2007年 05月 25日
「なかのひと」5週間
なかのひとを設置してから5週間ほどたちました。今のところひたすらにデータが蓄積されているようです。先ほどまでの集計ですが、アクセスしてきた延べドメイン数が18752になりました。
本日までにアクセスしてきた、総ドメイン数は825に達しています。1回しかアクセスのないドメインも354あるのですが、10回以上アクセスのあるところも183ドメインあります。もちろん、ダントツは国立北海道大学の4926ですが、東大・京大も1000近くあり、東北大・理研が500くらいと続きます、後は筑波大、阪大、九大と続きますが、その次が農水省**会議というところです。さらに、宇都宮大学、島根大学の次がNational Institutes of Healthとなっていて、なかなかおもしろいです。1日1回以上のアクセスがあるのを「常連さん」とするとだいたい100くらいのドメイン(組織)がお得意さんになってくださっているようです。
どういう方がアクセスしているかは知るよしもありませんが、政府関係機関のネットワークからのアクセスも結構あります。順不同でならべてみます。もちろん1回しかアクセスのないところもありますが、300回以上アクセスしてくださっている「組織」もあります。
さて、これから何が推測できるのでしょうか。基本的に、何もはっきりしたことは言えないというのが結論ですが、高等教育と研究に関連したほとんど組織から、なんらかのアクセスがあるということはそれなりの意味を持っているのかもしれません。もちろん、公式な仕事の一部としてアクセスしている例はほとんどないと思いますが、いろいろな組織の「なかのひと」が勉学の場あるいは職場のネットワークからアクセスしていただいているということは、ここでなされる高等教育と研究に関する議論が、それらの議論に直接関係のある人々に情報として拡散していくことが期待できるという希望を感じさせるものだと思います。(さらに、自宅などから民間プロバイダーを経由してアクセスしていただいている関係者の方もおられることと思います。)
一方、実は「なかのひと」に乗ってこない大多数の皆さんが、大学や研究とはほとんど関係のない「普通の方々」なのだと思います。ということは、逆にここが高等教育や研究関係者と普通の方々が交流すること場にもなれるのではないかという希望も持てます。
これからの大学や研究者は、政府や財界の方ばかり向いていたのでは、ジリ貧になっていくだけだと思っています。ひとりでも多くの「普通の人々」に大学や研究の存在意義を認めてもらうことによって、その存在を認めてもらうという方向が絶対に必要な時代になりつつあるのだと思います。
普段は交流する機会があまりない人間が、時空や組織の壁を越えて議論できる場となりうるのだとしたら、ブログなどというちっぽけなメディアも意外と捨てたものではないのかもしれません。
元木さんが考えておられることも、そういうことはないかと思いました。
本日までにアクセスしてきた、総ドメイン数は825に達しています。1回しかアクセスのないドメインも354あるのですが、10回以上アクセスのあるところも183ドメインあります。もちろん、ダントツは国立北海道大学の4926ですが、東大・京大も1000近くあり、東北大・理研が500くらいと続きます、後は筑波大、阪大、九大と続きますが、その次が農水省**会議というところです。さらに、宇都宮大学、島根大学の次がNational Institutes of Healthとなっていて、なかなかおもしろいです。1日1回以上のアクセスがあるのを「常連さん」とするとだいたい100くらいのドメイン(組織)がお得意さんになってくださっているようです。
どういう方がアクセスしているかは知るよしもありませんが、政府関係機関のネットワークからのアクセスも結構あります。順不同でならべてみます。もちろん1回しかアクセスのないところもありますが、300回以上アクセスしてくださっている「組織」もあります。
気象庁大学という名前のついているドメインは239あります(ひとつは大學ですが)。研究所という名前のついているドメインは、明らかに民間のもの含めて34、新聞社が8社、放送関係が4社あります。新聞と放送は1日1回あるいは2日に1回アクセスしているところが意外とあります。
金融庁
防衛庁
総務省
宮内庁
特許庁
文部科学省
農林水産省
厚生労働省
総務省
国土交通省
環境省
農林水産省
国土交通省
文部科学省
財務省
参議院
会計検査院
衆議院
内閣法制局
造幣局
さて、これから何が推測できるのでしょうか。基本的に、何もはっきりしたことは言えないというのが結論ですが、高等教育と研究に関連したほとんど組織から、なんらかのアクセスがあるということはそれなりの意味を持っているのかもしれません。もちろん、公式な仕事の一部としてアクセスしている例はほとんどないと思いますが、いろいろな組織の「なかのひと」が勉学の場あるいは職場のネットワークからアクセスしていただいているということは、ここでなされる高等教育と研究に関する議論が、それらの議論に直接関係のある人々に情報として拡散していくことが期待できるという希望を感じさせるものだと思います。(さらに、自宅などから民間プロバイダーを経由してアクセスしていただいている関係者の方もおられることと思います。)
一方、実は「なかのひと」に乗ってこない大多数の皆さんが、大学や研究とはほとんど関係のない「普通の方々」なのだと思います。ということは、逆にここが高等教育や研究関係者と普通の方々が交流すること場にもなれるのではないかという希望も持てます。
これからの大学や研究者は、政府や財界の方ばかり向いていたのでは、ジリ貧になっていくだけだと思っています。ひとりでも多くの「普通の人々」に大学や研究の存在意義を認めてもらうことによって、その存在を認めてもらうという方向が絶対に必要な時代になりつつあるのだと思います。
普段は交流する機会があまりない人間が、時空や組織の壁を越えて議論できる場となりうるのだとしたら、ブログなどというちっぽけなメディアも意外と捨てたものではないのかもしれません。
元木さんが考えておられることも、そういうことはないかと思いました。
by stochinai
| 2007-05-25 23:51
| コンピューター・ネット
|
Comments(1)