5号館を出て

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愛がない

 いつも帰り道に通るステーキ屋さん。今日はなんか違います。
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 わかりました。

 今日は愛(I,アイ)が一つ無いのでした。
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 一日も早い愛の復活を祈ります。
by stochinai | 2007-06-30 23:01 | つぶやき | Comments(4)

ブラックベリーの花

 昨年、実をつけているところを発見したブラックベリーを通勤途中にウォッチングを続けております。

 先週、つぼみを確認していたのですが、数日前からポツポツと咲き始めたと思っていたら、今日はもう満開という状態でした。
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 離れて見ると白い花のように見えますが、近づいてみるとほんのりとピンクの色が差していることがわかります。
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 さらに近づいてみると、イチゴと同じように雌しべがたくさんあります。このひとつひとつが実のブツブツになるのでしょうか。
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 花びらの数は7枚のものが多いようですが、必ずしも散ったようにも見えないのに5枚や6枚のものもあるような気がしました。まだ、系統が安定していないのかもしれません。

 もちろん、この蜜と花粉をハチが見逃すはずはなく、マルハナバチなどが大忙しで働いていました。
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 これはセイヨウオオマルハナバチではなく、おそらく在来種だと思います。(追記:あやしいですね。セイヨウオオマルハナバチのようでもあります。)

 実は、この春ホームセンターでブラックベリーの苗を入手しました。これは、5月5日の写真ですが、残念ながらこちらは花は咲きませんでした。
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by stochinai | 2007-06-29 21:53 | 札幌・北海道 | Comments(3)

宮沢喜一さん死去

 宮沢さんといえば、どうしてもスターウォーズのヨーダが思い浮かんでしまいます。

 思い返せば、彼ほど非自民的な自民党総裁(内閣総理大臣)はいなかったのではないかと思います。それが、自民党内部からすら内閣不信任案に賛成する議員が出た可決されることとなり、総選挙に打って出たものの大敗北して、非自民総理を誕生させることになった原因だったのではないでしょうか。

 宮沢さんは、小泉さん・安倍さんというイケイケドンドン総理とは違って、非常に穏やかな人だったという印象があります。反面、何事にもはっきりした態度を示さず、ある意味でまったく政治家向きでは無かった人なのだろうとも思います。

 自民党にいながら護憲派だった宮沢さんが、88歳という「若さ」で「老衰」が原因でなくなったということは、彼がこの先憲法がズタズタになっていくところを見ることを拒否したといううことだったのではないか、とすら思える不穏な時代になっています。(誕生日がまだなので、87歳でした。生まれたのが、ベルサイユ条約の1919年です。)

 宮沢さんの死は、保守護憲の時代の終わりを告げる一里塚のようにも思えます。

 安らかにお休みください。この先、日本はどうなるかわかりません。

 (合掌)
by stochinai | 2007-06-28 21:36 | つぶやき | Comments(2)

ClusterMaps 1週間

 先週設置したクラスターマップですが、もう日本については赤い円に埋め尽くされてしまってなにも見えなくなりました。小さな円表示にしても、やはりだめです。そろそろリセットしてくれないものでしょうか。

 設置から1週間で、13,109の訪問数があり、そのうち13,094件が表示されていると書いてありますが、表示されていない15件がどこなのか気になると言えば気になります。

 それでも新しいポイントが増えるのを見るのは楽しいものです。チリのサンチアゴやベトナムのハノイ、中国(北京、上海?)、カナダの東端、アルメニアやギリシャのあたりの赤丸が新規でしょうか。

 一方で、世界のデジタル・ディバイド状況も実感されます。


by stochinai | 2007-06-28 12:53 | コンピューター・ネット | Comments(4)
 昨年度は、ブルーバックスが売れたこともあって、臨時収入がちょっと多くなってしまったので、この春に生まれて初めて確定申告なるものをしました。

