5号館を出て

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カテゴリ:季節( 40 )

キクの季節

 一昨日13日は第50候「きくのはなひらく」でした。キクの季節ですが、残念ながら我が家には写真写りのするキクの花はありません。こちらは今朝撮った室内のポトス・ライムです。

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 右側の壁にぼんやりと映る影が本日の天候を彷彿とさせてくれるかと思い撮りましたが、結局今日も写真はこれだけに終わってしまいました。

 一昨日「くらしのこよみ」で配信されたきた糸菊の素晴らしい色彩画(「きもの文様図鑑」より)を孫引きさせてもらいます。

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 昔の図版ついでにメトロポリタン美術館を散策してみましょう。

 葛飾北斎の素晴らしいキクとスズメの版画がありました。

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葛飾北斎画 菊に雀
Sparrows and Chrysanthemums

Artist:Katsushika Hokusai (Japanese, Tokyo (Edo) 1760–1849 Tokyo (Edo))
Period:Edo period (1615–1868)
Date:ca. 1825
Culture:Japan
Medium:Polychrome woodblock print; ink and color on paper
Dimensions:H. 8 1/2 in. (21.6 cm); W. 10 13/16 in. (27.5 cm)
Classification:Prints
Credit Line:Gift of Estate of Samuel Isham, 1914
Accession Number:JP1016

 歌川広重のうちわのデザイン画もありました。

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 こちらはキクにハチ(スズメバチ)というまさに季節にピッタリの取り合わせです。

Chrysanthemums in Fan-shaped Design

Artist:Utagawa Hiroshige (Japanese, Tokyo (Edo) 1797–1858 Tokyo (Edo))
Period:Edo period (1615–1868)
Date:1840s
Culture:Japan
Medium:Polychrome woodblock print; ink and color on paper
Dimensions:H. 8 15/16 in. (22.7 cm); W. 11 3/16 in. (28.4 cm)
Classification:Prints
Credit Line:H. O. Havemeyer Collection, Bequest of Mrs. H. O. Havemeyer, 1929
Accession Number:JP1899

 最後は若冲の「菊花流水図」。宮内庁にあるようです。

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 トリは秋に渡ってくるツグミでしょうか。

 昔から人は季節と動植物を関連付けて見続けてきたのですね。








by STOCHINAI | 2017-10-15 21:34 | 季節 | Comments(0)

やっぱり太陽がいい

 昨日と同じようなこの時期としては暖かな一日となりましたが、午前中にはかなりの日差しがあるというところが全然違いました。気温よりも太陽光線がうれしく、今日の午前中は屋外作業を楽しみました。

 そろそろアサガオも終わりで、この頃になると単色的は花が多くなります。今朝は隣り合わせに咲いた2輪だけでした。

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 右側はほとんど白、左側はほとんど青の単色的な花になっていますが、「白い花」もよく見ると青い部分が点々と入っています。

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 左側の「青い花」もおかしなことに縁がピンクになって縮れています。

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 雨にやられたのかもしれません。

 アサガオの下ではコルチカムが完全終了していました。

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 キクはあまりないのですが、こちらの白菊もピンクの色変わりがはいってきたのは季節の終わりを感じさせられます。

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 黄色のキクも中央の雄しべか雌しべが数本、花びらに「先祖返り」しているようです。

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 待ちわびているローズマリーがようやく花を咲かせそうです。

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 玄関前のナツツバキはほぼ全体が紅葉しました。

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 紅い色はいまいちだと思い、ふと思いついて窓を開けて家の中から見直してみました。

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 逆光で見ると紅葉がまったく異なる美しさを見せてくれました。

 小さな小さな庭ですが、毎日毎日、変化し続けるのを眺めていると飽きることはありませんね。









by STOCHINAI | 2017-10-08 21:41 | 季節 | Comments(0)

朱色の秋

 ホオズキが完全に色づきました。見ていると目が痛くなるほどです。

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 袋が破れているものがありました。

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 穴から中をのぞいてみると、朱色の実があります。

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 何から何まで朱色です。一度枯れかけたナスタチウムもなんとか復活してボロボロになりながらも花を咲かせています。

