2019年 10月 28日
今期一番の冷え込みを更新
これからは来年の2月ころまで頻繁にこの言葉が聞かれるようになるのでしょうが、やはり聞くたびにブルブルと震えるような気分になります。
今日の巻頭写真は花茎が伸びる前に開き始めたクンシランです。
昨日まではまったく気が付かずにいましたが、この感じだと数日前から花は確認できたはずです。クリスマス・カクタスが咲いてきたので、そろそろ先っ走りのクンシランが出てくるかもしれないと気にはしていたのですが、こちらの注意力などをあざ笑うように咲くのが植物というものです。
今朝は日本中が寒かったようで、北海道ばかりではなく南は九州までの内陸や日本海側で今シーズン一番の冷え込みだったそうです。
これだけ冷えるということは晴れ上がって放射冷却があったということで、昼間も天気がよく、今度はぐんぐん気温が上がるところが多かったようです。
朝寒かったところは日中は10℃以上も気温が高くなったところが多かったようで、札幌も12℃近く気温が上がりましたが全体に寒いですから最高気温も15.7℃と決して暖かいとは言えません。
午後6時の天気図をみると日中までは日本中が高気圧に覆われていたところから南の海上の前線が九州にかかってきています。
というわけで、夜になって九州と四国の一部は雨になっているようです。
こういう一日だったので、札幌でも日中に日差しが入る室内は暑いほどに気温はあがりました。
例の水挿しのホワイト・ベルベットは今朝も一輪咲きましたが、あまりの日差しの強さに昼前には少ししおれかかっていました。
外の寒さで成長しきれなかったオジギソウの蕾もこの暑さの中で強制的に開花させられている感じですが、なんせ成長不良のままですのでしゃきっとした花にはならず、ちょっと気の毒な感じです。
外は寒く、中は暑いという異常な環境の中を急に移動させられた植物にとってはいい迷惑かもしれませんが、そのまま外に置いておかれて枯死してしまうよりはいいだろうということで我慢してもらっているところです。
外においてあったメダカはもう餌を食べなくなったので玄関内にいれましたが、キンギョは10℃以下になった外の水の中でまだ餌を要求してきますから同じ変温動物といえども耐寒性は随分違うものです。この先、メダカは室内にいれることになりますが、キンギョは時々凍る玄関内で冬を越してもらいます。
by STOCHINAI
| 2019-10-28 22:27
| 札幌・北海道
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