5号館を出て

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燃え上がったアクティブラーニング最終日

 凍てついた朝でしたが晴れていました。

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 朝日は見えませんでしたが、火事のように見える向こうの林が印象的でした。よく見るとカラスの巣らしきものも「火」の左上のほうに見えます。

 数日前にコーヒーの実を収穫したばかりですが、今日はもう次のシーズンの花が咲き始めました。

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 花の向こうにはまだ昨シーズンの実が未熟のまま残っているものもあります。

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 昨夕、帰宅してきた頃に降っていた雪はその後止んだようで、窓の外に目をやると朝の積雪は昨日の夕方の時のままのようでした。

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 今日は頑張れば自転車にも乗れたかもしれませんが、最終日が終わったらお疲れさまの打ち上げがあるかもしれないということだったのでバスに乗りました。

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 日曜日だというのに札幌新道は車でいっぱいです。

 地下鉄に乗り継いで北12条駅で下車、北大構内へは北12条門からはいります。門に入る前に南を仰ぎ見ます。

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 実はこの後天候が崩れ、雪になったりもするのですが、ともかく朝のうちはまぶしく晴れ上がっていたのでした。

 本日は私の担当で、タイトルはN波さんが決めてくれた「ゲノム編集CRISPR/Cas9がもたらした未来」でした。午前中は座学で私の講義「ゲノム編集CRISPR/Cas9とは何か」と調べ学習「ゲノム編集CRISPR/Cas9ですでにどんなことがやられているのか」をやっているうちに昼食時間が来てしまいました。学生諸君は食事を忘れて検索に熱中していました、と、ここまではまあよくある「アクティブラーニング」の光景だったのですが、午後になって「ゲノム編集CRISPR/Cas9でやっていいこと、ダメなこと」のディスカッションに入ってからものすごい盛り上がりになりました。最初は4つのグループそれぞれの中で同じタイトルでディスカッションをしてもらい、無理かもしれないが、できるだけグループ内で統一見解を出してそれを発表し合うという場面に入ってからが、すごい盛り上がりになりました。最初に各グループ内で議論した時からすでに意見が割れる傾向があったのですが、それでも頑張って各グループでまとめ上げた意見を表に出して全体でのディスカッションとなったところから、グループ間というよりグループを越えた多くの個人間での鋭い意見のやり取りが止まらなくなったのです。

 時折、教員も介入しましたが、学生同士の議論がここまで盛り上がった光景を私は大学で初めて見た気がしました。最初は20-30分位も続けばいいかなという気持ちで設計した議論の時間が、予定の時間を越えて休み時間になってもまったく切り上げることができず、結局1時間以上かかっても収まらないので半ば強制終了せざるを得ないというところまで盛り上がりました。まさにアクティブな学習風景が繰り広げられたのです。

 今の学生は答があることに関しては極めてクールに対応して、答が見つかると淡々とそれを受け入れるというスタイルで学習することが多いように思いますが、今回のテーマのように答がなく、しかもまだ問題点すらもはっきりしていないことに関してはこれほどアクティブに立ち向かうことがあるのだと改めて感動させられました。

 参加してくれた学生達にも良い経験になったことと思いますが、教える側のこちらにしてもいろいろと教えられることがあった今日のアクティブラーニングでした。

 全体を取りまとめてくださっているO田先生が風邪ということで本日の打ち上げは延期になりましたが、私は奇妙な充実感をもらって熱くなった頭を冷やしながら北大構内を歩いて帰路に着きました。

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 疲れましたが、いい経験をさせてもらいました。









by STOCHINAI | 2017-12-17 22:23 | 大学・高等教育 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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