5号館を出て

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Photoshop Express

 もうすでにお使いの方もたくさんおられると思いますが、オンラインのフリーフォトショップとして話題になっているAdobe Photoshop Express(β版)に登録してみました。オンラインに2Gという大きなストレージ空間がもらえるだけではなく、Facebook、Photobucket、Picasaといったオンラインの写真共有サービスに投稿した写真も直接編集/保存できるのがひとつの特徴のようです。

 しかし、実際にできることは今やどこにでもあるような写真のレタッチだけですので、あのPhotoshopをイメージしているとかなりがっかりするかもしれません。

 実際、私も最初はそう思ってほったらかしておいたのですが、昨日アップロードしたネコのお尻の写真の色合いが気になって、修正にチャレンジしてみました。下にある昨日の写真は蛍光灯の光の下でホワイトバランスを無視して撮ったもので、かなり色合いが悪くなっています。

 それを、修正してみました。いくつかの例がサムネールで提示され、その中から選ぶだけという、実に(私のような)素人向きにできています。
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 その中から選んだものです。昨日の写真と比べてみてください。色が自然になっただけではなく、肌理もリアルに浮き出ています。
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 こんな遊びもできます。
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 マニュアルでやると難しそうなこんなものも簡単に作れてしまいます。
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 要するに、どう使いこなすかということなんでしょうね。

 あっという間に2万を越えた公開ギャラリーユーザー数(アルバム約3万)を見ると、今後は写真共有サイトとして使われるような気もします。
by stochinai | 2008-03-31 17:46 | コンピューター・ネット | Comments(0)
 外を眺めるのが好きなネコは多く、うちのネコも食べている時以外は、寝ているか外を見張っていることが多いようです。

 そんなネコたちが協働作業で障子を破ってしまったので、枠1枚分の障子紙を切り取ってやったら、そこがお気に入りの覗き穴になっています。
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 今日も夜なのに見張りをする武蔵丸です。1ヶ月ほど前に刈り込まれた毛が少し長くなってきましたが、最盛期に比べるとまだまだ全然短いことは、尻尾の先のボンボリを見ると良くわかります。毛を刈る前は、全身がこれでした。
by stochinai | 2008-03-30 23:59 | スマイル | Comments(0)
作品発表会と修了式 【関連記事続々追記】 2008-03-22 16 New at 2008-03-30 19:13

卒業式: 大学も学習指導要領? 2008-03-25 10 New at 2008-03-29 12:08

経歴に穴が空くということ 2008-03-16 36 New at 2008-03-26 07:35

官尊民卑が経歴の継続を要求する 2008-03-17 23 New at 2008-03-24 11:36
by stochinai | 2008-03-30 12:59 | その他 | Comments(1)
 大学で研究室周辺のメンバーのみを対象に小規模なメールサーバーを運用しているのですが、今朝8時過ぎから急にアクセスできなくなりました。その時、私は自宅にいました。こういう時には、場合によってはすぐに大学に駆けつけなければならないのですが、まずはいろいろとリモートで調べてみました。

 幸いなことに、大学のLANは動いています。私は、ウェブサーバーも1台、メールサーバーと同じ場所で管理しており、そちらは動いているのでそちらのログを調べてみると、8時23分に自動再起動しています。実はメールサーバーのマシンには、もともと停電から復旧した時に再起動しないという不具合があり、予め停電が分かっている時には手動で再起動するようにしています。ウェブサーバーが勝手に再起動しているということは、研究室で停電があったということを示唆していると思われました。

 大学から停電の予告はありませんでしたので、研究室の付近だけで停電があったのだとしたらちょっと心配です。やはり、大学へ行かなければならないかと覚悟していました。しかし、そうこうしているうちにテレビのニュースで、今朝8時頃に北海道大学が存在する札幌市の北区を含む大規模な範囲で停電があったことを知り、納得しました。「それか!」

 カラスの巣作りで5万戸停電 札幌
 29日午前8時18分、札幌市の北区と東区で停電が起きた。北海道電力によると、約5万4100戸に4~23分間の影響が出たが、午前8時41分に復旧した。原因はカラスの巣作り。東区の幌北変電所の敷地内で、電線に巣を作ろうとして運び込んだ木の枝が電線に接触し、ショートしたらしい。
 これが原因ですね。ある意味、ホッとしました。

