2008年 10月 30日
オオタニワタリとサクララン
今日は全然余裕がありませんので、私の研究室で長生きしている鉢植の植物を2つご紹介するだけにします。
一つ目はオオタニワタリです。2代目で、先代は珍しく株分かれして増えたのですが、引っ越しの時の環境変化に耐えきれず、枯れてしまいました。こちらは、苗(?)の頃から新しい環境で育てているので、グングンと成長しています。

あまり大きくなっても困るので、小鉢のままの大タニワタリです(笑)。
次は、サクララン(ホヤ)です。これも強靱な植物で、毎年のように何度も何度も花を咲かせてくれています。葉が厚く、多肉植物っぽいところがあります。

全体が斑入りなのですが、そこから時として真っ白な「斑だけ」の葉を持った枝が出てくることがあります。おもしろいことに、いちど真っ白になった葉の先にはもはや緑の部分を持った葉がはえてくることはありません。この写真でもちょっと右側にそういう枝があります。
成長点で分裂する細胞が一度葉緑体を失うと、あとは葉緑体のない細胞だけが生み出されるということなのだと思いますが、これを見るたびに「細胞遺伝学」という言葉を思い出します。
生物がありさえすれば、つねに生物学もあるものです。
一つ目はオオタニワタリです。2代目で、先代は珍しく株分かれして増えたのですが、引っ越しの時の環境変化に耐えきれず、枯れてしまいました。こちらは、苗(?)の頃から新しい環境で育てているので、グングンと成長しています。

次は、サクララン(ホヤ)です。これも強靱な植物で、毎年のように何度も何度も花を咲かせてくれています。葉が厚く、多肉植物っぽいところがあります。

成長点で分裂する細胞が一度葉緑体を失うと、あとは葉緑体のない細胞だけが生み出されるということなのだと思いますが、これを見るたびに「細胞遺伝学」という言葉を思い出します。
生物がありさえすれば、つねに生物学もあるものです。
by stochinai
| 2008-10-30 20:39
| 趣味
|
Comments(0)