2008年 11月 20日
犯人を逮捕できないならば犯行声明を待つべきだ
とんでもない殺傷事件が起こりました。まだ、個人的な恨みなどによる犯行である可能性は残っていると思いますが、厚生省・厚生労働省の職務にかかわることが原因で起こったのだとしたら、被害に遭われた方々にはまったくお気の毒としか良いよううがありません。
たとえ、実働部隊のリーダーが事務次官だったとしても、厚生省の政策責任者は厚生大臣であり、時の自民党政権が最終的責任を負うべき立場にあります。つまり、もしもこれが政治的な意図をもったテロだとしたら、相手を間違っていると言わざるを得ません。
また、現時点では犯行声明が出ていないようですので、それが政治的な意図を持ったテロであるかどうかはわからないわけなのにもかかわらず、テレビなどの報道番組では、一所懸命に犯行から政治的意図をくみ取ろうとして、いろいろと論評を重ねていることには強い違和感を覚えます。
逆に、そんなことをしていると、犯人が自分で犯行声明を出さずとも、同じ効果が得られるとも言えるわけで、犯人としてはこれで名乗りでなくても自分の目的は達成されたと喜んでいるのではないかとすら思います。ですから、もしも犯人が政治的意図を持っている可能性があるのだとしたら、そうした報道は極力控えて理由がわかならい殺人事件であり、犯人からのメッセージを待っているという扱いにすべきだと思います。
もしも、犯人に政治的意図がしっかりとあるのならば、自分の言いたいことが報道されなければ、自ら声明を出すだろうと思います。また、たとえ報道があーでもない、こーでもないといろいろと言っている中には、犯人としては我慢できない誤読もたくさんあるはずで、犯人が政治活動をしているのだという意識をもっているならば、犯行声明を出して訂正しなければ、おさまらないはずだと思います。
というわけで、提案です。
ここは、あらゆる報道機関が犯人の動機の推測報道をすべてやめて、犯人からの声明が届くのを待つべきではないでしょうか。
本当に国を憂えての止むに止まれぬ行動として決起したのだとしたら、必ず声明は出てくると信じます。出てこないということは、そこには思想もまたないのだと判断せざるを得ません。
たとえ、実働部隊のリーダーが事務次官だったとしても、厚生省の政策責任者は厚生大臣であり、時の自民党政権が最終的責任を負うべき立場にあります。つまり、もしもこれが政治的な意図をもったテロだとしたら、相手を間違っていると言わざるを得ません。
また、現時点では犯行声明が出ていないようですので、それが政治的な意図を持ったテロであるかどうかはわからないわけなのにもかかわらず、テレビなどの報道番組では、一所懸命に犯行から政治的意図をくみ取ろうとして、いろいろと論評を重ねていることには強い違和感を覚えます。
逆に、そんなことをしていると、犯人が自分で犯行声明を出さずとも、同じ効果が得られるとも言えるわけで、犯人としてはこれで名乗りでなくても自分の目的は達成されたと喜んでいるのではないかとすら思います。ですから、もしも犯人が政治的意図を持っている可能性があるのだとしたら、そうした報道は極力控えて理由がわかならい殺人事件であり、犯人からのメッセージを待っているという扱いにすべきだと思います。
もしも、犯人に政治的意図がしっかりとあるのならば、自分の言いたいことが報道されなければ、自ら声明を出すだろうと思います。また、たとえ報道があーでもない、こーでもないといろいろと言っている中には、犯人としては我慢できない誤読もたくさんあるはずで、犯人が政治活動をしているのだという意識をもっているならば、犯行声明を出して訂正しなければ、おさまらないはずだと思います。
というわけで、提案です。
ここは、あらゆる報道機関が犯人の動機の推測報道をすべてやめて、犯人からの声明が届くのを待つべきではないでしょうか。
本当に国を憂えての止むに止まれぬ行動として決起したのだとしたら、必ず声明は出てくると信じます。出てこないということは、そこには思想もまたないのだと判断せざるを得ません。
by stochinai
| 2008-11-20 20:11
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