 サーバーは昼過ぎに手動で復旧させましたが、カラスのせいで停電が起こるということは良くあるそうです。
 担当者は「春先はカラスの動きが活発になるため、巣づくりが原因の停電が起きやすい。100%防ぐというのは難しく、悩みの種です」と話している。
 今回の事故は想定外の停電が原因でしたが、たとえGmailだとしてもメールサーバーがダウンすることはありうることです。

 今の時代、突然メールが使えなくなるといろいろと支障が出ることが予想されますので、いつも使っているメールサーバーが使えなくなっても差し支えないように対応を考えておく必要があると思いました。とりあえずは、メールアドレスを複数確保しておいて、送ってもらうメールは両方に届くようにしておくということをやってみようと思います。
by stochinai | 2008-03-29 15:02 | コンピューター・ネット | Comments(1)
 ニコンの子会社であるアメリカのニコン・インスツルメンツが主催している『ニコン顕微鏡写真コンテストSmall World』(Nikon's Small World Photomicrography Competition)というのがあるのだそうで、今年の入賞作が発表になっています。

 ニコン顕微鏡写真コンテストに入賞した10作品

 アメリカのサイト Small World

 日本のサイトには13作品、アメリカのサイトには97作品がアップロードされています。これが、1位になったマウス胚で、胚が赤で卵黄嚢が緑の蛍光で染め分けられています。
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 まあ、たしかにきれいな写真がたくさんあることはあるのですが、どちらかというと実際に顕微鏡をのぞいてみると、このくらいの美は日常的に味わえるのが生物学だと思います。

 最近は分子生物学が全盛で、形の美しさを味わえる生物学が減ってきているという現実はあるのですが、こういう写真をみているとやっぱり生物学は形の学問だなあと感動します。サムネールを転載しておきますので、全部ご覧になりたい方はアメリカのサイトへどうぞ!
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by stochinai | 2008-03-28 19:56 | 生物学 | Comments(1)
 昨日から今朝にかけて、愛知大学の法科大学院が「日弁連法務研究財団」の評価で、不適合の認定が行われたというニュースがあり、ふ~んと思っていたのですが、たった今のNHKローカルニュースで北海道大学の法科大学院も、法学部出身者を優遇するような入学試験を行っているという理由で「不適合」の認定がされたと報道されました。

 ネットを見ても、まだ情報が取れないのですが、他にも数校あって愛知大学と合わせてたしか5つの法科大学院が不適合とされたようです。

 法科大学院 一橋、北大など新たに4校「不適合」
 今回評価した9校のうち一橋(東京都)、北海道、千葉、香川の4校に対し、授業を受ける人数が多すぎたり専任教員の資質に問題があったりして、機構の定めた基準に適合しないと判定した。

 評価結果によると、一橋大では、一部の授業の受講生が標準(50人)の2倍にあたる100人もいた授業があったため「双方向的な授業をめざすという基本的な法科大学院教育のルールに反する」と指摘。北海道大は、法学を学んだ経験がない人を対象とする未修者コースの入試で法学の基礎知識を問うていた点が「多様な人材を受け入れる法科大学院の趣旨に反する」と判断された。

 北大としては抗議をしたているところらしいのですが、かなりショックなニュースです。

 どうなるのでしょうか。

 今調べてみると、北大のホームページに抗議文(状況説明文?)が掲載されていました。(この素早い対応は、とても良いと思いました。)

 こちらの評価は愛知大学と異なり、日弁連ではなく独立行政法人大学評価・学位授与機構が行ったものだと書かれています。そうだとすると、事態はより深刻です。

 法科大学院の認証評価結果について

 大学評価・学位授与機構が定める基準に適合していないと判断された理由は、「北大法科大学院の入学試験においては、2年課程と3年課程を併願した場合の3年課程の選抜について『学修評価枠』において法律科目試験の成績が考慮されており、基準を満たしていない」ということだそうです。

 結果として、今回このような評価を受けたことは大変残念なことであり、北大法科大学院としては、次年度以降の入試について、併願者の選抜において法律科目試験の結果を参考にしない新たな入試制度を定め早急に本HPなどで公表する予定でおります。
 つまり、入試選抜の方法を緊急に変更するようですね。

 なお、「評価報告書」がすでに発表されており、その中にすでに北大の法科大学院からの抗議に対する検討結果も書かれています。

 それによると、「基準を満たしていないとする判断に変更はない」ということになっています。つまり、抗議が却下されたということですね。

 これほど細かいところまでチェックされて、「不適合」とまでされてしまうのはなんだかなあ、という気がしますが、今の大学の置かれている位置を象徴的に表しているような気もします。他人事ではないのですが・・・・・。
by stochinai | 2008-03-27 18:40 | 大学・高等教育 | Comments(5)

