5号館を出て

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北海道博物館と開拓の村

 北海道博物館は開設してから行っていませんでしたが、今日はあまりにも良い天気だったのであっさりと行くことに決まりました。

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 入ってみるとなんとなく初めて会ったという気がしないマンモスが出迎えてくれました。

 こちらはナウマンゾウの足。

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 本当に今日行ったことの証拠写真も撮ることができるようになっていました。

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 北海道の先住民族が使っていたクマの彫り物がついたスプーンは気に入りました。

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 あちこちで小学生の集団に出会いましたが、短い時間で思い出を持って帰れるといいのですが、必至に課題のスケッチだけをこなすので精一杯だったかもしれません。

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 アイヌがトリカブトの毒を使っていたのは知っていましたが、アカエイの毒も使っていたのはここで知りました。どのくらいの効き目があったのか気になります。

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 こちらにあるストーブは私が小学生の頃、我が家でも使っていた記憶があります。

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 というわけで、博物館は先史時代から現代までの北海道をつないでくれました。

 続いて、北海道開拓の村へ。冷静に考えるとアイヌから北海道を奪い取った後がこの開拓の村の歴史になるのかもしれませんが、アイヌにしてもその前にいた先住民から北海道を奪い取ったのかもしれません。このあたりのことはまだまだ明らかにされるべきことがたくさんありそうに思えました。

 開拓の村では穀物が実っていました。これはアワ。

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 そして、アマ。

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 開拓の村にある建物は、北海道の田舎に行くとまだ現役で見られるのと同じものが並んでいる気がします。

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 この化石時代から現代までがつながっていることを実感させてくれるのが自然史博物館の大切な役割だと感じさせてくれるいい展示でした。そして、その隣に今へとつながる親や祖父母・曾祖父母の時代の北海道が実物展示されている開拓の村が並んでいるのもなかなかいい感じです。

 これに、今北海道で生きている動植物の動物園・水族館と植物園が並んでいたら世界的に注目されるだけでなく、子どもたちも飽きずに楽しめる大パノラマランドができそうだとは思いましたが、お金と土地が足りないというのが最大の課題になりそうですね。







by STOCHINAI | 2017-09-05 22:30 | 札幌・北海道 | Comments(0)

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