2017年 02月 10日
「科学と芸術のあいだ」に何があるのか(「アートが北大を変える」のか)
というわけで夕方から始まるシンポジウムに行ってきました。
最初はCoSTEP教員の朴さんのオープニングトーク「北大で芸術祭ってなんだ?」
さすがにしっかりしたトークで感心しました。日本人でもこれだけ日本語で語れる人はそんなに多くはないと思います。
言いたかったことはこれに尽きるのかもしれません。
素晴らしかったと思います。
続いて早稲田の岩崎さんの基調講演「「表現としての科学」の可能性から科学を再考する」。
さすが早稲田大学だと思いました。北海道大学ではとうてい許されないであろう自由な「研究」が繰り広げられて楽しいことこの上もありません。
そしてお待ちかねのトークセッション「音とノイズのあいだ」。タイトルに意味はありませんでした(笑)。
まあ、年齢やジェンダーのことを考えると大友さんがしゃべりまくり、岩崎さんがそれを受け、相馬さんがときおり絡むというのは、お約束の展開だったかもしれません。
それでも相馬さんが研究の話を始めた時に、岩崎さんが壇から降りたのに続いて大友さん朴さんが降りたのはトークセッションの暖かさを示すエピソードになったと思います。
こちらが相馬さんが話し始めた時。みんな壇上にいます。
そしてこちらがしばらくしてから、相馬さん以外は誰も壇上にいなくなりました(笑)。
というわけで、あまりにも大きなテーマで始めましたので、当然のごとく結論には至りませんでした。
飲みながらの雑談のようなトークセッションでしたが、それが今回の「目玉」でもあったような気がします。そのまま、総合博物館での懇親会になだれ込み終了となりました。
久しぶりに真夜中に北大を去ることになりましたが、きれいに除雪されているのが印象的でした。
by STOCHINAI
| 2017-02-10 22:59
| 大学・高等教育
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