 税務署に行く暇も根性もなかったので、国税庁のサイトからオンラインで、「給与所得の他に所得のある方」で、「給与所得の他に原稿料等の雑所得がある場合」という画面の指示に従って数値を入れたのですが、すでに勤務先を通じて年末調整が済んでおりましたので、それに関連した各種控除は入力することができなかったと記憶しています。入力したのは収入金額と源泉徴収税額だけだったと思うのですが、向こうで勝手に計算してくれて申告納税額がはじき出されました。

 それによると、なんとたかだか月給の3-4ヶ月分くらいの臨時収入金額に対して、なんと4割近い税金が表示されました。それを下げるために入力することのできる控除項目も見当たらず、「まあ、自分は普通に給与をもらってなんとか生活ができているのだから、全部とられても死ぬわけではない」と自分に言い聞かせながら、泣く泣く全額を納めました。(素晴らしい国民では、ありませんか!)

 ところが、最近になって税務署から手紙がきて、昨年度の確定申告によって15万円以上を追加納税した人は、今年もその収入を予測してあらかじめ税金を払っておかなければならないという予定納税の命令が来たのです。さすがに、今年は雑所得が0円になるかもしれないので、それは払えないという「予定納税減額申請書」を出そうと思い、添付されてきた書類を見ながら計算書を作ろうと思ったのですが、今年の雑所得が0円になったとしてもとんでもない高額の申告納税額が出てくるのです。何度やっても、そうなるのです。

 確定申告をしなければ0円になるべきものが、確定申告をすることで何10万円も払わなければならないなどという理不尽はとうてい理解できませんので、さすがに従順で温厚な私も税務署に電話をかけて、説明を求めました。向こうでも、そのおかしさはすぐにわかったのか再計算をしてくれるとのことで、折り返しの電話を待っていたところとんでもない事実が判明しました。

 なんとオンラインで計算された税金が4倍くらい高額になっていたというのです。言われてこちらにある控えを見てみると、確かに社会保険料、生命保険料、損害保険料などの控除がまったく記載されておりません。しかし、年末調整をしたことは向こうのコンピューターにはいっている証拠として、住宅借入金等特別控除は正確に記載されておりますし、向こうには証拠として源泉徴収票も送ってありますので、この控除を計算せずに確定申告後の申告納税額が計算されてしまったのは、とんでもない向こうのミスなのです。

 というわけで、払い込んだ税額の4分の3くらいは払う必要のないものだったということが判明したのです。

 向こうは低姿勢で謝っていましたので、私は特にこの件を問題にしようとは思っておりませんが、社会保険庁のいい加減な事務処理の話を毎日見聞きさせられていますので、税務署も同じくらい信用できないお役所なのかもしれないと、背筋が寒くなりました。

 今回も、もし予定納税の命令がこなかったら、私が税金に関してかなり高度な知識を身につけて、どう考えてもあの納税はおかしいと思わない限り、発覚しなかったことのような気がします。

 自分で動かない限り、我々が払っている税金が正しい金額かどうかを確かめてくれるところがあるとも思えませんので、この件に関しても自己責任で会計士なみの知識を身につけなければ、言われるがままに払わされるのがこの国の納税システムというのもなのでしょうか。共済年金も大丈夫かどうか、確かめておいた方が良さそうですね。

 この国の公務員はもっともっと優秀だと信じてきたのですが、原点から考え直さなければならない時代になったことを実感させられる出来事でした。

 お金が戻ってくるのは、ひとまずうれしいのですが、とても複雑な気持ちです。
by stochinai | 2007-06-27 22:07 | つぶやき | Comments(25)

カブトエビの産卵

 10日前に「大きくなったカブトエビ」という報告をしました。それから10日経ちましたが、驚くほど巨大化して、昨日は卵まで産みました。これが、1週間前のカブトエビです。
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 下が、今日のカブトエビのムービーです。比較のためのおいた1円玉と比べると、長さで倍になっていますので、体積的には10倍くらいになっているように見えます。



 卵は、カブトの後端の「腰」に当たるところに左右1対の袋の中に赤みがかった卵がはいっているようです。背中側から見ると殻の陰になって良くわからないのですが一瞬仰向けになった時にちらっと見えたと思いますがあまり良く見えなかったという方のために、大サービスです。ずっと仰向けを続けているカブトエビの動画が撮れましたので、こちらも公開します。なかなか、貴重な映像ですよ。

