5号館を出て

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 6月に入ってから北大から不正アクセスがあったため、北大内からgooブログへのアクセスが禁止されていました。それと、今日の午前1時から午後5時までexciteブログがメンテナンス中ということでアクセスできません。

 私の場合、グーとエキサイトがないと読むべきところが半減してしまいます。もちろん、書くところはなくなってしまいます(涙)。

 そうこうしているうちに、なんとDoblogまでもがメンテナンスに入りました。Doblogが復活しても、gooへのアクセス禁止とexciteブログのメンテナンスが終わりません。困った。

 ブログがしばしばアクセス禁止になったり、昼間のゴールデンアワーにメンテナンスに入ったり、いきなりシステムがダウンしたりするということがしばしば起こると、このメディアの信頼性がとても不安になります。

 すごい勢いでブログサイトが増えているということと関係があるのかもしれません。無料のサービスに過大な期待をするほうが無理という声があるのはわかりますが、多くの人に日常的に利用されるようになっているサービスが不定期にダウンするようだと利用者も離れていきます。

 利用者離れというとinfoseekニュースに興味深い記事がありました。

 危ない航空会社ランク…3千人がANAに流れた!? (夕刊フジ)

 記事によると、昨日のタイヤ離脱事故もあって「国内線の利用客のうち1日に約3000人の客が日航から全日空へ流れているという」と書いてありました。まあ、この文自体が例によって「関係者によると」で始まるソース不明の怪しげなものではありますが、今の状況下で読まされるとあっさりと受け入れてしまいがちになります。

 その記事の中に興味深いデータが載っています。米国の任意団体エアセーフがまとめた航空会社別の事故死亡率データだそうです。事故死亡率とは、過去に起きた事故の死亡者の数を、機体の定員と飛行機便数をかけ合わせた数で割った比率だそうで1%を越えるとかなり危険な感じを受けます。

 その中で、全日空は0.22%なのに対して日航は1.36%です。エアドゥなどは運行時間が短いのでもちろん0.00%なのですが、世界的に見ると0.00%の会社が意外にあるのに驚きました。

 カンタス…0.00%
 フィンランド航空…0.00%
 オーストリア航空…0.00%
 ヴァージン・アトランティック…0.00%

 どれもけっこう老舗の航空会社です。やればできるものなのだと思わされます。原典には非常にたくさん載っていますが、日本関係でもこんなにあります。世界中だと何百もありそうです。

 Air Do (1998)
 JAL Express* (1998)
 JALways* (1991)
 Japan Air System Japan Asia Airways (1975)
 Japan TransOcean Air Jet Airways (1993)
 Skymark Airlines (1998)

 *がついているのは、親会社が事故を起こしているところだそうです。

 機種別のデータもあるのですが、ボーイング777やエアバスA330など4機種では、今のところ死亡事故はゼロだそうです。

 それに対して、ひどい方もたくさんあります。2%を越える会社には乗らない方が良いのではないかと思ってしまいます。

 ガルーダ・インドネシア…2.44%
 フィリピン航空…2.47%
 インディアン(インド)…3.53%
 パキスタン国際…3.84%
 エアインディア…4.89%
 中華(台湾)…7.16%
 トルコ航空…6.83%

 日航は1.36%ですから微妙なところです。あと1回でも死亡事故を起こしたら、こちらの仲間に入ってしまいます。有名会社のデータも見ておきましょう。

 ルフトハンザ…0.19%
 ブリティッシュ・エアウェイズ…0.22%
 エール・フランス…0.55%
 アリタリア・イタリア…0.73%
 KLM…0.81%
 コンチネンタル…0.18%
 ノースウエスト…0.28%
 ユナイテッド…0.35%
 アメリカン…0.51%

 やっぱり日航の1.36%は異常に高い気がします。これ以上、数値を上げることがないように日本全体で叱咤と激励とサポートをしてあげるべきではないかと思います。叱咤だけではダメだというのは、ここ数ヶ月のことで明らかになっていますので。

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 16日深夜になってもエキサイトは復旧しません。こんな状況のようです。大丈夫か、エキサイト。

【お詫び】

いつもエキサイトブログをご利用いただき、誠にありがとうございます。

サーバーの大幅増強のため、2005年6月16日1:00からサービスの停止をさせていただいておりますが、当初のメンテナンス完了時間を大幅にオーバーしてしまい、ご利用のみなさまには大変ご迷惑をおかけしております。
サービス停止時間を延長せざるを得なくなった理由は以下のとおりです。

