5号館を出て

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授業料値上げに抵抗しない(できない)国立大学法人

tsurezure-diary:どくりつぎょうせいほうじんって最低だ

 って書かれてしまいました。まったく、おっしゃるとおりです。内部にいる人間もそう思うのですから、最低と言われて返す言葉がありません。せっかく、国立大学法人という独立した組織ものになったのに、国の命令にはまったく逆らえないことに関しては、やっぱりおかしいと思うのが常識的な判断というものだと思います。

 (注:姑息なことなのですが、大学は「独立行政法人」になることを拒否したので、国はでは「国立大学法人」になりなさいと、似て非なる法律を作ったので、もとの国立大学は独立行政法人ではなく、国立大学法人です。などという、どうでもいい議論をするところも大学人のバカさ加減を示していると言われると、まったくその通りと自分で笑ってしまいます。すみません。横道にそれました。)

 だいたい国民の税金で運営されている教育機関が、授業料や受験料を収益のように扱って、それを増加させることができないと正常に運営できない組織にするって、そうした発想がどうにかしてますよね。税金で運用されているのですから、国民の意見を聞いて、みんなが値上げしたほうが良いということなら、それはそれで従うべきだと思いますが、そういう意見がどのくらいあるのか是非とも知りたいところです。(>新聞社のみなさん。内閣の支持率調査よりそっちのほうが、よっぽど意義があると思いますので、よろしくお願いします。)

 敢えて弁護しておくと、大学の運営交付金を授業料や病院からの収入に応じて減少させようというのは、財務省の考えで文科省はおそらくただそれを右から左に伝えているだけなのです。だったら、やっぱり文科省っていらないんじゃないの、って誰でもが思いますね。それは、当たっているかもしれません。(弁護になっていませんね。)

 大学を効率化させたり、営業の思想をとりいれた組織にしてこうとしているのならば、細かく監督・指示する文科省など必要なく、単に民営化してしまえばいいということになるかもしれません。

 NHKと同じく、国立大学法人は国民の皆さまのものです。NHK問題を動かしつつあるのが、受信料不払い運動だとするならば、国の政策を変更させるのは、税金不払い運動になるのでしょうか。いずれにしても、NHKの例は歴史に残る市民の勝利のひとつになりそうです。

 まとまりませんが、この辺で。
Commented by o-kojo at 2005-02-07 10:14 x
TBありがとうございました。過激なタイトルで失礼いたしました。
結局お金を握っている役所のいいなり、っていうのが大きな問題なの
でしょうか。それも変な話で、財務省だって国民の税金を預からせて
いただいているだけでしょうに。
Commented by stochinai at 2005-02-07 12:04
 コメントありがとうございます。

 政府や国会議員も相ですよね。国民の税金を使うにあたっての権限があるというだけで、なんだかとても偉そうに威張っています。

 それともうひとつの不思議なのですが、大学関係者はお金の計算が苦手なのか、何百億円という予算の中のたった1億や2億円が減らされると言われただけで、異常なほどにびびっているように見えます。

 また、この件に関しては、年末のエントリー(http://shinka3.exblog.jp/390044/)もお読みいただけると幸いです。
Commented by stochinai at 2005-02-09 19:02
 今朝の朝日新聞北海道版に、北大の授業料値上げの記事が載っていました。やはり、北大は特異な行動は取らない主義のようです。
by stochinai | 2005-02-05 15:05 | 大学・高等教育 | Comments(3)

今日二つ三つ朝顔の通り道          稲畑廣太郎


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