5号館を出て

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大人の飲み会

 今日は、昨日からこちらに「共同研究」に来ているW医大に勤務する後輩と、北大の****センターに勤務する研究室関係者と3人で大人の夕食会でした。

 昨日もCoSTEP代表を慰労するサプライズ・パーティで、ワインをしこたま飲んで、今日は朝から少々宿酔だったところへ、夕方からは高等教育機能開発総合センターのO先生の退職記念の講演会とその後のレセプションにも参加し、そこでビールを飲んでもそれほど回復せずではありましたが、わざわざ紀州から訪ねてくれた後輩とも旧交を温めねばならずということで、ヨドバシカメラのこっちにある小じゃれた居酒屋で、またまた黒ビール、ハーフアンドハーフ、そしてまたまたワインを2本開けてしまいました。

 大学に勤めるものの飲み会ですから、話は当然教育問題や学生問題、さらには教員のコミュニケーション能力、学生のコミュニケーション能力、大学や大学院の全員入学問題、学生の質、教員の質の変化、社会の変化、いろいろと情報交換するうちに、日本全体の変化がなんとなく見えてきた気がします。

 やはり、他の職場の人と話をするということはとてもためになります。私が目の前で見ている現象が、北海道大学特異的なものなのか、それとも日本全体を覆っているものなのかが推測できるからです。

 そして、今夜得られた情報は、私が日頃感じていた教員のこと、学生のことなどが、決して局地的なことなどではなく、日本全国で同時に起こっていることなのだということを確信させるものでした。

 少子化の果てに大学全入、さらには大学院全入が現実の問題として起こってきています。その後にあるのは、学歴社会の崩壊です。崩壊し始めている学歴社会を前に、我々大学にいるものはどうすべきなのか、学生とその親たちはどうすべきなのか、かなり真剣に考えて行動しなければ一人一人に危機が訪れ始めていることに人は気が付いているのでしょうか。

 少なくとも学校や文科省、政府を非難していても自分たちが救われることはあり得ないということだけははっきりしてきていると思います。

 もはや手遅れだということが言えなくもないのですが、問題が明らかになった以上、こちらのとるべき対応もはっきりしてきたと言えます。

 もやもやが少し晴れて、明日からの元気が出てくる夕食会でした。
by stochinai | 2006-03-23 22:58 | 大学・高等教育 | Comments(0)

ひとくきの 白あやめなり いさぎよき     日野草城


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