5号館を出て

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イチョウ

 一昨日の大風でも、イチョウの葉はそれほど散らなかったようで、今日は最高のイチョウ日和になりました。
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 平日の昼だというのに、お祭りのように人が集まっています。
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 今週末の3-4日はイチョウ並木の車の交通を禁止して、歩行者天国にするそうです。

日 時 平成19年11月3日(土),4日(日)の2日間 10時~16時

 しかし、昨日から今日にかけて黄葉が急速に進んでいることと、明日から週末までは雨の予報が出ていることから、人々は無理をしてでも今日のうちにイチョウ狩りをしてしまおうとしているように見えます。

 日曜日には初雪も予想されていますので、その予想は正しいのではないかと、私も思います。
by stochinai | 2007-10-31 21:16 | 札幌・北海道 | Comments(2)
 もうすでに、発表から1週間以上経っていて、日本人のユーザーでも、かなりの数の人がすでにIMAPを使えるようになったと報告があったにもかかわらず、私のGmailはいつまで経ってもIMAPが使えるようになりませんでした。

 Gmailの英語ヘルプなどを見ると、言語設定を English (US) にしておかないと、IMAPが使えるようになってもわからないということだったので、数日前から言語を English (US) に設定しておき、アクセスするたびにチェックしていたのですが、いつまで経っても変わりません。

 ところが、そろそろしびれが切れてきた今日の昼頃、突然にそれはやってきました。
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 確かに、減と設定を日本語に戻すとIMAP設定が消えます。
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 試しに、言語を English (UK) に設定してみると、おもしろいことにこちらでも消えました。
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 早速、IMAP対応のメーラー Thunderbird にIMAP用のアカウントを作って試してみました。実は、話には聞いていたものの私はIMAPというものを今までに一度も使ったことがないのです。

 さすがに最初はGmailにたまっている数千のメール(1.5G分)と同期するのにかなり時間がかかりましたが、一度同期が成立してしまうとあとは重いこともなく、サクサクとメールのチェックができるようになっています。

 しかし、よく考えるとメールを使うにしても、ブラウザーを使うにしてもネットにアクセスできなければならないわけで、ネットにつながるのならばブラウザーでGmailにアクセスするのも、メーラーでメールをチェックするのもそれほど違いがないと言えば言えるのかもしれません。

 ただ、ブラウザーで使うGmailが重いことは事実なので、それがなくなっただけでもストレスが減りました。

 ところが、本日のそのGmailが軽くなるというニュースが飛び込んできたのです。

 高速・高機能化したGmailが「数週間以内」にお目見え予定

 米Googleは29日、近く「Gmail」の新バージョンをリリースする予定であることをGmail公式ブログで発表した。Gmailが高速になるほか、ユーザーインターフェイスの改良や新機能の追加も行なわれる予定だ。  
 ・・・・・
 新バージョンのGmailでは高速化にも注力した。ページをリクエストしてレンダリングするのに1秒かかれば、大量のメールを読む間には数時間を無駄にすることになってしまうからだ。
 まあ、無料ですのでどんどん良くしていただけるのに対して、何の苦情もありません。
by stochinai | 2007-10-31 19:03 | コンピューター・ネット | Comments(0)

食品偽装内部告発の原点

 毎日のように、食品偽装問題が「新たに発覚」しています。そのほとんどが内部告発によって表に出てきているようですが、告発した人が表に出てくることはほとんどありません。そんな中で、ともすると忘れられがちになるのですが、食品偽装告発の原点となる勇気ある行動をとった一人(あるいは一家)の闘いが映画として記録されています。

 ドキュメンタリー映画 『ハダカの城 ~西宮冷蔵・水谷洋一~』

 ・YouTube - 『ハダカの城』予告編 Ver.070820(2分30秒)
2002年1月23日。
朝日、毎日新聞が第1面トップで、ある記事を掲載した。
「雪印食品・詰め替え」「輸入牛肉、国産と偽装」
「狂牛病の制度使い 買い取り申請」