 「腰」のあたりに、左右にぶら下がっているのが良くわかると思います。



 カブトエビの卵は一般に乾燥に強いだけではなく、乾燥しないと孵化しないという「伝説」もあるのですが、ネットでこんな論文を発見しました。
Laboratory studies of factors affecting egg hatch of triops longicaudatus (LeConte) (Notostraca : Triopsidae)
Hydrobiologia, Volume 63, Number 2 / April, 1979, 145-152

 北大内からだと全文のpdfが読めるのですが、読めない方のためにアブストラクトの一部を引用しておきます。
Egg hatch was greatest (78.33%) for eggs not previously desiccated. A reduction in numbers hatched occurred as the relative humidity at which they were dried decreased.

No hatch occurred until temperatures were above 14°C. A constant 29°C significantly inhibited hatching.

As little as 13 mm of flooded soil covering the eggs prevented them from hatching for 14 days. Eighteen percent hatch resulted when soil and eggs were redistributed to a 1 mm soil layer.
 これによると、俗説とは異なり卵は乾燥させないのがもっとも孵化率が高いということです。また、水温は14℃以上が必要で29℃では高すぎて孵化しなくなります。また、卵の上に土があると孵化が妨害され、たった1ミリの土でも孵化率が18%にまで低下し、13ミリ土に埋まるともう孵化しなくなるということが書いてあります。

 というわけで、この卵が単為発生することを期待して、乾燥させずに発生させてみることにします。乞う、ご期待。

 こちらにちょっと先輩カブトエビの、エビカップちゃんがいます。
by stochinai | 2007-06-26 17:20 | 生物学 | Comments(1)

苅谷剛彦さん講演会

 午後6時から、本部前の学術交流会館で東大教育学研究科の苅谷剛彦さんの講演会がありました。講演のタイトルは「格差社会と教育改革」。1時間20分ほど講演があり、5分ほどの休憩をはさんで、本学の公共政策大学院の山口二郎さんと会場からの質問をとりあげながらの対談が45分ほどというプログラムでした。

 刈谷さんも山口さんもたくさんの著作がある方ですので、今日の話も特にそうしたもので表明された意見から突出したものはありませんでしたが、それなりに考えさせられることもあり、頭を整理するという意味でも有意義なものでした。

 特に、刈谷さんが話し始めに、「格差」という言葉は、言いたいことを正確に表現しておらず、「不平等 inequality」という言葉を使うべきだとおっしゃったのは、まさにその通りだと思いました。「格差」という感情を含まない言葉よりも、「不平等」という不正義を糾弾する言葉を使う方が、現実をより正確に表現できると私も思ったのですが、どうして「不平等社会」という言葉が普及せず、「格差社会」が流通しているのか社会学的分析が欲しいところです。

 それと、人をタダで動かすしくみとして「競争と評価」が使われているという話は、私も考えていたことでした。刈谷さんは教育再生会議が狙っている改革は、競争と評価によって教育現場にいる人々の尻を叩くことで、予算の増加を伴わずに人を走らせることに成功していると言っていましたが、同じことは国立大学でも起こっています。総額を増やすことなく、競争と評価によって予算を傾斜配分することで、たとえ渋々だとしても現場の教員が競争をせざるを得ず、結果として文科省が大学を自由にコントロールできるようになっているのは、誰の目にも明らかだと思います。実にうまいやり方だと思いますが、それに抵抗できない(しない?)我々という存在も情けないのだと感じます。

 さて、教育再生会議が狙うバウチャー制を含む教育改革は、いままで都道府県や市町村を単位として投入されていた教育に対する資源(予算)配分が、個人に対して投入されることを意味し、ある意味それは日本における教育制度の革命的な方針転換であり、実行した場合には「パンドラの箱」を開けることになるのだが、政府や教育再生会議はその覚悟を持ってあるいはそれに気付いているのかどうかが疑問だというようなお話しだったと思います。これは、冷静に考えるとかなり恐ろしいことなのですが、社会全体としてもそうした認識は薄いと思います。マスコミもそのような報道はまったくしていません。

