5号館を出て

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サクランボの種をかじると死ぬ恐れあり

 北海道らしい涼しく明るい朝になりました。玄関前のブライダルベールの花もこの夏で一番と思えるくらいたくさんの花が開いていました。

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 いろいろと雑用や書類作成の締切が近づいてきているため、日曜日でいい天気だというのにかなりこもりっきりの一日となりました。

 それでもネットがあると世界のニュースからは切断されることがないので、相変わらずファイターズが負け続けていることとか、ホリエモン・ロケットが失敗したこととかもリアルタイムでチェックしていました。

 それでも夜になって気がついたこのBBCニュースにはちょっとビックリさせられました。

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 イギリス・ランカシャーの男性がサクランボの種を3粒噛み砕いて食べたために青酸中毒になり、病院に搬送されたというニュースです。(事件が起こったのは、今月の17日のことだそうです。)

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 普通の人はサクランボの種は噛まずに吐き出しますので、それを噛み砕いてさらに飲み込むというのは珍しいケースだと思いますが、この男性はなんとなく興味があったので噛んでみたというのです。それも、たった3粒のことです。噛んだ時にはアーモンドみたいだと思ったそうですが、3つ飲み込んだ後で突然からだがだるくなり気分が悪くなったということ、すぐにネットで調べてこれは中毒かもしれないと思い、奥さんに病院に運んでもらいました。

 病院ではすぐにこれは青酸中毒ということがわかったそうで、解毒剤を処方され事なきをえました。

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 サクランボの種はアミグダリンという物質を含んでおり、それが消化管内で青酸に変わり、中毒を引き起こします。ひどい時には死に至ることも知られているそうです。

 ネットで調べてみると昨年の春に「サクランボの種を5粒食べると死ぬかもしれない」という議論が巻き起こっていたようですが、中国の医師が「体重60キロの成人が中毒症状を起こすには2.4キログラムのサクランボの種を食べる必要がある」と説明して否定している記事が見つかりました。

 サクランボの種類にもよるのかもしませんが、今回の事故を考えると5粒のサクランボの種でも噛み砕いて飲み込むことはやはり生命の危険を招く可能性がある危険な行為なのかもしれないと思われます。

 北海道にもたくさんあるイチイ(オンコ)の実に関しても、樹皮などに強い毒性が指摘されております。私も子供の頃にたくさん実を食べた記憶がありますが、種をガリガリと噛んだことはありません。ひょっとすると、こちらに関してもガリガリと噛むと生命の危険性があるかもしれませんので、身近にいる子供さんなどが食べているところなどを見かけたらちょっと注意してあげるのがよいと思います。

 身の回りには危険がいっぱいですね。







by STOCHINAI | 2017-07-30 21:54 | 生物学 | Comments(0)

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