5号館を出て

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2006年 12月 19日 ( 1 )

 ちょっと変なタイトルかもしれませんが、気がついてみたら自分がそういうふうになっているのに気がつきました。

 ちょっとだけ忙しくなった頃には、忙しいのだから締切を守れなくても仕方がないということで、締切を延ばしてもらって、できるだけきちんとした仕事をするようにしていた記憶があります。

 それがさらに忙しくなってくると、前の仕事を延ばすと後へ行けば行くほどさらに忙しさが増すということに気がつきました。

 その時に思いついたことが、「そうだ。締切を守ればいいのだ」ということです。

 締切を決める時には、たいていの場合、いくつかの仕事の締切がバッティングしないように決めるものですから、特定の日には集中しないようになっていることが多いと思います。締切が設定されている一日を、ほとんどすべてその仕事に費やせば、たいていのことはなんとか形にすることができるような気がします。

 そこで、締切を守るのコツは、締切までにできるところまでしかやらない、ということです。

 締切を延ばして、実働時間を増加させれば、確かにより良い結果は得られるかもしれませんが、そうかといって時間をいくら延ばしても「完璧」なものにすることは不可能です。

 逆に、締切までの時間でできるレベルのことを仕事の終了ということにしてしまえば、完璧からは遠かったとしても、締切に間に合った仕事を「完了」させることができます。締切に間に合えば、多少の瑕疵があったとしてもたいていの人は許してくれるものです。場合によっては、再チャレンジのチャンスをくれることもあるでしょう。

 どうでしょうか。

 同じように、最近は「値段以上の仕事をしてはいけない」ということも良く考えます。

 自分を売り込む「お試し期間」はさておき、自分を売って商売する時には値段に見合ったところまでの仕事で「終了」とするようにしなければいけないと思っています。もちろん、買い手に仕事がその値段に見合っていると納得させなければ成立しない話ですが、これは自分で自分の価値を守ることでもあります。

 締切と値段、実はこの二つは同じことを意味しているのかもしれません。
by stochinai | 2006-12-19 23:37 | つぶやき | Comments(13)

日の暮の背中淋しき紅葉哉            小林一茶


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