あの『雪印食品・牛肉偽装詐欺事件』である。

その記事で、雪印の詐欺行為を告発したのが、
兵庫県・西宮市にある倉庫会社、「西宮冷蔵」社長・水谷洋一氏だった。

その告発から3ヶ月後、「雪印食品」は解体。
しかしその後、西宮冷蔵も
偽装詰め替え作業時に「在庫証明書が改ざんされていた」と、
国土交通省より営業停止処分をうける。
続けて、相次ぐ取引先の撤退。
2003年5月25日には、電気代滞納により倉庫送電が停止された。
 悪事を働いた方だけではなく、告発者にも厳しい日本の現実。この映画を見ると、毎日のように告発される食品偽装問題で、内部告発者が表に出てこないことの理由は痛いほどわかります。しかし、もちろんそれでいいはずはありません。

 私はヨシダヒロコさんの紹介で、ビデオを監督の柴田さんから送っていただき、この映画の未完成バージョンの見る機会に恵まれました。未完成でも、すごいと思いました。

 それからかなり時間が経ちましたが、ようやく柴田さんが満足できる最終バージョンが完成し、あちこちで自主上映が行われています。

 先週の土曜日から東京で劇場公開されています。

 「ポレポレ東中野」にて、東京・劇場公開のお知らせ
いよいよ「ポレポレ東中野」にて、
10/27(土)~11/9(金)の2週間、
モーニングショー公開です。

初日10/27(土)は、柴田誠監督と水谷甲太郎さんが、
10/28(日),11/3(土),11/4(日)は柴田監督が
舞台挨拶の予定です。
 東京近郊の方は、このチャンスを逃すと次はいつ見られるかわかりません。どうか、お見逃しのないよう。
◇ポレポレ東中野
 http://www.mmjp.or.jp/pole2/
 前売りは上記劇場、及び『ぴあ』でも扱っております。
 Pコード:478-013

問い合わせ先
◇『鳥類』(制作)
  E-mail/Bardbone@aol.com
◇Nui企画(宣伝・配給)
  E-mail/kk_eigasaicom@yahoo.co.jp

by stochinai | 2007-10-30 22:08 | つぶやき | Comments(4)
 私のところにも、別ルートで情報が入っていたのですが、Yahoo!ニュースに出ています。文部科学省委託事業「科学技術関係人材のキャリアパス多様化促進事業」のサポートのもと、産総研が立ち上げたもののようです。

 産総研がポスドク専用サイト

  産業技術総合研究所(産総研)の能力開発部門は、理系博士研究者のキャリア開発情報を発信するサイト「ドクターズイノベーション」を29日に開設した。

 ポスドクの情報収集を助ける。

 ポスドクを雇用する側や行政担当者などの意識・知識の向上も目指す。

 このサイトは、文部科学省委託事業「科学技術関係人材のキャリアパス多様化促進事業」の一環として、若手博士の人材開発や能力開発に積極的に取り組んできた産総研が運営する。
 今の時代に新しく立ち上げたサイトとしては意外なほど地味な外見で驚きますが、サイトはこちらです。

 Dr's イノベーション

 よろしければ、ご感想などをお聞かせ下さい。
by stochinai | 2007-10-30 21:26 | 科学一般 | Comments(3)

黄と赤のトンネル

 ようやくイチョウも良い色が出始めましたが、紅葉はそろそろ終わり気味です。今日は昼から雨が降り始め、今は大風が吹いていますので黄色い葉は今夜かなり落ちてしまうと思われます。

 というわけで、明朝にはこの美しい光景はなくなっているかもしれません。(クリックすると、普通のディスプレイでは横にあふれるパノラマ写真になります。)
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 この儚さがまた美しさを際だたせるのでしょうね。
by stochinai | 2007-10-29 20:59 | 札幌・北海道 | Comments(0)
 大学院にはいって自分で研究をするようになると、他の人の研究者としての能力を判断できるようになってきます。(それができない人は、まだまだ修行が足りないと反省してください。)さらに博士後期課程やポスドクになり、研究者としての自分の能力に自信がついてくると、自分よりも明らかに研究者としての能力が劣っていると思われる人間が、教授・准教授・助教でテニュアの職についているのを見ると、時には腹が立つことも多いだろうと思います。

