、朝日ののぼる上空はさらに厚い雲で覆われていました。

 と若干の不安は感じつつも、外に降り積もった雪は10センチにも満たず、サササーッと片付けて久しぶりに灯油タンクに灯油を入れてもらったあたりの9時頃からだんだんと雲行きが怪しくなりました。

 私としては、灯油がはいった時点で大学へ出ようと思っていたのですが、そこからどんどんと雪が降り積もってきたのです。その降り方たるや毎時10センチ以上だったと思います。これでは、もう一度除雪しないと出かけられないと思い、除雪を始めたのですが、除雪する端から降り積もります。

 この分では、今日は大学へは行けそうもないので有給休暇を申請しようかと思い始めていた頃に雪が小降りになり始め、私の除雪も一段落することができました。

 まだ降ってはいたのですが、我が家のまわりはなんとななったので、それ以上状況が悪化する前に逃げ出そうという気もあって、こそこそと出かけた時の玄関先がこれです。

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 また、数センチは積もっていたのですが、見て見ぬふりをして出かけました。

 我が家の近くの歩道橋はロードヒーティングをしているのですが、とても間に合わない感じが見てとれます。

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 この後、バス停に行ってびっくり。

 いつもなら、せいぜい10人が並んでいれば「多いな」と思うバス停に、なんと50人以上の人が並んでいます。バスもほとんど動いていないのです。

 ようやく来たバスにも乗れたのは半分くらい。結局、私は1時間近く並んでようやく乗れました。寒いのなんのとかの不平不満をいう気分よりは、バスに乗って凍死せずに済んだ幸せを感じるレベルでした。

 結局、バスの中でも地下鉄の中でも暖かくまではなれずに大学へ着きました。どんなに厳しい天候でも、雪が止んでしまえば「美しい風景」が拡がりのが冬の矛盾です(笑)。

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 右に見えるのが中央食堂ですが、見ていただきたいのは手前の雪山です。

 ようやく理学部にたどりつき、玄関で振り向いて最後の一枚。4号館です。

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 こちらも結構降ったようですね。

 と、この後も降ったり止んだりを繰り返し、ようやくこの時間になって雪は打ち止めになってきたようにと思われます。

 では、そろそろ帰ろうと思いますが、普通に家に帰りつけるか、家を掘り出さなければならなければならないのではないかという不安がまったくないわけではない今日なのでした(ちょっとだけ笑)。
by STOCHINAI | 2015-01-20 20:31 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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