・大量の画像データをさらに大規模なサーバーへ移行する作業を行なっておりますが、その処理に当初の予想を超える時間を要しております。
・画像サーバーのセットアップの際に、予期せぬ不具合が発生しており、その原因究明に時間を要しております。

なお、ご利用のみなさまのデータは完全に守られておりますのでご安心ください。
ご迷惑、ご心配をおかけしてたいへん申しわけありません。
早期のサービス再開を目指し、スタッフ一同を全力で作業にあたっております。
みなさまのご理解をよろしくお願いいたします。

(17日朝投稿)
# by stochinai | 2005-06-16 23:59 | つぶやき | Comments(0)

論文博士の廃止

 今日行く審議会さんが、何度も議論されているし、ここでも何度も議論になりましたが、中央教育審議会が最終的に論文博士の廃止を答申しました。

参考
 論文博士の廃止について
 論文博士の廃止について<続>
 また中教審
 また中教審2:博士課程への囲い込み
 論文博士の廃止について<続> from 今日行く審議会

 まあ、我々がブログで何をほざこうが中教審には届かないというのはわかるような気がします。また、たとえ届いたとしても、その意見は採用できないということになることも十分あり得るでしょう。

 今日行く審議会さんが言うように、論文博士だけではなく日本の博士号が国際的に信用されていないという中教審の認識がいったいどこから来たのか資料を見せてもらいたいと思います。

 100歩譲ってそれが事実だとしても、それが論文博士のことではなく普通の博士のことも含めているのですから、論文博士の廃止は論理的に整合しません。

 また、国際的に通用しない博士を作ってきた大学・文部省・文科省の責任は問わないまま先へ進んで良いのでしょうか。

 そもそも博士号の取得方法の国際基準ってどこにあるのでしょうか。アメリカの基準を国際基準と呼んでいるのではないでしょうね。

 文科省は「現在、論文博士を目指している人を切り捨てるわけではない。社会人などが何らかの形で大学院に戻り指導を受けられるよう検討していく」と言っているようですが、すでに職を得て博士をめざしておられる方の多くは、休職してまで大学院に戻ることのできるような恵まれた職場におられるとは思えません。大学教育を考えたりする私さんのような、教育の現場で働く方から夢ばかりではなく、働く意欲までも奪ってしまう政策を出してばかりでは、日本の教育環境は良くなるとはとても思えません。

 大丈夫か、文科省!
# by stochinai | 2005-06-15 21:08 | 科学一般 | Comments(4)

わびしい警察官

 北海道では報償費疑惑とか組織ぐるみの犯罪が取りざたされている警察官ですが、なんとわびしい万引きで書類送検、懲戒処分になるとのことです。

 大阪府警の58歳巡査部長が万引き(毎日)というニュースにトラックバックします。

 記事には、非番だった警察官がスーパーで720円相当の「焼サバ棒寿司」2パックを万引きしたところを店員に発見され、逃げたのですが駐車場の自分の車に戻ったところを発見されて、同僚である府警署員に事情聴取されたと出ています。逮捕とは書いていないのですが、万引きくらいだと逮捕されないのでしょうか、それとも同じ警察官同士だからということなのでしょうか。ちょっと気になりますが、まあサバ寿司で逮捕というのも大げさすぎるかもしれません。

 58歳と言えば、子供がいたらもう成人しているような年ですし、退職も間近なのではないでしょうか。月曜日の夕方5時35分頃にスーパーに買い物にいったというのは、一人暮らしなのでしょうか、それとも奥さんは働いていてこの日はこの人が夕食の支度をする番だったのでしょうか。

 「小遣いが助かると思ってやった。以前にも万引きした」と話していると言いますが、給料が安いのでしょうか。それとも、家のローンなどで苦しい状況なのでしょうか。パチンコで大負けしたのでしょうか。

 私も決して金持ちではありませんが、毎日は無理としてもどうしてもサバ寿司が食べたい時には、なんとか自分でお金を払って買えるくらいの収入はもらっています。

 もしも、警察官がサバ寿司を買うことが難しいくらいの薄給だとしたならば、汚職に手を染める可能性も高まり、ひいてはそれが国民の利益に反することになるので、公務員の給料はある程度の高さに保たれているのが今の日本の制度のはずです、

 公務員が汚職の誘惑に打ち勝つだけの給料を保証できなくなったら、国というものの体制が滅びてしまうことになります。

 たとえ小さなニュースでも、考えさせられることはいくらでもあるものです。
# by stochinai | 2005-06-15 17:42 | つぶやき | Comments(2)

青鬼灯 秘かに育ち 居りにけり      中島たけし


by stochinai