5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2007年 11月 ( 39 )   > この月の画像一覧

冬の知事公館

 今日でS医大の講義が終わりです。S医大も今年から法人化したので、来年度からは学外非常勤を削減することになっているようで、私の非常勤も今年で終わりになるはずです。

 というわけで、こちらの方面にももう来る機会がなるなるかもしれないと思い、帰りに知事公館の庭に寄ってみました。と、庭にへんなものが・・・・。
c0025115_22185313.jpg
 カバーのかかった自動車のようにも見えますが、もちろんこれは去年ここで見た「あれ」です。

 知事公館・三岸好太郎美術館

 去年は10月末に来ています。1ヶ月経つと知事公館も冬ごもり体制にはいるのですね。でも、冬のたたずまいもきれいです。
c0025115_22212645.jpg
 出口のところで、木肌に不思議な模様を持った巨木を発見しました。
c0025115_22224277.jpg
 典型的な「チューリング・パターン」に見えます。こういう図形を見るたびに、下宿に水槽を持ち込んで密かにやったタテジマキンチャクダイの研究をでNatureの表紙を飾る論文を書いた近藤滋さんを思い出します。(話の続き2そして3

 こんな木は見たことがないと思ったのですが、ラベルを見ると有名な木でした。
c0025115_2232651.jpg
 これほどはっきりしているのだから、さぞかし有名な現象に違いないと思っていろいろと検索してみたのですが、苦労してようやくひとつだけ見つけることができました。

 木肌の妙

 やはり、こういう模様ができるのはケヤキの特徴のようです。木ごとに模様が異なるというところも、ますますチューリング・パターン的です。こういうものに出会うたびに、生き物ってやっぱりおもしろいと思わされます。
by stochinai | 2007-11-30 22:40 | 札幌・北海道 | Comments(3)
 ZDNet Japan ニュースの記事「地図マニア注目 - Googleマップの地形表示機能」によると、「気がついているだろうか。27日からGoogleマップに地形表示機能が追加されている」とのことで、早速見てみるとたしかに立体地図帳モードが追加されていました。

 これは今までの地図です。来年サミットが行われる洞爺湖と札幌の位置関係を示しました。(クリックすると拡大します。)
c0025115_20165374.jpg
 そして、いままでもあった航空写真です。
c0025115_20173162.jpg
 さらに、これが新しく追加された立体地図です。こういう地図が最先端だった時代を思い出して、懐かしい感じがします。
c0025115_20182886.jpg

by stochinai | 2007-11-30 20:22 | コンピューター・ネット | Comments(0)
 相変わらず新聞の朝刊にはたくさんの広告が入ってきます。最近は、パチンコ屋と不動産の広告が比較的多く、そういうチラシはもともと見なかったのですが、自分が最近はスーパーやホームセンターの広告チラシにもあまり目を通さなくなってきたことに気が付きました。

 昔は、結構そういうチラシをみるのが好きで、特にスーパーとドラッグストアで商品の値段比べをするのを楽しんだものです。

 なぜ、最近そういうことに興味がなくなってきたのかと自分なりに考えてみると、チラシに頼らずともスーパーやドラッグストアの店頭で、安いものとそうではないものを見分けられる自信がついてきたからかもしれないとも思います。

 そう言えば、電気製品やコンピューターなども広告やネットを見て比較するよりは、実際に店頭に行ってみて、現時点においてどれが安い(買い得)のかというのが、なんとなく自信を持って決断できるようになってきたような気もします。

 そうなってくると、新聞と一緒に投げ込まれる広告を見たり、ネットでいろいろな品物の値段比べをするということに全然意欲がわいてこないのです。

 今、もし欲しいものがあったら、おそらく品揃えがもっとも充実している店に行って、その場で比較して買ってしまいそうな気がします。

 しかし、振り返ってみると、コンピューターやデジカメはいつもちょっとだけ欲しいと思ってはいるものの、欲しくてたまらずに一日中品定めをしたり値段比べをしたりというようなものがないということにも気が付きました。

 必要なものはあまり悩まずに買ってしまい、そうでもないものは別に欲しいとも思わないというしごく当然の境地になってきたのは、まあ年を取ったということなのかもしれませんね。

 そこはかとなく、つまらないエントリーになってしまいました。
by stochinai | 2007-11-29 22:38 | つぶやき | Comments(2)
 「日本は世界に一頭しかいない白いクジラを殺すかもしれない」というショッキングな見出しのニュースを見てしまいました。