 その後の山口さんの話でも、安倍内閣には自信というものがまったく無いので、意味があろうがなかろうが次から次へと何かをやり続けずにはいられない「多動症内閣」だという的確な指摘をされていました。これも、なるほどと思わせるお話しでしたが、逆に考えると、このように刈谷さんも山口さんもとても正しく説得力のあるお話しができる理論をお持ちであるにもかかわらず、その意見がまったく政治に反映されることがない今の日本の状況というものに無力感を感じる講演会でもありました。

 科学や学問や理論や正義などが尊重されないまま、政治が突っ走っていった先には何が待っているのでしょう。

 最後にちょっとだけ希望の持てる話として、学力テストを拒否した犬山市のことについて触れられましたが、国に任せっきりにするのではなく、市民と地方自治体が協力し合うことが唯一現状を打破する力になるというようなことだったと思います。

 自分たちのまわりにも、犬山市を作ることができるでしょうか。
by stochinai | 2007-06-25 23:19 | 教育 | Comments(0)
 このままだと、大変な騒ぎになるかもしれません。現在、Google Reader のRSS配信が停止しているようです。よって、私もネットに関しては目が見えない状態です。

 Google Readerが現在不調っぽい 21:11

 Google Reader 不調。

 Google Readerあぼーん 18:53

 調べてみると、午後1時43分の配信を最後に何も送られてきません。Googleともあろうものが、こんな長時間報告もなしにストップしているという状況に遭うと、ウェブの向こう側に依存していることの恐ろしさを感じますね。

 RSSリーダーが配信されないくらいだとそれほどのダメージはないですが、GmailとかGoogle Calendar とかが同じようにいきなり止まるとかなり困ることになります。やはり、日頃からの自衛策は必要ですね。

【追記】
 9時45分頃から、配信が再開され始めました。直ってくれるといいのですが・・・。
by stochinai | 2007-06-25 21:35 | コンピューター・ネット | Comments(0)
 (理系の)大学院を出ても、なかなか大学院で身に付けた専門性を生かせる職につけない時代になりました。私は個人的には、専門性を生かせる職業のひとつとして、小中高校の先生は悪くないと思っています。私が大学院にはいった頃は、大学院に進学して研究者(大学教員)になれなかった人のセカンドチョイスとしては高校の先生が一般的でした。その後、現実的には教員になることも難しい時代が訪れ、サードチョイス(?)として予備校や塾の先生になる人がたくさんおりました。

 教育職というのは、給料はそれほど高くはないのだと思いますが、理科の先生などは日々進歩し続ける科学の話題を織り交ぜながら、子どもたちに教えていくことができるので、飽きることもなく充実した日々を送ることのできる「商売」だと、昔から思っていました。ほんとうの職場の姿をを知っているわけではありませんが、私の知っている何人かの小中校の理科の先生は、ほんとうに楽しそうに日々教材開発をしておられ、これなら自分も職業にしてみたいと思わせられます。

 自分の思い出を振り返ってみても、中学校や高校の理科準備室というところは、なんだか科学の研究室っぽくてあこがれていました。職員室以外にそこに居場所を持っている理科の先生はなかなかカッコ良く見えたものです。ということで、自分が選ぶべき将来の職場の選択肢の中に理科の先生はしっかり入っていました。

 ただ、教員養成系教育学部ではないところ(の大学院)を卒業して教員になろうとすると、免許を取ること自体が高校の教員を除くと極めて難しく、小学校に至っては不可能というのが実情だと思います。そういうわけで、小中高校の理科の先生には、大学院卒の方が少ないという現状があります。

 私は個人的には、子どもたちは「理科離れ」などしていないと思っているのですが、世間では理科離れしているということが共通認識になっているようで、マスコミの記事のタイトルには常にこの言葉が出てきます。 

