5号館を出て

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南南東の風冷たく強し

 最低気温は3.9℃で最高気温が7.5℃と気温的には寒くはないはずなのですが、メチャクチャ寒い一日となりました。一日中太陽が出ないことと、日中はずっと風が強いことが原因でした。

 札幌は午前7時頃から午後7時ころまで10メートルを越える強い風が吹き荒れました。南南東からの風なので、本来ならば暖かい風が吹いてきてもいいはずなのですが、冷たい風でした。

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 写真右のベーリング海に大きな低気圧があり、左巻きの風が吹き込んでいます。日本の東の太平洋にはその低気圧に吹き込む南の風が吹き、北海道へは南南東の風が吹き込んでいます。

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 それだけならそんなに冷たくならないのかもしれませんが、日本に向けて大陸から北西の風が吹き付けています。おそらく大陸からの冷たい空気が日本の東沿岸で南の風に巻き込まれて南からの風であるにもかかわらず冷たく、しかも強い風になったのだと思います。

 外は寒くて強い風が吹き荒れていますので、本日は外の作業はほぼ中止ということで家にこもっていました。

 というわけで、今日は室内から奇跡のコチョウランをご紹介します。

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 一見なんの変哲もないコチョウランの蕾ですが、これが奇跡なのです。

 去年の夏頃から我が家の玄関で咲いていたコチョウラン。最後の花が落ちたのは年末に近い頃だったと思います。寒いこともあって室内に取り込むとともに花を咲かせていた茎も根本から切り落としました。とはいっても、立派な茎だったので発根することはないだろうと思いながらもゴミ箱に捨てるのも忍びなくコップに挿しておいたのです。

 するとどうでしょう、茎の一部から新しい花芽を着けた茎が伸びだしたのです。

 まさかと思っていましたが、その新しい茎の先に花芽がひとつ着いてそれが膨らんできました。花が咲いたら奇跡だと思っていましたが、どうやら花になるくらい蕾が発達してきたようです。

 こちらが今日の全体像です。

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 花の落ちた茎の下方から新しい茎が伸びてきて先っぽに花芽が着いたのです。

 不思議なことにこんなに花芽ががんばっているのに、茎には発根する気配すらありません。

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 切り取られたまま、水に挿さっているだけです。

 それでも、そろそろ花芽が弾けそうになってきています。

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 ランというのは一般の認識とは逆に、意外と強い植物なのかもしれません。







by STOCHINAI | 2017-04-08 21:17 | 札幌・北海道 | Comments(0)

ひとくきの 白あやめなり いさぎよき     日野草城


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