  Japan might kill world's only white whale

 真っ白なザトウクジラが南極付近からオーストラリアのあたりを毎年回遊しているのが目撃されているそうです。Migaloo(アボリジニーの言葉で、「白いヤツと」という意味だそうです)という愛称まで持っているこのクジラは1991年に発見されてから毎年、目撃されており、その目撃情報を集めたウェブサイトまでがあります。(日本を除き?)世界的なアイドルになっているようです。

 Migaloo, the white humpback whale of Austoralia

 ここに、ある最後の目撃情報は今年の8月28日で、こちらにはスライドショーやビデオもあります。

 白いクジラはかなり美しいですし、彼らが主張するようにとても見つけやすいので、漁をする立場からすると最も簡単な獲物ということになりかねません。しかも、Migalooはホエールウォッチングされるのに慣れているようで、近寄ってくる船をあまり恐がらないのだそうです。

 ニュース記事の中には日本の農水省の対応も書いてあります。
The Fisheries Agency in Tokyo refused to rule out killing Migaloo today, with officials offering a blunt "no comment" to media inquiries.
 「メディアの質問に対してはコーコメントで、Migalooを捕獲することはないと、断言することを拒否した」ということだと思います。それだけではなく、オーストラリアやニュージーランド(政府)に、捕鯨船団が反捕鯨団体に攻撃されるようなことがないように守って欲しいとも言っていると書いてあります。

 たとえ間違ってでもこんな世界的アイドルを殺すようなことがあったら、かなりヤバイことになりますね。今からでも遅くないので、日本の政府関係者は是非とも捕鯨船団にザトウクジラの捕獲を中止するように伝えるべきだと思います。

 YouTubeでも、Migalooで検索するとたくさん出てきます。

c0025115_22332148.jpg

by stochinai | 2007-11-28 22:36 | つぶやき | Comments(7)

 私の髪はかなり白いのですが、毛が少ないかというとそれほどでもありません。しかし、和田アキ子と島田紳助のわざとらしいコマーシャルでおなじみのあの「リーブ21」から『アクティシャンプーR』を試供品としてプレゼントしてくれるというので、応募したら当たってしまいました。

 募集広告を見た時には、それほど欲しいとも思わなかったのですが、通販サイトの☆アクティシャンプーR☆の販売価格が税込みで4720円というのを見て、私の心の奥にいる貧乏虫が動き出したのです。

 我が家に届いたものを見て、またびっくり。こんなに小さいのです。
c0025115_19452916.jpg
 私が普段使っている安物のシャンプーは500mlで数100円ですが、なんとこれは300mlで4720円。10倍以上の値段です。

 そう考えるとタダでもらったものと言っても、ボトルから出す時についつい量が少な目になってしまうところで、自分の貧乏性を笑ってしまいました。

 まだ4日くらいしか使っていませんが、柑橘系の香りが上品でなかなか良い感じです。洗い心地は明らかにマイルドで、安物のシャンプーのように洗った後の脱脂感がありません。昔あった「リンス・イン・シャンプー」のように、お湯で洗い流した後も髪からなめらかさが消えないところが、さすが高級シャンプーという感じはします。洗い上がりの髪の毛には明らかに差があるということはわかります。

 リンス効果が感じられますので、「ブラッシングの時でも静電気の発生が少なく、抜け毛予防になります」というのは、事実だと思います。

 しかし、問題は洗髪後の頭皮なのでしょうが、こちらについては今のところはっきりとした差はわかりません。2-3週間も使い続けると差が出てくるのかもしれませんが、取りあえず私は髪が薄いということはないので、「みるみる毛が生えてきた」というようなことにだけはならないはずです(笑)。

 さて、気になる成分ですが、ボトルの裏に書いてあります。
c0025115_19572942.jpg
 いろいろな化学物質に加えて、大量の植物エキスが配合されています。

 エイジツエキス、クララエキス、シャクヤクエキス、ソウハクヒエキス、トウキ根エキス、アルニカ花エキス、オドリコソウ花エキス、オランダカラシエキス、ゴボウ根エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレ花エキス、オレンジ油

 量が書いてありませんので、よくわかりませんがシャンプーからほんのり香る柑橘系の香りのもとはどうやらこのオレンジ油ですね。他に複雑なハーブの香りなどは感じられませんので、含まれている他の植物のエキスはほんの微量なのかもしれません。

 というわけで、少なくとも毛髪・頭皮に悪いということはないと思うのですが、コストをどう考えるかというところが悩みどころだと思います。1月に4-5000円の出費ならなんとかなるとしても、これが気に入ったら次には、やはり同じページに紹介されているスカルプコンディショナーBが欲しくなるかもしれません。こちらは300ml5250円です。そして、次にはリーブトニックABも必要になると、こちらは140ml2本セットでなんと、23100円です。安くはないですが、だんだんとこれも試してみたくなるかもしれません。誰に強制されているわけでもないのに、どんどんとのめり込んでいくものなのかもしれませんね・・・・・・。

 それにしても、5000円近くする高級シャンプーのボトルにしては、このデザイン簡素すぎるのではないかと、ちょっと心配になるほどでした。
c0025115_2011782.jpg
 いいんですかね、岡村社長!

