5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

灯油価格がどんどん上がる

 昔は石炭や薪も暖房に使われていましたが、現在はそれらの割合はほぼ誤差範囲になるくらい少なくなって、北海道の家庭の大多数は灯油で暖房をしていると思います。

 灯油での暖房は室内というより各家庭の屋内全体を温めるというパターンが多いので、冬期の灯油使用量は南に暮らしている方からは想像できないくらいになっていると思われます。

 わが家でも温水で家屋全体を集中暖房しているだけではなく、居間には小さな補助暖房を入れてあります。浴室や台所などで使う温水の瞬間湯沸かし器も灯油で、それに屋外で使う融雪機(今は倒産した会社が作っていたモンスターという製品)も灯油ですので、雪が多く寒い冬には灯油の使用量はかなりのものになります。(概算ですが、だいたい10日で100リットルというところではないかと思います。毎日10リットルということですね。)

 わが家では灯油を購入する時には、小型のタンクローリーで配達してもらって、屋外にある2つの灯油タンクに入れてもらいます。タンクは400リットルのものと200リットルのものがありますので空っぽになってから満タンにしてもらうと600リットルになりますが、空っぽになってから入れてもらうというのは灯油がまったくない状態になるおそれがあり、これは厳寒期には生命に関わる危険な状況ともなりかねませんので、だいたいタンクの内容量がが3分の1から4分の1くらいになると配達してもらっています。

 600リットルの3分の2で400リットルということになりますが、それでも一度に購入して支払うと結構な額になります。その灯油の価格が昨年の暮から急に上がってきていており、ちょっとしたパニックになりそうです。

 灯油は少量ならタンクを持参して買いに行くこともできます。タンクは20リットルのビニールのものが多いですが、それにいっぱい灯油を購入すると昨年の秋の頃は1リットル60円くらいだったのでタンクあたり1200円くらいでした。

c0025115_20505981.jpg

 それが昨年の暮の頃から急上昇しており、今はリットル80円位になっています。60円の時には1200円だったものが、今は30%上昇して1600円というわけです。

 灯油を配達してもらうとちょっと高くなりますが、大量に購入することもあって、リットルあたりの価格はそれほど違いません。こちらが配達価格の推移です。

c0025115_20505611.jpg

 もちろん大体同じ感じで値上がりが続いています。20リットルのタンクで買うときには1200円だったものが1600円ということで、まあ高いは高いですが、なんとか納得できないこともないのですが、もしも400リットルの購入ということになると24000円だだったものが32000円ということになり、一回の支払いでそのくらいの差が出てくると「ウヒャー」という感じになってしまいます。

 この1年は灯油並びにガソリンも安い時期だったので安心していましたが、実は2年前の冬には灯油1リットルが110円という時もありました。そうなると400リットル入れてもらうとなんと44000円払わなくてはならないということになっていました。

 灯油の価格はほぼ原油価格と連動して動きますので、ガソリンの価格とも並行して変わります。我々の生活に非常に影響の大きい灯油とガソリンの価格は北海道では生活関連価格として多くの人に注視されています。

 こちらが過去8年間のガソリン、軽油、灯油の価格変動グラフです。

c0025115_21063363.jpg

 価格は右肩上がりでじわじわと上がり続け、2年前のピーク期には本当に大変でした。でも、その冬が終わる頃に原油価格が急落し、その後しばらく落ち着いていたのですが、ガソリンや経由は1年前からまたじわじわと上がり始めてきていました。

 暖かい季節には需要が少ないことが原因してか、灯油は秋になるまでほとんど値上がりしていなかったのですが、寒さの訪れとともに一気にガソリンや軽油のレベルにまで追いつこうとしているように上がってきました。

 北海道にとっては冬の灯油代は命に関わるものですのでそうそう切り詰めることのできない、いわば生命線とも言えるものなのでこの価格高騰が北海道経済に及ぼす影響はとても大きなものがあります。

 この冬、灯油の高騰が北海道の経済を直撃していることを全国の皆さんにも知っていただきたいというのが本日の「主張」ということになります(笑)。原油価格は国際的な動きの中で決まるものですから、そう簡単に対処できないものであることはわかりますが、寒い北国にとってはほんとうに切実な問題なのであるのでした。







by STOCHINAI | 2017-01-19 21:30 | 札幌・北海道 | Comments(0)

今日二つ三つ朝顔の通り道          稲畑廣太郎


by stochinai