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 朱色です。朱色といえばヒメダイダイ(フユサンゴ)も朱色に色づきはじめています。

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 これらよりは落ち着いた真紅がヤマボウシの実です。真っ赤になるとボトボトと落ちてきます。

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 注目していた総苞片が4枚とも残って熟していた実も落ちました。

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 2階の窓から見下ろすと、まだ元気そうなアジサイの花が残っていました。

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 爽やかな水色は夏の忘れもののような色ですね。

 どんどんと最低気温が下がってきていますので、毎日少しずつ家の中に植物を取り込んでいますが、パピルスは新芽で冬越しさせることにしました。

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 茎の先端にできる「花軸」から新しい芽が出てくるので、それを水に差しておくと春までにはまた新しい植物体ができあがってきます。こちらが鞠上の花軸の根元から出てきた新しい芽です。

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 上と下に2本延びてきています。右下に向かうのが切られたもとの茎です。

 植物も冬支度を始めると動物たちも落ち着いていられません。

 からだ中、花粉まみれになりながら蜜や花粉を集めているハナバチ(お尻にもたくさん花粉がついているので、ヨーロッパなのかエゾなのかわからないオオマルハナバチ)です。

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 サンゴジュハムシはまだ交尾をしているものがいます。

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 こちらは最近になって北海道に進出してきたというキバラヘリカメムシのようです。

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 カメムシとしては珍しくあの特有の匂いではなく「青リンゴ」の匂いがするというのは今知りましたので、残念ながら嗅ぐことはせず、幻の匂いとなってしまいました(笑)。

 ふと空を見上げると、雲はまだ夏の雲がモクモクと登っていくところでした。

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 夏から秋へ、なんとなく忙しない季節です。







by STOCHINAI | 2017-09-25 21:20 | 季節 | Comments(0)

遠雷

 台風も北へ去ったし、今日は台風一過のいい天気になるものと期待して撮った空です。

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 しかし撮っているうちから雲が北東方向に傾いているのが気になったように、雲の流れは意外に早く天候の不安定さを暗示していたのでした。

 案の定、午前中から間欠的ににわか雨が繰り返されました。

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 この不安定な天気を示す雨雲レーダー図です。

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 午前中から夕方までこの状態が続き、降ったり晴れたりがクルクルと繰り返されました。

 始めのうちは午後には晴れるかと思っていたのですが、午後もこの調子、夜になっても事情は変わりません(というか、もっと悪くなった気がします。)

 暗くなるに連れて、雨が降る間隔が短くなるとともに雷鳴も聞こえてきました。2階から見下ろしたデッキは濡れています。

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 空を見上げると、時折ピカッと光ります。

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 これが光る前。

 そして光った瞬間です。

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 かなり遠く雲の向こうなので、稲妻は見えませんが低い空が明るくなったのはわかります。

 そしてもとに戻るとこの色調です。

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 このレーダー図を見ると、どうやら今夜いっぱいはこの不安定な天候が続きそうな気配です。


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 台風が去ってからのほうがよほど天候が悪い札幌なのでした。








by STOCHINAI | 2017-09-19 21:45 | 季節 | Comments(0)

不思議な台風18号

 昨夜から今日、暴風と豪雨が何度も警報として出されましたが、不思議なことに私が住む札幌東区だけを例にとれば、「本当にこれが台風なのか」というのが率直な感想です。

 今日は朝起きたときからずっと雨は降っているのですが、驚くほどの無風状態が続きました。無風状態を表現する写真を撮ろうと思ったのですが、これが非常に難しいことを思い知らされました。

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 昼前に撮ったこの写真はよく見ると真っ直ぐな雨の落ちるラインはとらえられていると思いますが、本当に無風なのです。13年前に北海道を襲った台風18号の強風を思うとあっけにとられるくらいの無風です。

 物置の屋根の雨を集めた雨樋からの落水は無風を示す真っ直ぐな落下線を描いていました。

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 この雨も午後3時頃までにはほとんど上がり、空には青空すらも見えるようになった頃、申し訳なさそうに少しだけ風が吹きましたが、その風の強さも札幌では普通に吹く「今日はちょっと風が強いですね」くらいのもので、本当に今回の台風に関しては札幌東区での印象だけですが、「本当に台風だったのか」というものでした。