 ・アクティシャンプーR: でした。
by stochinai | 2007-11-27 20:19 | つぶやき | Comments(6)
 数日前にdiggで紹介されていた、自作の金属探知器ムービーです。

  Homemade Metal Detector サイトは metacafe

 関係ないですがこのサイトでは閲覧数に応じてお金がもらえるのでしょうか。すでに175ドルかせいだとかいてあります。

 解説がノン・ネイティブのようで英語が聞き取り難いのが難点ですが、ムービーをご覧になればわかると思います。
c0025115_19132462.jpg
 必要な材料は、AMラジオと粘着テープ、それに電卓です。すべて100円ショップで手に入るものです。
c0025115_191322.jpg
 AMラジオのスイッチを入れた後選局ダイアルを最大周波数にして局からはずし、雑音が出るようにしておきます。

 そして、スイッチを入れた電卓と背中合わせにして、位置をさぐって良いベースラインの音(?)がする場所を探し、テープで固定するだけで、不思議なことに金属探知器ができあがります。
c0025115_19174214.jpg
 私も手元にある、ラジオと電卓でやってみましたが、ラジオがデジタルだったのが悪かったのか、周波数が米国仕様ではなかったのが悪かったのか、コンピューターの電磁波検出機にしかなりませんでした。

 お暇があれば、お試し下さい。テープさえあれば、100円ショップで材料を入手して210円でできると思います。
by stochinai | 2007-11-27 19:22 | スマイル | Comments(2)

スーパー連携大学院

 どこまで信じて良いのかわからないようなニュースが、日経ネットに出ています。ネタはこちらからいただきました。

 信州大や中央大など8校連携、理工系大学院開設へ

 信州大学、電気通信大学、北見工業大学、弘前大学、秋田県立大学、長岡技術科学大学、三重大学の国公立7校と中央大学が「2010年度にも、東京都内に共同で理工系の『スーパー連携大学院』(仮称)を開設する」とのことです。

 目的は、「各大学が得意とする研究分野を生かしながら、企業と連携して新しい技術研究に取り組む。ビジネス界や行政で即戦力となる人材の育成を目指す」ということで、さらに「今後も参加大学を募る」そうなので参加大学院は増えるかもしれません。

 日本中に散在する大学の大学院が東京都内に共同の大学院を作るとなると、個々の大学院のアイデンティティというものはどうなるのでしょうか。学生としてはたとえ信州大学の先生の指導のもとに研究をしたとしても都内に作られるというスーパー大学院の卒業ということになりますから、信州大学に帰属意識は芽生えないような気もします。

 しかし、都内に研究施設を構えた大学院を作るとなるととんでもないお金がかかりますので、ひょっとするとそこには講義室だけがあって、研究は各大学に分散してやるという仕組みになるということも考えられます。もしそうだとすると、たとえスーパー大学院に入ったとしても、研究室はたとえば信州大学になるわけで、信州大学の大学院に入学したのと何が違うのだろうかということになります。

 このようなヘッドラインだけのニュースに想像をたくましくして反応しても意味はないのですが、地域密着型の大学や大学院というものからの(少なくとも気分だけでも)脱却を狙った動きのひとつということなのでしょうか。

 実は、今の学生は大都会にある大学を強く指向する傾向があるのだそうで、そういう意味もあって「田舎」の大学の多くが大都市にサテライト施設を作ろうと考えているという話も聞きます。

 そうなってくると、笑い話だと思っていた「九州大学と北海道大学の合併」などということもあり得るオプションなのかもしれないと、ちょっと背筋を冷たいものが走ったニュースでした。
by stochinai | 2007-11-26 22:48 | 大学・高等教育 | Comments(0)

雪イチゴ

 雪はまだ残っていますが、寒さは平年並みに戻って最高気温は10℃くらいになりました。ほとんど一日中曇天ではありましたが、庭木などに雪対策をしました。庭木は年々大きくなりますので、雪対策といっても簡素なものですむようになり、年々楽になっていくのは成長して自立できるようになっていく子供をみるようで、頼もしく楽しいものです。

