5号館を出て

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 北海道大学の工学部3年の学生が、インターネットのチャットで知り合った12歳の少女(小学生)を自分のマンションの部屋で暴行(当然、婦女暴行でしょう)して逮捕されたようです。(情報源:NHK総合テレビ午後9時の全国ニュース、同10時55分北海道版ニュース)

 いちおう、報道された容疑が事実だということで話を進めます。(最近は冤罪事件も多いので、警察発表、ニュース報道、などなどが必ずしも信用できませんので)

 最近の学生を見ていると、ほんとうに「普通の若者」が多くて、普通の若者がやるようなことは、誰かが必ずやるだろうとは思えるのですが、これはちょっとひどすぎますね。

 昔は、北海道大学に入ってくる学生というと、一般の若者にくらべるとダサくて、バンカラで勉強以外はあまり、、、、というのがイメージだったのですが、今はほんとうに普通の感じがします。悪いことではないと思っているのですが、犯罪者くらいは少ない集団であって欲しいと思うのは虫が良すぎるでしょうか。

 力のないものに対して暴行するなどということは人間としては許されないことですが、大学への入学資格は一部のAOや推薦入試などを除くと、完全なペーパーテストだけで判断されますので、精神的に病んでいる学生もたくさん入学してくるのです。

 小学生に暴行するなどという精神は明らかに病気だと思います。どのくらいの学生がそうした病によって学業を続けられなくなるのかについては、なかなか明らかにされないことが多いのですが、他の大学と同様に相当な数にのぼっていると思います。良い情報ばかりではなく、大学はそうした情報も開示していくべきでしょうね。

 一方、そういう学生のケアをできる専門家が大学内にどのくらいいるかというと、1万人の学生に対してほんの数人だと思います。もちろん、我々も指導や教育を通じて、そうした学生を発見した場合の対応を期待されているのでしょうが、いかんせん素人すぎます。病気には、やはり専門家の対応が必要でしょう。

 大学では遅すぎるという声ももちろんあるのですが、遅すぎてもしないよりはましでしょうから、なんとか対応しないといけないでしょうね。

 さてさて、どうしたものでしょう。

 追伸:ある編集者さんが、この件に関してニュースで使われる言葉について考察されています。おもしろいので、一読をお薦めします。
# by stochinai | 2005-02-23 21:43 | 教育 | Comments(2)

我々が試されている

 札幌から  ニュースの現場で考えることで、ひさびさに愛媛県警の裏金、その後が取り上げられているので、ほっとしました。

 毎日のようにいろいろなニュースがどんどん流れてくるので、新聞やテレビのニュースでは派手なニュースに押されて「その後」関係のフォローがどうしてもおろそかになってしまいます。

 そうした中で、愛媛県警を告発した仙波さんがどうなっているのか心配していたのですが、愛媛新聞がしっかりと追跡調査および仙波さんのバックアップをしてくれていたのを知り、うれしく思いました。

 それと同時に、最新の記事の中にあった道警を告発した原田さんの言葉「仙波さんを支援する社会ができるかどうかが試されている」は、やっぱり重いと感じました。

 我々北海道民だって、原田さん達を完全に支援し切れれているのか、と問われたら「そうです」と胸を張れるかどうかについては微妙なところがあります。

 いろんな支援の仕方があるでしょうが、この問題をあちこちで繰り返し繰り返しとりあげ続けることも意味があるのではないかと思いました。全国のブログなどで、木霊のように話題のチェーンが続いていくことも、及ばずながら小さな支援になると信じます。

 ウェブの上を波紋が拡がっていくのを想像するのは楽しいかもしれません。

 追伸:nanayaのひとりごとさんも、東京新聞が特報「出世したいなら…裏金づくりに加担
を出していることについて書いていらっしゃいました。トラックバックを送らせていただきます。
# by stochinai | 2005-02-23 19:54 | つぶやき | Comments(2)

投資のお誘い

 夕方近くなって、学内からの電話がかかってくると、あれの可能性が高いので、名乗らずに電話をとります。

 で、向こうが私の名前を読み間違ったら、それでおしまい。「**先生ですか」「違います」「あれ、**先生じゃないんですか」「違います」で、おしまい。

 正しく呼ばれた場合は、仕方がないので「はいそうです」と答えますが、だいたい同じところから来る場合が多いので、「あ~、投資の話ならば興味ありませんから」ガチャン。

 昔は、良く失敗してつき合わされたものです。「投資じゃないんですよ。税金対策です」「投資じゃありませんよ。老後の収入確保です」とか言って、賃貸マンションの購入や、石油関連の先物取引などを、勧めます。「すみません。興味ないし、時間ないし、お金いりませんから」って、なんでこちらが悪くもないのに切るのに苦労しなきゃならないんでしょう。

 「投資なんですけど、リスクがほとんどなくて、リターンは確実です」「なら、あなたがやったらいいでしょう」「私もうやりたいんですが、元手がないんですよ」「私もありません」「また、ご冗談を」って、なんで知らない人と漫才やらなきゃならないんでしょう。

 自宅にもかかってくるので、最近は電話がかかってきても誰もとらなくなりました。大事な電話は携帯にかかってくることになっているんだそうです。

 こんなことばかりに使われるようでは、電話の将来は明るくないですね。

 いったい、誰が名簿を流しているんだ!
# by stochinai | 2005-02-22 17:12 | つぶやき | Comments(10)

ひとくきの 白あやめなり いさぎよき     日野草城


by stochinai