 さらに頭に来るのは、「公募」と称して自分も参加したポスト獲得競争において、明らかに自分よりも業績や能力に劣ると思われる候補者が選ばれることをしばしば経験することでしょう。そのたびに、この国にはフェアな競争がないと絶望的な気持ちになることは想像に難くありません。

 もちろん、「公募」と称した募集の中には、公募という形にしなければ文科省に叱られるからという理由で形だけ公募の形態をとったいわゆる「やらせ公募」が横行していることも、なかば公然の秘密です。経済的手法などで、これだけ大学をしっかりと管理しているにもかかわらず、そういうことを文科省が関知していないのだとしたら、管理責任を問われても仕方がないと思います。

 しかし、一方では文科省と応募してくるポスドクとの間で板挟みになっている大学、それもいわゆる「地方大学」の置かれた立場を理解することも、ポスドク問題を考える上にとって重要なのではないかと思います。たくさんのコメントをいただいたエントリー「大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか」に寄せられた「田舎教師」さんのコメントは、もちろん立て前としてはそれに対して寄せられた「そんなことは許されない」というたくさんの反論が正しいのだと思いますが(それは田舎教師さんも自覚されているようです)、単純に否定するだけでは済まない現在の地方大学の置かれた状況を反映しているような気がしますので、ここに再掲させていただきます。
Commented by 田舎教師

>40台海外ポスドク様
>地方大学で平均的なポスドクよりも業績も能力もない教員がごろごろしていますし、公募といっても形ばかりで業績の足りない身内を採用することがまだ多いです。私の知り合いの複数の教授は以前よりもひどくなったといっています。

 地方大学の教員です。仰ることはよく分かるし、その通りなのですが、ちょっとだけ現状の説明をさせてください。
 確かに古くからいる教員にはハナから業績のないひともいます。採用されたときの時代や情勢がそうだったのでしょう。しかし、多くの教員は業績があって採用されて、その後成果を上げられなくなっていっています。特に最近は。なぜか?まず週に講義を5-6コマ担当し、入試・教務・学生委員会など委員に選ばれれば必ず出る必要のあるさぼれない委員会や会議が週平均1.5回くらいあります。校費は昔は100万以上あったのが今は10-40万です。大手の大学と違って、卒業研究の指導も教授自ら真剣に手取り足取りやる必要があります。そのうちちょっとデキの良い学生は大手の大学の大学院に行ってしまい、自分のところには誰も来ないか、来ても2年間バイトにあけくれるモラトリアム組です。

 そして、論文も急速に出なくなり、着任当時は当たっていた科研費も次第に当たらなくなります。
 ここで公募で(場合によっては所属ラボのお陰もあって)すばらしい業績をもつポスドクと競っても、地方で苦労して教育と運営をしている教員は負けるでしょう。しかし、そのポスドクも慣れない教育と運営に四苦八苦しているうちに結局は前任者と同じ運命をたどるでしょう。
 そこで現場で行われているのは、公募条件を厳しくして当該内部候補しか当てはまらないような募集をするのです。これは良くないことですが、教育の質や運営の継続性を保つためにはある程度仕方ないことのようにも思われます。また、最近この状況がさらにひどくなってきたのは、定削に伴う定年後のポスト消失やメンヘル学生の指導の増加や講義実習の評価導入による負担増加など地方大学の教員をめぐる状況がさらにひどくなってきていることと関係があります。

 海外でポスドクをやって業績をあげて、今後は常勤職を得てさらに研究を推進させたいと思っている方々は、そもそも特に教育に対する覚悟が足りないケースが多いように思います。さらに、そんな劣悪な研究環境で、実際には教育(しかも相手の多くは勉強する気のほとんどない学生です)のデューティと運営のための会議に翻弄されるポジションに、それでも就きたいですか?就いた後はそうした仕事をしっかりやり続けることができますか?
 多少、挑発的な田舎教師さんのコメントですが、こんな状況の中に長いこと置かれていた人間が、研究環境としては理想的なスーパーラボで、研究以外のデューティもなく論文作りに邁進していたポスドクと研究業績だけでガチンコの競争をしたらかなうわけがないというのも、また事実だと思います。