 朝日コム: 理科離れ対策に「博士」の先生増員を 学術会議が要望

 この記事は、22日に発表された学術会議の要望「これからの教師の科学的教養と教員養成の在り方について」をまとめたもののようですが、実際にこの要望書(資料を含め42ページの大著)を読んでみると、朝日の記事のタイトルはかなりミスリーディングなものだと言わざるを得ません。記事を読むとそうではないことはわかるのですが、タイトルだけ見るとなんとなく学術会議が「現場の理科の先生では力不足なので、資格を無視してでも理系の博士を採用せよ」というようなことをごり押ししようとしているような印象を受ける人もいるのではないかと思われ、ちょっと危ない気がしました。

 同時に、この博士余りの時代ですから、「余剰博士」を小中高校の先生に押し込めようとしているのかという誤解も招きそうだと思いました。

 学術会議の要望書を読んでみると、極めて冷静に現状が分析されており、理科が苦手な小学校の先生が多いことや、逆に教員養成課程ではない大学院に進学すると、小中の理科の先生になることが極めて難しい現状を解決するための建設的な提言がされていると思いました。

 ただ、今回の要望の中には文科省に制度を変えるように要求するものもありますが、大学がみずから自分たちができる大学院生や現職の教員の教員に関して積極的にやれることもたくさん含まれておりますので、大学側がこの要望を真摯に受け止めできることはどんどん実行しているということも必要だろうと感じました。

 政策の提言や要望というものは、ともすれば政府に責任を丸投げしてしまうものになりがちですが、大学の教員が多い学術会議なのですから、政府に対して要求するだけではなく「自分たちもこのようにします」という姿勢がないと、話はまったく先に進まないと思います。

 学術会議の要望を受けて、政府よりも前に大学が動いてくれることを望むとともに、それよりも先に個々の先生や学生が動き始めないとこの国の状況は打開できないと思う今日この頃なのでした。

 ともかく、できることはどんどんやってきませんか。>すべての皆さん

【追記】
 京都府では、今年から教員採用に大学推薦制が導入されたそうです。
 京都府教委は3日までに今年の教員採用試験で、京都市を除く府内の小学校教員と中学校数学、理科教員に大学推薦制を導入する方針を決めた。「団塊世代」の大量退職に伴う新規採用増で学生や若手教員の争奪戦が自治体間で激化する一方、景気回復で企業の新規採用枠が拡大し、理系学生を中心に「教職離れ」が進んでいる。

 府教委は大学推薦制を人材確保につなげたい考えだ。府教委によると、東京都と神奈川、愛知両県が昨年、大学推薦制を導入したが、中学校数学、理科教員では全国初という。


「理科離れ対策に博士の先生増員を」はチャンスととらえたい
 ボストンの島岡さんが関連エントリーをポストしてくださいました。是非とも、ご覧下さい。
by stochinai | 2007-06-24 23:33 | 教育 | Comments(14)

ご褒美

 政府の教育再生会議担当室長の義家弘介さんが、7月の参院選比例区に自民党から立候補するそうです。

 朝日コム ヤンキー先生、義家氏が自民から、参院選比例区に出馬へ

 内閣に対して第3者として議論をして意見を答申すべき教育再生会議のメンバーが政府自民党に入党し、選挙に出るという時点で再生会議のいままでの議論がすべて自民党のシナリオで行われていたことを白状しているようなものです。

 自民党は恥ずかしくないかもしれませんが、当の家さんにはプライドとか恥ずかしいという気持ちとかいうものはないのでしょうか。それとも、この「ご褒美」が素直にうれしいというところなのでしょうか。

 思い返すと、彼が教育再生会議に取り込まれる前は、一部の自民党員から「彼は共産党寄りだから、メンバーに入れるのは不適当ではないか」と言われるような行動をとっていた人でした。(参照:義家弘介研究会

 それが、再生会議のメンバーになったとたんにコロリと変わり、教師叩き・親叩きの特攻隊のような言動を取り始めたのは、それほど昔のことではありません。

 時の政権に愛されるというのは、人格を変えてしまうくらいの魅力があるということでしょうか。そう言えば、衆院選の時のホリエモンも・・・・・・・。
by stochinai | 2007-06-23 18:20 | 教育 | Comments(7)

風わたり泥も乾きて春の草             嵐雪


by stochinai