2007年 04月 12日
憲法までも強行採決するのだろうか
ニュースによれば、衆議院憲法調査特別委員会で「国民投票法案」を採決を強行し、賛成多数で可決、明日の本会議での可決する見通しだそうです。
もちろん完全な違法行為であるならばこの採決も無効になるわけですが、今の日本にはこういう強行採決を違法とするシステムはないか、あっても機能していないわけですから、どんなに阿漕なことをやっても、手続き上は法として成立するということになります。
こういう暴挙に対抗するために、民主主義国家ではデモなどの直接行動が認められているのですが、それもそれほど大きく盛り上がりませんし、なによりそんなものは*とも思わない鈍感力を持った内閣・政府・自民党・公明党にはあまり効果を持たないことでしょう。
そういう人々でも選挙で敗北することはかなりつらいもののようなのですが、東京都知事選があのような結果になったことで、彼らもかなり勇気づけられているのではないかと想像されます。
実際に国際紛争が起こって、戦闘の中で日本人に死者が出るというようなことがなければ、平和憲法の改正反対はそれほど大きな動きにならないのかもしれません。しかし、戦闘が起こるということはすでに憲法が改正されているということであり、時すでに遅しということになります。
我々日本人は、未来を想像する能力を持たないように育ってしまっているのかもしれません。あるいは、日本人の大多数が「国のために死ぬ」という覚悟を持った人で占められているのかもしれません。
こんなニュースばかりだと、人間とのつきあいがほとほと嫌になります。
そんなとき、バリバリと増殖を続ける我がラボのミステリークレイフィッシュのクイーンを見ていると心が和みます。
もう何百匹生んだかわかりませんが、今もお腹にたくさんの子供を抱えています。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、すでに自立している子供たちなのですが、いつもこのお腹に避難しています。日本という国は、クイーンのお腹のように我々の命を守ってくれるでしょうか。
もちろん完全な違法行為であるならばこの採決も無効になるわけですが、今の日本にはこういう強行採決を違法とするシステムはないか、あっても機能していないわけですから、どんなに阿漕なことをやっても、手続き上は法として成立するということになります。
こういう暴挙に対抗するために、民主主義国家ではデモなどの直接行動が認められているのですが、それもそれほど大きく盛り上がりませんし、なによりそんなものは*とも思わない鈍感力を持った内閣・政府・自民党・公明党にはあまり効果を持たないことでしょう。
そういう人々でも選挙で敗北することはかなりつらいもののようなのですが、東京都知事選があのような結果になったことで、彼らもかなり勇気づけられているのではないかと想像されます。
実際に国際紛争が起こって、戦闘の中で日本人に死者が出るというようなことがなければ、平和憲法の改正反対はそれほど大きな動きにならないのかもしれません。しかし、戦闘が起こるということはすでに憲法が改正されているということであり、時すでに遅しということになります。
我々日本人は、未来を想像する能力を持たないように育ってしまっているのかもしれません。あるいは、日本人の大多数が「国のために死ぬ」という覚悟を持った人で占められているのかもしれません。
こんなニュースばかりだと、人間とのつきあいがほとほと嫌になります。
そんなとき、バリバリと増殖を続ける我がラボのミステリークレイフィッシュのクイーンを見ていると心が和みます。
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by
ヨシダヒロコ
at 2007-04-13 14:04
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>憲法までも強行採決するのだろうか
米英ですら、相当イラク戦争での死者が出ないとピンと来なかったようですから。9条は前は自衛権位認めたらどうだ、と思っていましたが、絶対拡大解釈されそうです。
米英ですら、相当イラク戦争での死者が出ないとピンと来なかったようですから。9条は前は自衛権位認めたらどうだ、と思っていましたが、絶対拡大解釈されそうです。
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by stochinai
| 2007-04-12 21:37
| つぶやき
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Comments(1)