 不思議なことに、昔から大学の教員の選考においては研究業績が最大の比較されるべき対象で、そういう観点から競争をしたら、大学院を卒業するかしないかのうちに助教(助手)になった人と、博士課程をしっかりと卒業してそのあとポスドクで研究三昧していた人との勝負はやる前から着いています。そして一時期、研究業績だけをかなり形式的に最優先に人事をした時代があって、その結果教育体制がガタガタになってしまったところも多かったという「噂」も良く聞きます。

 だからと言って、「研究業績だけではなく、教育もしっかりできる人を採りたい」という気持ちで始めたのだとしても、いったん「やらせ人事」という形式の人事を許してしまうと「好き嫌い人事」などの横行を許してしまう温床にもなりかねません。

 というわけで、私は何度も言っているのですが、選考基準と選考過程を透明化することと、研究室のメンバー(特に教授)から人事権を取り上げて、もっと広い視野から人事選考をできる組織に移すことが、大学教員予備軍として存在しているポスドクをはじめとする研究者志望者の中から次世代を担う人々を正しく公平に選ぶことになるのだと思います。

 ついでに申し上げておくと、日本の高等教育と研究を守る(というよりは育てる)ためには、東大や京大という頂点大学の「裾野」としての地方大学の存在がとても大事だと思いますので、そうした裾野を健全に発展させる政策というものが施行されることを心から願っています。そうした大学では、東大や京大とは異なる基準の教員採用が行われることも「あり」だと、私は思っています。

 いずれにしても、「やらせ公募」で採用される見込みのまったくない応募者に無駄な作業をさせるような詐欺的な行為は絶対にやめて欲しいことですね(と、科研の申請書を書きながら思ったのでした)。
by stochinai | 2007-10-28 23:55 | 科学一般 | Comments(42)

お祝いの夕日

 ある方の就職が決まったという連絡が、某MLで流れました。ふと、外を見るとものすごくきれいな夕焼けです。

 ポプラ並木も入れて、お祝いの夕日です。おめでとうございます。

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by stochinai | 2007-10-27 16:52 | 札幌・北海道 | Comments(1)

冬目前

 21日日曜日のミズナラはこんな感じでした。再掲します。
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 それが、今朝はこうなっています。
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 もう、緑はありません。

 雪が降る前に、最後のブルーベリーを収穫しました。といっても、たった5粒です。
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 ニラだとおもうのですが、庭に勝手に生えてきて、ちっともニラ臭くないニラのネギ坊主が種になっていました。
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 よく見ると、その下の茎に大量の黒いアブラムシがついています。ニラに付いているので、ネギアブラムシなのでしょうか。このまま、冬を越せるものかどうかわかりませんが、雪が融けるまで放置しておくことにします。
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 春にどうなっているか、忘れていなければ観察して報告したいと思います。

 一方、大学のイチョウは去年に比べると、黄葉は遅れ気味のようですが、あちこちのツタがようやく赤くなってきました。5号館を背景に、某所のツタを撮してみました。
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 真っ赤なのも見事ですが、こんなふうにいろんな色が混じっているのも美しいものですね。
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 ついでに、ロゴ画像も替えてみました。
by stochinai | 2007-10-27 16:45 | 札幌・北海道 | Comments(1)
 10月14日のエントリー「大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか」には、現時点まででコメントが213付いています。以前は、コメントが100を越えたりすると「議論沸騰」という感じがしたものですが、今回は200を越えても、当然のように冷静に生産的な議論が続いているような気がします。

 その理由のひとつかどうかはわかりませんが、最近は深夜を越えると海外からのアクセスが多くなってくるというのが日常になっており、コメントの書き込みもそのかなりが海外におられる方からではないかという気がしています。というわけで、昼間は日本から、そして夜中は海外からという時間差を乗り越えながら、中味のある議論がされているようです。

 あまりのコメントの多さおよびその内容の厚さに、私ひとりではとても対応しきれるものではないのですが、私がいようといまいとコメンテーターの方々がどんどんとお互いに議論を深めていっていただけるのを「横から」頼もしく見ている今日この頃です。

