5号館を出て

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リラ冷え

 今日は最高気温が12.3℃までしか上がらず、風も強く、雨もちらつく、寒い日曜日となりました。

 札幌ではサクラが終わるとすぐにライラックのシーズンになります。サクラが咲く時に冷えると本州の方では「花冷え」というようですが、札幌ではその後のライラックのシーズンもまだ寒いことが多く「リラ冷え」の方が言葉としては似合っている感じがします。

 今年の「さっぽろライラックまつり」も17日から28日までの日程で始まるようです。ライラックまつりの日程が決まってもライラックが間に合わない年もあれば、花が終わってしまう年もありということで、サクラと同様に花との同期はそれほど期待できないのがこのおまつりの宿命だと思います。

 今年はちょっとライラックは遅れ気味なのかもしれませんが、我が家にはサクラもなければライラックもありません。

 ということで例によってパブリックドメインのライラックを探してみました。

 最初に見つかったのがこれです。

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 1890年ころの園芸書からのものというくらいしか情報が得られませんでしたが、花の解剖図が載っているところをみるともともとは植物図鑑用に描かれたもののような気がします。


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 かなり芸術性の高い図版ですが、さすがに公立図書館だけに書誌情報もしっかりしています。

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 そして最後はPinterest経由の図版です。

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 このあたりになると著作権処理がどのくらい正当性があるのか、ちょっと疑問がないわけではありませんが、雰囲気からいって上記の2種類のものと同年代のものであることが感じられますので、まあ大丈夫だと思います。

 逆にこのくらいのものになると著作権侵害というよりも、利用されることもなく埋もれてしまうことのほうがもったいないと思われますので、なるべく早い時期に書誌情報などが参照できるようにどこかでリンクされることのほうを期待したいところです。

 いずれにしてもライラックは古くから世界中で愛されている花であるらしく、それが札幌の気候に合って毎年美しい花を咲かせてくれることに、なんとなくグローバルな連帯感を感じる春でもあります。






by STOCHINAI | 2017-05-14 23:01 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の暮の背中淋しき紅葉哉            小林一茶


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