 今は台風も温帯低気圧になり、その中心はサハリンのあたりに移動しています。(これは午後9時ころの風の流れです。)

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 意外と温帯低気圧になってからのほうが勢力が強まったのかもしれないという印象の風の流れです。

 今回の台風の総まとめ図が「デジタル台風」サイトに載っています。

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 日本に上陸する頃から勢力(気圧)が弱まってきているのが幸いしたのか、列島を縦断したにもかかわらず日本全国での被害は最小限で抑えられたように思われます(とはいえ、亡くなった方もおられるので、心から哀悼の意を表したいと思います。)

 「列島を縦断」した台風は今までにもたくさんあったと思うのですが、実は今回の台風の列島縦断の仕方は記録的なものだというニュースがありました。

【台風18号】九州、四国、本州、北海道の全てに上陸した初の台風に
9/18(月) 17:27配信 ウェザーニュース
 3連休に全国各地へ影響をもたらした台風18号。史上初、日本の本土4島(九州・四国・本州・北海道)に全て上陸した台風となりました。
 台風18号は強い勢力で沖縄先島に接近後、17日の午前10時半頃に九州の鹿児島県に上陸、さらに午後には四国の高知県へと再上陸しました。進路をやや北に向け、夜のうちに今度は本州の兵庫県に再上陸。日本海へ抜けた後に日付をまたいで18日昼には北海道へ再上陸しました。(道内でも複数回上陸し今回の台風だけで5回も上陸しています。)
 日本の本土を構成する主な5つの島のうち、上陸と表現する4島(九州・四国・本州・北海道)に上陸するのは統計を開始した1951年以降初となります。※なお、沖縄先島の上空を台風が通過したとしても気象庁では「上陸」という定義は使わず「通過」と表現します。
 ニュースに添えられていた図がこちらです。

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 台風の上陸に沖縄が入っていなかったことや九州・四国・本州・北海道のすべてに上陸した台風が今までなかったということなどは意外と知られていないトリビアではないかと思いなんだか得をしたような気になる情報でした。







by STOCHINAI | 2017-09-18 23:32 | 季節 | Comments(0)

夏日続き白露に至る

 今週は月曜日からずっと良い天気で気温も高い夏日が続いていますが、今日からはいよいよ第15節気の「白露(はくろ)」になります。候も改まり第43候「草露白(くさのつゆしろし、そうろしろし)」といよいよ秋を感じる季節がやってきます。

 先日、窓の外のノウゼンカズラを大々的に剪定しましたので、網戸の外にはほんの僅かにしか残っていない花が頑張って咲いています。

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 アサガオは順調に咲き続けています。毎日毎日新しい意匠の模様が出てくるので飽きることはありません。

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 これはちょっと和風でしょうか。花の中心から虫が顔を出しているのが見えますか?

 秋が近くなってくるということは、動物や植物にとっては命をつなげるかどうかという瀬戸際でもあります。メダカたちはどんどん子供が孵化しているのですが、育つ前に死ぬ個体も多く、この時期を乗り切って冬越しできる個体がどのくらい得られるかの勝負の季節ともいえます。

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 もともと、北海道で野生化することはほとんど期待できない種なので、私も必至で生き残りのお手伝いをする日々です。

 秋になってサンゴジュハムシの幼虫はいなくなったはずなのに、オオデマリの葉の食害が続いています。よく見ると、成虫になったサンゴジュハムシがたくさんいて、彼らは成虫も幼虫と同じ葉を幼虫と同じような食べ方で食べ続けていることがわかりました。

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 成虫になってもこんなによく食べる昆虫もいるのですね。ふと横をみると、食べた後は生殖のようです(笑)。

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 このままだとちょっとオオデマリの害が大きすぎるので、彼らの数を減らすことをちょっと検討しなければなりませんね。薬を使わずに数を減らす作戦をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示願えるとありがたいです。

