5号館を出て

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この春最初の花の蕾

 今朝はマイナスになったようですが、太陽の出現とともにぐんぐん気温が上がり、最高気温は7℃(13:46)になりました。さすがにもう大丈夫だろうといくつかの鉢は部屋から玄関へと移動させました。強そうなものは庭に出しました。

 作業中に発見したもの。

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 今年見た初めての花の蕾です。シラー(Scilla bifolia)です。こぼれ種から生えてきたものらしく、去年から予期せぬ場所に出てくるようになりました。

 それまではこちらがメインの株の集団が生えていた場所だったのですが、こちらはムスカリに覆われてしまっていまいました。とおもったら、秋から伸びているムスカリの葉に負けずにこちらでも蕾をつけた芽が伸びていました。

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 先ほどのシラーを反対側からみていると、株の数も増え花の蕾もひとつではなく2つ見えますね。

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 このくらい暖かくなると庭仕事のことを思い、なかなか落ち着かなくなりますが、さすがに今年はまだ雪が残っているところが多いので、あと1-2週間は本格的な外の作業は始まらないと思います。

 とはいえ東京の方からはサクラの開花の便りも聞こえてきます。昨日から季節は第11候「さくら はじめて ひらく」になっています。東京ではこの72候に従って季節が進んでいくのですね。ちょっと感動します。

 というわけで、今日の最後の写真は「くらしのこよみ」から、旬のさかな「サヨリ」です。今日も英語版でいきましょう。

この春最初の花の蕾_c0025115_21334309.jpg


 サヨリは下顎が極端に長い不思議な口をした魚ですが、英語ではそのまんま Japanese Halfbeak 半分のくちばしと呼ばれています。

 「くらしのこよみ」では、「ぜひとも刺し身でいただきたい」と書いてありますが、刺し身は食べたことがありません。でも、燻製や干物で食べた時のおいしさは格別でした。いつかは刺し身をいただきたいと思っています。







by STOCHINAI | 2017-03-26 21:38 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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