コミュニケーター送別会

 札幌ではCoSTEPの履修生だけがコミュニケーターではなく、地域に密着する活動の中から、その周辺にも続々とタレントが育っています。今日は、そんなタレントの2人が札幌を離れ、一人は東京へ、一人は南アフリカへと旅立つ小さな送別会をしました。

 場所は都心のど真ん中。もう冬の気配はほとんど残っていません。
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 ちょっとライトが明るすぎて文字が飛んでしまいましたが、こういうところです。
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 店の中には、たくさんの瓶が中に浮いたディスプレイが異様な風景を作り出していました。
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 CoSTEPの強さの秘密のひとつが、CoSTEPの活動を外から支える応援団や、修了生を中心に立ち上げた小規模カフェからも、どんどんと新しいコミュニケーターが育っていることだと思います。

 今日のゲストの一人は、なんと南アフリカで科学コミュニケーションの普及に携わるとのことで、大きな活躍を期待したいものです。

 時は春。たくさんの人が新しい地へと活躍の場を移す季節ですが、新しい場所に移った人も、同じ場所にとどまる人も、心を新たに新年度を迎えましょう。
by stochinai | 2008-03-26 23:53 | CoSTEP | Comments(0)
 朝起きたら、天気予報が「積雪がゼロになりました」と言っていました。今朝の5時頃に札幌気象台にある観測点の雪がなくなったそうです。

 このところ3月としては異常な暖かさが続き、今日で最高気温が5日連続で10度を超え、それは3月としては1891年以来、117年ぶりなのだそうです。更に気温は上がり続け、最高気温が15.1度になり、こちらも117年ぶりの高温で、3月としては132年の観測史上で2番目という記録的な温度だそうです。

 最近、なんだか目や鼻がムズムズすると思っていたら、道立衛生研究所の話では3月12日頃からハンノキの花粉が本格的に飛んでいるとのこと。ひょっとすると、私はそれに反応しているのかもしれません。この暖かさだと、この後4月から北海道の花粉症の最大原因となるシラカバも大量の花粉を飛ばす可能性が高く、要注意です(STVテレビニュース)。

 例年ならば、雪が降ることも珍しくないのですが、今日は卒業式でした。おそらく、北海道大学始まって以来の暖かい卒業式だったのではないでしょうか。今やすっかり定着した華やかな衣装をまとった卒業生達が、大学中にあふれかえり、春休みで静かだったキャンパスにも一気に春が訪れました。

 そして、明日から入学式までの数日間はひととき静かな大学になりますが、来週はまた入学式ウィークになり、怒濤の一年が始まることになります。

 そんな中、またまた「それって大学か?」と言われそうなニュースです。

 大学のカリキュラム、学部ごとに到達目標を国策定へ
 文部科学省は、人文系、社会科学系、自然科学系といった学部ごとのカリキュラムに、学生が卒業までに習得すべき「到達目標」を導入することを決めた。

 到達目標を取り入れた大学には補助金を上乗せするなどして実施を促したい考えだ。

 10年度までに具体的な目標を策定するよう(日本学術会議に)依頼する。たとえば経済学では「経済学の概念と法則を説明できる」といった目標が、物理学では「問題の原理と法則を突き止める能力がある」などの目標が設定されることになる。
 悪い冗談を聞いているような気がしますが、おそらく文科省としては真面目なのでしょう。こんな目標を定めたら、大学卒業共通テストをやらなければ公平性を保てなくなるはずです。さらに、それに補助金という予算配分が絡んでくるとしたら・・・・。

 午後には、これに追い打ちをかけるような中教審の提言がまとまったと報道されています。

 大学淘汰「避けられない」 質向上求め中教審提言
 大学志願者数と定員が同数となる「大学全入時代」の到来を「少子化の中、学士レベルの能力を備えた人材の供給は重要」と積極評価。その一方で「質の維持・向上の努力を怠り、社会の負託に応えられない大学の淘汰は避けられない」と警告した。

  その上で、質向上の方策の1つに、大学に入学する際の高校生の学力をみる手段として、高校と大学が協力して実施する「高大接続テスト」(仮称)の創設を検討することなども求めた。
 こっちは、入学前試験の提案ですが、こちらも大学淘汰をうたっていますので、いずれも大学を選別・淘汰するための基準を示したものであると読み解くべきでしょう。

