5号館を出て

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「えぞホネ団Sapporo」のおさわり体験に行ってきました

 MARUZEN&ジュンク堂書店で展示は毎日見ることができるのですが、えぞホネ団の団員(団長も!)による解説付きでサンプルをさわり放題にできる「おさわり体験日‼(基本土曜日の 4月-2日、9日、16日、23日。5月-7日、14日、21日)」ということで、本日満を持して行ってまいりました。


 場所がMARUZEN&ジュンク堂書店の地下一階ということで、勝手に写真を撮りにくいシチュエーションだったので、写真は撮っておりませんが、こちらで確認してください。


 私としては小さなカメの透明骨格標本が気に入ったのですが、団長さんイチオシはやはり「まぐねっ豚(マグネットン)」と命名された豚足の骨格標本を磁石で再構築できるものなのだそうです。(写真を撮れなかったので「えぞホネ団」からお借りして再掲します。)

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 なぜに団長さんがこの「まぐねっ豚」に思い入れが深いのかは知る由もありませんが、作るのがたいへんというだけではなく、幼稚園児から大人まで、バラバラになった豚足の骨格を磁石の力を借りてピタリと再構築できる気持ちの良さ、ならびに足のホネがいかに精密に組み合わせれてできあがっているかを認識できる「教育モデル」としての素晴らしさを強調されているようでした。

 確かに値段はちょっと張るかなとは思いましたが、作られる過程の大変さ、できあがったモデルの教育的意義の高さ、さらには素朴に楽しいエンターテインメント性を考えると「大人なら買える」と思わせられるものだと思いました。

 数に限りがあるので、あっという間に売り切れる恐れがあるので、小中学校の先生などで授業に使ってみたいと思われた方などがいらっしゃいましたら、できるだけ早い機会にMARUZEN&ジュンク堂書店の地下一階に行って、まずは手に入れておくのが良いかもしれません。世界中探しても、ここでしか手にはいらないものだと思いますので。

 私的にはこのカメの透明骨格標本が気に入って、どんなに高くても買いたいと思ったのですが、残念ながら非売品のようでした。(こちらの写真もえぞホネ団さんのものをお借りしています。)

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 実物の標本のすごさは、これを顕微鏡でどんどん拡大していっても、いくらでも精密な実体が見えてくることなのだと思います。そっくりな絵を描くことはできるでしょうが、どんなに精密に描かれていても絵を拡大して見えてくるのは絵の具にすぎませんが、こうした実物標本であるならば拡大すればしただけ本物の実体が見えてきます。その気になれば、100年後にこの標本からDNAを取り出した再調査することもできる可能性があります。

 本物の標本にこだわる「えぞホネ団」の活動は、作っている本人の意図をはるかに越えたところで、生物学的にみても非常に意義の高い科学的な活動なのだと思いました。

 そういう意味で私は「えぞホネ団」の活動のサポーターになろうと決心した一日でもありました。


 楽しい2時間ほどを過ごさせていただいて家に帰ってみたら、このあたりでももっとも春の遅い我が家の庭でもクロッカスがようやく咲いていたことに気がつきました。

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 明日はまた天気が下り坂になって、クロッカスも花を閉じてしまうかもしれません。







by STOCHINAI | 2016-04-16 21:56 | 札幌・北海道 | Comments(0)

風わたり泥も乾きて春の草             嵐雪


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