 と、無責任なことばかりを言ってはいられないので、今日はコメントの中にあったちょっとだけ気になるシミュレーションを引用させていただきます。これは、apjさんの目にもとまったようで、「私のblogで、今日の通りすがりさんの試算を引用させていただきました。実感にも合っている数字だと思います」と書かれていました。

 その通りすがりさんの試算というこのがこれです。
例えば100人の博士取得者とします,アカポスの求人が30人分あります.倍率の期待値は3.3倍になります.果たしてそうでしょうか?

この制度を始めて1年目は
1年目(求職者)新卒100人 PD0人 →アカポス30人,PD70人
アカポス就職率(30/100): 30%
2年目(求職者)新卒100人 PD70人→アカポス30人,PD140人
アカポス就職率(30/170) 17.6%
3年目(求職者)新卒100人 PD140人→アカポス30人,PD210人
アカポス就職率(30/240) 12.5%
....
6年目(求職者)新卒100人,PD350人→アカポス30人,PD420
アカポス就職率(30/450) 6.6%
....
9年目(求職者)新卒100人,PD560人→アカポス30人,PD630
アカポス就職率(30/660) 4.5%

27歳で学位取得した人が33歳までポスドクを続けるとすると,毎年6.6%,36歳まで続けるとすると,毎年4.5%しか,アカポスに就けない計算です.これが現状なのです.
 「期待値」という用語の使い方に関しては、私は数字(数学?)に弱いのでこれでいいのかどうかはわかりませんが、この試算の意味するところはとても明快で、出口から出られる数よりもたくさんの人を毎年入り口から送り込まれている体育館の中に、だんだんと人が増えていく様子を思い浮かべるとわかりやすいと思います。

 で、このシミュレーションではっきりと出ているのですが、通りすがりさんは敢えてコメントしていなかったことが、PD数の増加です。PDもお金で雇われる職種である以上、その数に限りがあるのは明らかで、さらには状況が変化(たとえばポスドク1万人計画の見直しなど)がすると、その数が減ることすら考えられます。そうすると、この試算では増え続けているPDの数に、PDとして雇われることができない人が含まれてくることが、当然のごとくに想定されます。

 それに対して警鐘を鳴らして、vikingさんが新しいエントリーを書かれています。

 ドクター・ポスドク問題その後(6):そもそもポスドクの口すら足りない

 中味については敢えて引用するまでもありませんので、是非ともそちらをお読み下さい。

 さて私たちは、この新しい事態をどのように考え、どのように乗り越えていったらよいのでしょう。
by stochinai | 2007-10-26 22:15 | 科学一般 | Comments(49)

攻撃的なカエル

 最初にこの動画を見た時には、CGか作り物のカエルを動かして取ったコマ取りアニメかと思いました。

 とにかくご覧下さい。こちらです。(下の画面はダミーですので、こちらをクリックしてください。)
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 ご覧のようにかわいらしいカエルが、ヒトの手に襲いかかるという光景は、少なくとも私の知っているカエルでは経験のないことです。

 明らかに、自分より何百倍も大きな人間に襲いかかるという性質は、野生で生きている動物としては信じがたい行為です。
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 しかも、このかわいらしさですから、実際のカエルだと信じられないほうが普通ではないでしょうか。

 ところがこのカエル、アルゼンチン・パラグアイ・ボリビアなどに住む、バジェットガエル(Lepidobatrachus laevis)という名前の実在するカエルのようです。

 ペット愛好家のあいだでは、この闘争性のために「カエルのフレディ・クリューガー」(「エルム街の悪夢」のフレディですね)と呼ばれて恐ろしがられて(愛されて)いるようです。

 何十年もカエル(アフリカツメガエル(Xenopus laevis)の研究をやってきたのに、カエルのことをなんにも知らないことを思い知らされた YouTube でした。
by stochinai | 2007-10-26 21:02 | 生物学 | Comments(2)

ふと咲けば山茶花の散りはじめかな        平井照敏


by stochinai