 仕事が一段落したところで見つけた、これはなんでしょう。まるで、雪で作ったイチゴのように見えませんか。
c0025115_22275367.jpg
 正体はシュウメイギクの種なのですが綿毛の外側に種が付いているところがおもしろいです。
c0025115_2230527.jpg
 実の内側にも空洞があります。
c0025115_22311461.jpg
 やがて、綿毛はバラバラになり、一つ一つの種がこんな風に飛んでいきます。右側の茎のところに、旅立ちつつある2個の種が付着しているのが見えます。
c0025115_22325639.jpg
 こんな調子で、放っておくと庭中がシュウメイギクだらけになってしまうほど、生命力の強い植物です。
by stochinai | 2007-11-25 22:48 | 札幌・北海道 | Comments(0)

レポート売買サイト

 はてなブックマーク経由で、我々大学関係者にとってはかなり衝撃的なサイトがあることを知りました。

 ハッピーキャンパスへようこそ!大学レポート・論文共有サイトハッピーキャンパス
c0025115_0184979.jpg
 実際にアクセスしてみるとすぐにわかりますが、大学生向けのレポート売買サイトです。

 最初は大学生同士の相互扶助サイトなのかとも思ったのですが、単なる相互扶助を越えて商売になっているようです。

 レポートには値段が付けられており、たとえば「クローン」というキーワードで検索してみると41件のヒットがあります。値段の高いものから10件を表示したものがこれです。
c0025115_02123.jpg
 最高値が2100円から最安値は105円までのものがあるようです。

 日付順でソートして、最初の10件を表示してみると、今月の11日のものを最新に比較的新しいものが出てきます。
c0025115_02806.jpg
 我々教員から見た、このサイトの最大の問題点は、ファイルが有料化されているので、学生が出したレポートの内容をネット検索で照合することができないという点です。

 いちおう、値段を付けて売るからにはそこそこの内容レベルが保障されている可能性も高く、それがそのままレポートとして提出された場合に同一のものが複数出現でもしない限り、それがオリジナルなのか購入したものなのかを見分けることが不可能ということです。

 最近、学生にレポートを提出させることでは学生の能力を判定することが難しくなったと感じるようになってきていましたが、このようなサイトが繁栄するようでは評価資料としてのレポートは使えなくなったと理解すべきなのでしょう。

 この調子だと、卒業論文や修士論文ひいては博士論文までも請け負って書いてくれる商売が出てくるのは時間の問題かもしれません。また一方では、そういう商売にもっとも能力を発揮するであろうという現実もあるわけで、糊口をしのぐためという理由で職にあぶれたポストポスドクがそういうことを始めたからといって、胸を張ってそれを非難できるほど日本の研究・教育界が立派なことをやってきたとは言えないつらさも同時に感じます。

 こういうものが出てくるということ自体、要するに全体が病んでいるということですね。
by stochinai | 2007-11-24 23:55 | 教育 | Comments(87)
 ちょっと前になりますが、Gigazineさんで紹介されていた「印刷結果を画像ファイル化する仮想プリンタ Virtual Image Printer driver」をダウンロードして使ってみました。

 ブログなどを書く時に、ドキュメントファイルやテキストファイルを画像にしたくなることが良くあります。最後の手段としては、画面キャプチャをしてしまえばいいこともあるのですが、なんとなくスマートではありません。そんなときに、プリントイメージを画像ファイルにしてくれるこのソフトは便利だと思いました。

 ダウンロードは外国のサイトから行います。

 Virtual Image Printer driver

 ImagePrinter-1.3.5.zipというファイルを指示に従って解凍・インストールすると、プリンタードライバにImagePrinterというものが追加されますので、ソフトウェアからの印刷の時にそれを選ぶだけです。画像ファイルとしてはデフォルトでTIFFになっていますが、BMP、PNG、KPG、PDFも選べるようになっています。なぜかわかりませんが、私の環境ではJPGとPDFでは画像ファイルができませんでしたが、まあ後で変換もできますし、PDFなら他にもたくさんのソフトがありますので、ここでは気にしないことにしておきます。

 サンプルとしてパワーポイントのスライドの1枚をBMP出力したものを、縮小してJPGに変換したものをお見せします。
c0025115_0283320.jpg
 これで16.4KBです。なかなか使い勝手が良いと思います。

 おまけにもうひとつ、中国から来たスパムメールを画像にしたものも貼っておきます。
c0025115_0403147.jpg
 どうですか。使いようでは、なかなか便利なものだと思います。
by stochinai | 2007-11-23 23:59 | コンピューター・ネット | Comments(0)

今日二つ三つ朝顔の通り道          稲畑廣太郎


by stochinai