2018年 01月 14日
ミシェル・ファイファー
久しぶりに劇場で映画を見ました。
結論からいうと、上映時間の2時間は無駄にはならないと思います。大御所の俳優がたくさん出ていますし、世界中にネタバレしている筋で作られたものにもかかわらず丁寧に作られている画面は十分に楽しめるものになっていると思います。
2時間を感じさせないお話が終わりエンドロールになってからが、私がもっとも感動したパートになりました。
なんと劇中にも登場しているミシェル・ファイファーの歌が聞こえてきたのです。
エンドロールは長いのでこの歌だけでは持たず、続いて「オリエント急行組曲」が流れてきますが、思い返せばこのテーマは本編の中で繰り返し出てきていたもののようです。そちらもどうぞ、お聞きください。
さて、彼女が本格的に歌えるということは昔見た映画「The Fabulous Baker Boys」の中で実証済みだったので、エンドロールで歌声が聞こえて来た時にすぐに彼女の歌だとわかったのですが、The Fabulous Baker Boysの中に出てくるMy Funny Valentineはすごいです。
こちらもYouTubeで聞けますので、どうぞ。
ピアノは映画の中ではジェフ・ブリッジスが弾いていることになっていますが、実際はDave Grusinだそうです。もちろんミシェル・ファイファーは吹き替えなしです。
1958年生まれのミシェル・ファイファーは今年で還暦になるので、画面で見るとそれなりの年齢には見えますが、時折見せる美しさは年齢を越えたものを感じさせられます。
今から考えると30代から40歳前後が脂の乗った時期だったのか、映画にもたくさん出ています。私の個人的記憶ではこの頃の映画でロバート・レッドフォードと撮ったUp Close and Personal (邦題は「アンカー・ウーマン」)が記憶に残っています。その予告編もありました。
とまあ、映画のことよりミシェル・ファイファーのことだけになった感想でありましたが、ネットにはミシェル・ファイファーが生まれてから今までの写真をひたすらに並べたものもありますので、もしもお暇がありましたらこの20分のスライド・ショーをながめて見ると彼女がいかに美しく成熟し年老いてきたかがおわかりになると思います。
年を取ると映画の見方も斜めになってくるのかもしれません。スミマセン。
by STOCHINAI
| 2018-01-14 23:25
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