 昆虫も必死で命をつなごうとしていますが、植物も冬が来る前に花を咲かせて実を付けてしまわなければなりません。秋の花は雪が来るまで一所懸命咲き続けます。

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 今年のムクゲはちょっと開花が遅れましたが、咲き始めるとすごいです。ノウゼンカズラのあとを受けて、毎日膨大な数の花を咲かせては散らしています。おかげでノウゼンカズラが終わったはずなのに、毎朝落ちた花を集める仕事は減りません(笑)。








by STOCHINAI | 2017-09-07 21:41 | 季節 | Comments(0)

十五夜まで1ヶ月

 本日正午の月齢が13.4だそうで、今年の中秋の名月まであと1ヶ月の月は十三夜ということでしょうか。

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 外の気温は18℃を切ってきているようですが、空気が澄んで気持ちのよい夜風が吹いています。

 そろそろ秋ということで、庭の模様替えをしました。

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 ジャングル状態になっていたノウゼンカズラも盛りを過ぎたのでバッサリと切ってしまうと、庭が明るくなりました。暑い季節には日よけになっていたツルも涼しくなってくると「暗さ」と「寒さ」のもとになります。明るくなった庭の中心にあるのは大きなオオケタデです。これで秋らしくなりました。

 向こうに見えるノウゼンカズラはまだ咲いていますが、盛りは過ぎています。2階から見るとその衰えははっきりします。

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 ツルの先にショボショボと花が着いています。

 空を見上げると、今日の雲は夏らしさが戻っていました。

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 遠くの方に見える雲も入道雲っぽいです。

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 とはいえ、だんだんと雲はちぎれて夏の終わりを感じさせてくれる午後の空になりました。

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 北海道より南は秋雨前線などで雨がちな一週間になりそうですが、北海道だけは晴れがちな一週間になる予定です。

 秋の行楽も北海道の方にお越しください。







by STOCHINAI | 2017-09-04 22:30 | 季節 | Comments(0)
 今日も曇りがちの一日でしたが、台風15号の影響はここまではほとんど及んでこないようです。

 今朝はブライダルベールの鉢の中に大きな赤い花が咲いていてびっくりしました。

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 この鉢にはブライダルベールしか植わっていないはずなのですが、この花はどう見てもインパチェンスです。

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 どこかからか種が飛んできて、ここで花を咲かせたものと思われますが、驚きました。

 台風15号は天気予報によると日本の南東会場にあって北北東へと進んでいるようなのですが、一昨日も書いたように雨雲レーダーでは台風の雨雲が表示されないのです。

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 戦時中には日本では天気予報がなくなったという話を聞いたことがありますが、すでに日本の東海上あたりは戦時体制にはいっており、天気予報が禁止されているのかもしれません。

 アメリカ発と思われる風向マップでは台風の位置が確認できます。

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 不思議なことにレーダーでは見えなくなっている雲の様子が衛星画像だと表示され、台風の位置がはっきりとわかります。

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 これを見るとますます雨雲レーダーの表示を消していることに腹が立ってきます。台風の進路とレーダー画像の重ね合わせがこれなのです。

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 あきらかに台風のレーダー情報を消し去っていることがわかります。中国大陸にかかっている16号に関しては表示されなくても仕方がないような気はしますが、日本の東方海上の情報を消す理由はかなり不可解です。

 まるで報道管制です。北朝鮮のミサイル挑発にレーダー画像が役に立っては困るというようなことなのでしょうか。そんなことより、日本国民の命と暮らしのほうが大切ではないのですか。天気予報の報道管制に関しては情けないやら、恥ずかしいやら、腹立たしいやらで非常に気分が悪いです。

 お口直しの目の癒しとして赤くなってきた我が家のヤマボウシの実をご覧ください。

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 今年のヤマボウシはなかなかしぶとく、総苞片がいまだにかなり残っていますが、さすがに9月になると実が熟してくるのでした。

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 赤い実はまだたったひとつで、上の写真では右上の角に見えます。

 一日も早く、雨雲レーダーが自由に見られる「平和」が戻ってくることを願っています。








by STOCHINAI | 2017-09-02 21:23 | 季節 | Comments(0)
 今年はこれまでになく24節気と72候を意識するようにしていますが、現代の北海道の気候がこの旧暦の暦に意外なほど対応して変化しているのを感じる一年になっています。

 今日からは処暑の中でも第41候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」です。タイミングよく朝晩は肌寒いくらいに涼しく、一日中太陽を見ることもなく、夏日にもなりませんでした。

