2017年 11月 05日
なるほどニシキギ
これは昨日の朝、太陽がまぶしかった頃に撮った写真です。
落ち葉の掃除をしていた時に、ひときわ目を引く葉が数枚見つかりました。黄色の地の上に、赤い斑点が一面に浮き出しているように見えるものです。
木についている葉がこんなふうに色づいているものは見たことがなかったような気がします。それで、あちこちを探してみたところ、ありました。
これなんかはまさに同じ感じです。もうちょっと赤の領域が増えたものもありました。
な~るほど、こうして最終的にはこうなるのですね。
ここまで真っ赤になるとわかります。ニシキギです。
いろいろ探しているうちに、ニシキギの葉にはいろいろなバリエーションが多いことに気が付きました。
これは半分黄色で半分赤のものです。
こちらは、太陽の当たる陰になっていたところなのか、くっきりと黄色と赤が分かれて見えます。
こうし退路の変化を見ていて、どうしてこの木がニシキギ(錦木)と呼ばれるようになったかがわかったような気がしてきました。
こちらは茶道の時に使われる錦という布で作られた出帛紗(だしふくさ)というものだそうです。
どうですか?似ていませんか。ニシキギが紅葉する途中の葉の様子に?
私は昨日の朝に見た紅葉途上のニシキギの葉を見て、なるほどこれでこの木がニシキギと呼ばれるようのなったに違いないと妙に納得してしまいました。
なんだかスッキリした気分になれました。
ちなみにこちららニシキギの実です。これもなかなか特徴的な姿・形をしていて、これを見ると自信をもってニシキギと断定できるようになりました。
この実のなる姿も「錦」のように見えなくもないですね。
by STOCHINAI
| 2017-11-05 21:21
| 季節
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