 大学でも、こういう決まり切った高校のような教育をするのでしたら、今のように大学教員は研究者である必要は必ずしもなくなるでしょうから、高等教育のための大学と、研究者養成のための大学院を分けてはどうでしょう。そして、もし本気でそれをやろうというのでしたら、いたずらに選抜・淘汰するのではなく、むしろ積極的に教育中心の教員と、研究中心の教員を「増やすように」大学改革をすれば、たくさんのポスドクも吸収でき、高等教育の質の向上も図れ、一石二鳥になるのですが、どうでしょうか。>文科省の皆さん

 それをせずに、大学の選抜・淘汰を続けると教育も研究も取り返しがつかないことになります。というか、もうすでに取り返しのつかないところまで来ているという判断も可能なのかもしれないと思う今日この頃です。

【追記】
 vikingさんのところに関連エントリーが出ました。
 「大学のカリキュラムに到達目標を」という案はとんでもない愚策か、それとも大学教育の現状を反映した痛烈な皮肉か
 ktatchyさんのところにも出ています。
 どんどん「高校化」する大学
by stochinai | 2008-03-25 21:18 | 大学・高等教育 | Comments(10)
 最近、読ませていただいているザイーガというブログに、おもしろい記事の紹介がありました。

 【画像】一台の使い捨てカメラが映し出した、ちょっとポカポカ暖かい人間模様

 元記事は、the plug というサイトのものなのですが、なんというかアイディアがいかにもアメリカ的なページで、ほのぼのとした気持ちにさせてもらえます。

 plugのトップページはこれです。アトランタの街角でしょうか。
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 画面の下の方にある■の組み合わせで左から2つめの7個のブロックをクリックするとお薦めのページが現れます。
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 文章にはこう書いてあります。
Stranger Photos Have Happened

I tied a disposable camera to a bench with a sign that read:

Good afternoon,
I attached this camera to the bench so you could take pictures. Seriously. So have fun. I'll be back later this evening to pick it up.
Love, Jay / The Plug

When I retrieved the camera that night, I was happy to find that the entire roll of film had been shot. Below are the photos that were taken.
 要するに、「カメラをベンチにしばって置いていくので、みんな適当にいろんな写真を撮ってください。あとで回収に来ます」というメッセージとともに、使い捨てのカメラを放置しておき、あとで回収して現像したというだけのものです。

 でも、現像してみたとってもハッピーな気分になったということも書いてあるのですが、そこに撮し取られた写真を見ると、なぜだか我々もハッピーな気分になれます。

 是非とも、一枚一枚をじっくり見てみて下さい。アメリカ人の陽気さがとても良く、伝わってきます。
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 アメリカという国にはいろんな問題があって、嫌いなところもたくさんあるのですが、アメリカ人の底抜けの明るさには救われる思いをすることが良くあります。(うるさい!と思うことも多々あるのですが・・・・。)

 日本で同じことをやったらどうなるでしょうね。今の若い人なら、意外と同じことをやってのけてしまうような気もします。

 ともかく Have fun!
by stochinai | 2008-03-24 23:19 | コンピューター・ネット | Comments(2)

冬の終わり

 今や完全に積雪状態の指標となった感のある、我が家のバードテーブルですが、本日ついに足下の土が見え始めました。
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 完全に雪の下に見えなくなってからここへ来るまでは、驚くほど短い時間でした。

 時間を遡ってみると3月9日がこれですから、ほんの2週間ほどで1メートル数十センチが融けたということです。
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 その前の日の3月8日に、屋根が顔を覗かせ始めたのです。
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 これは、北大の入試が1日延期になった24日の庭です。バードテーブルは姿も形もありません。
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 2月17日にどんどん埋もれつつあるバードテーブルです。
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  1月26日に大雪が降りましたけれども、まだ半分くらいは雪の上にありました。
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 なくなってみると雪に埋もれていたのは遠い昔のことのようの思われますが、どんどん雪が積もったのも、それがどんどん融けてしまったのも、ほんの2ヶ月くらいの間に起こったことです。

 この「魔術」を毎年経験できるのが、北国に住むものの特権ですね。
by stochinai | 2008-03-23 23:51 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の暮の背中淋しき紅葉哉            小林一茶


by stochinai