5号館を出て

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目まぐるしく天気の変わる一日

 朝は朝日が出ていました。もはや粘菌が出ても驚きはしません。朝日を浴びてきれいな粘菌です。

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 実はこの写真を撮るためにカメラを取りに戻っている隙に、シャッターチャンスを逃してしまったのです。粘菌はいつものススホコリですが、今朝はその粘菌を食べるものを発見しました。この写真にはたまえにハエが一匹写っていますが、これではありません。まあ、また出てくるだろうと何回か見にいきました。

 そして、撮れたのがこちらです。

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 ワラジムシが粘菌(の子実体?)を食べているのです。ちょっと前に見た時には3匹ほどが食べていました。この写真はワラジムシですが、ダンゴムシも食べていたような気がします。

 粘菌自体が生態系ではキノコなどと同じ分解者ですので、さらにそれを食べる動物がいるのはちょっと意外な気もしますが、キノコを食べる動物もたくさんいます(ヒトも!)ので、まあそれはそれなりに納得できます。いずれにしても、粘菌をめぐる食物網が見えてきたのは楽しいことです。

 このちょっと後で、空には雲がどんどんと厚くなりあれよあれよという間に豪雨になってしまいました。稲光と雷も騒ぎ出し、ちょっとは怖い気分になりました。

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 豪雨を静止画で表現するのは難しいのですが、ところどころに見える強い縦線でそれを感じていただけると幸いです。

 豪雨といっても風もなく気温もそれほどひくくないので、植物は嬉しそうにも見えます。こちらはモクレン(マグノリア)の新しい蕾です。

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 さすがにこの雨の中で自転車は無理そうだったので公共交通機関で行きましたが、地下鉄を出たところでは太陽もでていて、「キツネの嫁入り」状態の天気でした。

 その後も太陽が出たり、隠れたり、雲が厚くなったり、薄くなったりと落ち着きのない天気が続きましたが、朝のような豪雨と雷はなくなったようです。ちょっとは期待して雷と稲妻を動画で撮ろうかと思ったのですが、それは実行できませんでした。

 というわけで、こちらが午後5時半のレーダー画像です。

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 道東のほうはまだまだかなりの豪雨状態のようです。どうかお気をつけて・・・。

 それから1時間、こちらはすっかり穏やかな初秋のたたずまい。気温もぐんと下がって涼しくなりました。夕日が1本目のポプラにかかると秋を感じます。

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 明日も天候は不安定(つまり、時間を指定しての天気予報は無理)なのだだそうです。

 講義もないので、そんなに無理して出てこなくてもいいといえばいいのかもしれませんが、試験の採点などを家でやるわけにもいかず・・・です。
by STOCHINAI | 2015-08-11 19:58 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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