5号館を出て

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シノブ

 多分、今日は年が明けてから一番の寒さの真冬日でしたが、それでも最低気温がマイナス8.7℃で、最高気温がマイナス1.4℃です。夕方からは雪が降り出しましたが、日中は昨日までと同様、日差しの暖かい一日でした。

 数日前にFacebookのBiodiversity Heritage Libraryで見つけたこの図版。

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 着生する茎の様子からまちがいなくシノブの仲間だと思います。解説ではこうなっていました。

Hare's-foot #Ferns (Davallia canariensis) for #FernFriday! #SciArt from James Britten, European Ferns (1879-81). Contributed for digitization by #HarvardBotany Libraries of Harvard University: http://s.si.edu/2EwTrxL

 Hare's-foot Fernsは「ウサギの足のシダ」という意味になりますが、最近はrabbit's foot fernと書かれていることが多いようです。hareもrabbitもウサギのことです。squirrel's foot fernという表記もみつかりますが、英語のWikipediaではdeersfoot fern, hare's foot fern, shinobu fern, rabbit foot fern, ball fernなどと呼ばれているものもあるようで、要するにウサギやリスやシカなど哺乳類の足のような茎をもったシダの仲間ということでいろいろに呼ばれているようです。

 上の図はヨーロッパのシダ類図鑑からのものですが、世界中に近縁のシダがあるようです。

 我が家にも100均で買ってきたシノブ(おそらく台湾原産のトキワシノブだと思います)があります。

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 ほったらかしにしていますが、元気に育っています。特徴的な哺乳類の足っぽい茎がこちらです。

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 その茎からいかにもシダらしい葉が伸びてきています。

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 本当に手のかからない植物で、乾燥と寒ささえ避けていれば、こうしてどんどん伸びていきます。最初に我が家に来たときには茎が2本で葉が3枚くらいだったと思います。2年位たってもこのくらいにしか成長していないのは私の世話が悪いのかもしれませんが、枯れもせずによく生き延びてくれています。

 今日もまた昼間の明るい光の中で植物の写真を撮りました。そろそろ花芽をのばしてくるはずのクンシランです。気持ちよさそうです。

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 そしてまた、今日もまた日向で寝呆けている武蔵丸の耳です。

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 ネコは太陽からやってきた天使なのかもしれないですね(笑)。









by STOCHINAI | 2018-01-13 22:33 | 生物学 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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