5号館を出て

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インフルエンザA型でした(12月23日分)

 昨22日は発熱直後だったいうこともあり、インフルエンザの確定診断はしていただけなかったのですが、翌日になっても熱が下がらなかったため昨日のお医者さんの勧めに従って休日にもやっている「救急病院」を「非救急患者」として受診することにしました。救急患者さんがたくさんいたら迷惑な話だと思って恐る恐るの訪問だったのですが、幸か不幸か昨日はものすごい雪の一日でわが家の比較的近くにある大きな病院に行ってみるとほとんど患者さんはおらず、すぐに見てもらえました。

 インフルエンザの型判定は、鼻の中に長い綿棒を突っ込まれて採取した検体を調べることで、インフルエンザかどうか、さらにA型かB型かがわかるのですが、この検査は発熱から12時間以内だと偽陰性が出やすいので良心的なお医者さんは対応してくれません。経験者の方も多いと思いますが、一般社団法人社団法人日本臨床検査薬協会さんのサイトから検査方法を示したわかりやすい図を引用させてもらいます。

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 私としてはインフルエンザかどうかと、昨日いただいた「しゃっくり止め」の薬がなくなったので、その追加をいただければそれでよかったのですが、とりあえずここは休日対応の「救急病院」なので特に「超高熱」というわけでもない38℃くらいの「風邪患者」として簡単に対応するのもプライドが許さないのか、非常に丁寧にみていただきました。インフルエンザ以外にも細かい血液検査をしていただき、待ち時間に生理食塩水の点滴までありました。お医者さんとしてはやはり「しゃっくり」が気になったようで、しきりと「肝臓」を気にしていました。

 家に帰って来てから「肝臓」と「しゃっくり」を検索してみると、なんと「肝臓がん」の疑いも考えておられたようです。これは、予想外でしたが、肝臓がんとしゃっくりに関連があるという事実には驚きました。しゃっくり、あなどるべからずです(笑)。

 それでも血液検査の結果、肝臓機能にまったく問題がなかったことと、点滴をしているうちにしゃっくりが止まってしまったことで、お医者さんはちょっと肩透かしをくらったようではありましたが、「まあ、A型のインフルエンザですね」ということで、しゃっくりに関しては昨日の先生とは異なって精神安定剤的な薬ではなく漢方薬を処方してくれました。

 ツムラの68番「芍薬甘草湯エキス顆粒」です。

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 これがよく効いたのか身体が回復基調にあるということなのか、しゃっくりは今朝の未明くらいにほぼ治まりました。発熱などよりつらかったのがしゃっくりだったので、これには助かりました。この薬の効能はこちらによると「急激におこる筋肉のけいれんを伴う疼痛」なのだそうで、しゃっくりは横隔膜に急激に起こるけいれんで、たしかにひどくなると疼痛も感じます。漢方薬はなかなか奥が深いものだと思いました。

 さて、気になっていたインフルエンザとしゃっくりですが、ちょっと考察してみます。まず、インフルエンザと普通の風邪の違いを表にしてあるものがあったのでこちらからお借りします。

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 これをながめても風邪やインフルエンザとしゃっくりの関連はあまり見当たりません。22日の先生の見立てどおり、血液中の電解質が大量の発汗によって失われて、それにもかかわらず熱が下がらないというのは普通の風邪ではなくインフルエンザの特徴のような気もします。そういう目で23日に行った血液検査の結果を見てみるとたしかに血中Na量が低下していました。また、生理食塩水を点滴することでそれが補充された結果なのか、点滴によってしゃっくりが治まったというのも納得できる結果です。

 今回の「しゃっくり事件」はつらかったですが、インフルエンザの症状のひとつだと考えると、「発汗があっても体温が下がらず、血液中の電解質低下によりしつこいしゃっくりが出ることがある」というのをインフルエンザの一症状ということでウェブの片隅のここに書き残しておくことで、今後どなたかが検索してたどりついて来る可能性もあり、意外と一般的な症状であることになれば、それはそれでこの記事もムダにはならない可能性もあるのかもしれません。







by STOCHINAI | 2016-12-24 15:54 | Comments(0)

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