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 キンレンカとも呼ばれるナスタチウムは夏の暑さに疲れたのか、かなりヨレヨレになってきており、今日咲いていた花もこの一輪だけでした。そろそろなんらかの処置をして復活させてやらなければ厳しいかもしれません。

 人間社会の活動としては、例の水道管の取替工事が我が家の正面にやってきました。

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 人や自転車の出入りは問題なくできるのですが、今日一日は車の通行はできません。

 仕方なくというか、ちょうどよい機会なので、2度目の開花の波が終わったキンギョソウの花ガラを切り取って種ができないようにする作業をしていました。キンギョソウは枝の先端に2つほど花を咲かせることが多いのですが、その花の間にものすごく小さな次の花の蕾が用意されています。花ガラをそのままにしておくと種が形成されるとともに、この小さな花の蕾は枯れてしまうのですが、ここで一手間かけて蕾をいためないように花ガラを切ってやるとまた花が咲くのです。

 これが2度の開花の波を終えたキンギョソウですが、花ガラつみをしたおかげでそろそろ3度目の開花の波が来るところです。

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 春に挿し木をしたフクシアも絶好調で花を咲かせています。

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 北海道の夏が短いといっても、そこで生き続けている植物は夏の間に充分なだけ命をつなぐことができています。

 もう10年以上も我が家で絶えることなく毎年毎年種から勝手に育ってくるオオケタデも花が咲き始めました。

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 これが咲くと秋を感じます。

 ここから秋が始まるのだとしたら、北海道の秋は意外と長く楽しめる季節のようにも思われます。

 「くらしのこよみ」の旬のさかなはスルメイカでした。スルメイカを英語でいうと「空飛ぶイカ」になるようですが、数年前に北大水産学部の「おしょろ丸」が空飛ぶイカの撮影に成功して世界的なニュースになった時には「アカイカ科(スルメイカの仲間)の若体(成体になる前の小型の個体)で、アカイカまたはトビイカとみられる」と紹介されていました。

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 旬のくだものはイチジクでした。これも北海道ではほとんど見られることのない植物ですが、ゴムやガジュマルの仲間であると考えると身近な植物であることがわかります。イチジク自体はヒトが栽培した植物としては最古のクラスで、旧約聖書に出てくるアダムとイブの「禁断の木の実」がイチジクだったという説もあるそうです。

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 イチジクの受粉ができるのは、実の中にいるイチジクコバチというハチのおかげだとという話をすると「もう2度とイチジクは食べません」という学生が毎年出てくるのでネタとして使うのを止められないエピソードもあるのですが、日本で栽培されているイチジクはコバチがいなくても実が熟する変異体だそうです。

 夏が終わるのは寂しくても、実りの秋を迎えなければ厳しい冬に備えることができません。

 自然は実によくできていると思います。

 我が家の庭番のアライグマも日に日にツタに覆われて隠されていく日々です。

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 秋もいいものですね。








by STOCHINAI | 2017-08-28 22:44 | 季節 | Comments(0)

昨日から処暑

 昨日から24節気では処暑となり、72候では「綿柎開(わたのはなしべひらく)」でした。「くらしのこよみ」では綿の実の写真が出てきていました。

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 雨がちな日でしたが、水道工事は続行されました。

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 昨日の工事部分はアスファルトでカバーされていました。

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 「仮舗装」だそうですが、このまま何年も行きそうな不安も感じます。

 旬の魚はヒラマサ。北海道ではあまり食べないと思っていたのですが、北海道で獲れないわけではなく、高い刺し身やお寿司では普通に出てくるようで、要は貧富の差にすぎなかったのかもしれません(笑)。

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 今年はちょっと遅い感じだったムクゲも咲きだしています。24節気72候は意外と北海道にこそ合っている暦なのかもしれません。

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 ムクゲは英語では Rose of Sharon と聖書関連の花になっているようですが、生物学的には中国原産の花ですから聖書に出てくるものとは違うものだと思われます。

 

by STOCHINAI | 2017-08-24 22:04 | 季節 | Comments(0)

今日二つ三つ朝顔の通り道          稲畑廣太郎


by stochinai