5号館を出て

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輪通し飾り無法

 父母の代から正月飾りとして我が家では、玄関に松飾り、屋内の各部屋に輪通し飾りを飾ってきました。その宗教的意義や作法について特に説明を受けた記憶はないのですが、なんとなく「そうするものだ」みたいには思っていました。他のお宅でどうしているかを気にしたこともありませんでした。

 それが今日、お向かいの家のベランダの引き戸の外側に輪通し飾りを発見して、ちょっとびっくりしてしまいました。

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 この飾りは室内専門だと今日まで信じていたのですが、どうやらそうではない伝統文化もあるようなのです。調べてみると、これは玄関の松飾りの簡易版なので玄関にかけてもいいのだという記述もありました。

 どうせ神道の信者であるわけでもなく、なんとなくお正月の風物詩みたいな感じで使うものですから、クリスマスケーキやハロウィーンのカボチャみたいに、自分勝手な解釈で適当に使ってもいいんじゃないかということで、我が家の無法的な輪通し飾りをいくつか公開することにします(笑)。

 まずはお風呂場です。輪通し飾りは水回りに使うことが多いようなので、お風呂場はけっこう正式な場所かもしれません。

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 でも、物干しにS字フックで引っ掛けるのっていいのでしょうか(笑)。次は茶の間のものですが、もともと壁飾りのチェーンがかかっていたところについでにかけてしまいました。

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 よく見ないとこの罰当たり加減は気が付かないかもしれません。続いて集中暖房のボイラー室。ここは普段は真っ暗なので、室内灯にランプに強引にかけました。

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 カレンダーの上にかけた部屋もあります。

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 これなどは、けっこうカレンダーの絵とマッチして落ち着きます(宗教的にいいのかどうかはわかりません)。

 そして、こちらはインド土産の壁掛けと重なっています。

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 これも見た目は悪くないのですが、ヒンズー教と神道の戦いが起こる恐れは感じます。

 とまあ、基本的に宗教的行事というよりは年始ファッションとして使っていることがバレバレなので、ご利益もそれなりにしかなさそうではあります(というか、あるわけない)。

 それでもお正月にお餅を食べたりするのと同じように何百年も続いている日本の文化のなれの果てのひとつの形ではあるのでしょうね。この先、どうなっていくのかについてはほとんど予断を許しませんが、人間の文化なんてそんな適当なものなのでしょう。

 人間の文化のいい加減さに対して、生物は置かれた環境で生きるか死ぬかの勝負を続けています。

 これは挿し木したフクシアですが、秋を越えても花が切れないのでかわいそうに思って室内に取り込んだところ、ずっと咲き続けているものです。

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 何を考えているのかわかりませんが、それなりに気分がいいのだろうと勝手に解釈しています。

 昨日一日真冬日になりましたが、今日はあっさりとプラスの気温に戻りました(とはいっても、最高気温がプラス1℃です)が、日照はゼロでした。太陽が恋しいです。








by STOCHINAI | 2018-01-05 20:26 | 季節 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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