2008年 12月 15日
国民が望んでいる麻生後は大統領制ではないのか
脱力感が先に立って、最近は日本の政治関係のニュースを見る気がしなくなっています。すでに死に体になっている現政権がどうなるのかとか、いつ自民党の総裁が交代するのかとかが、選挙がらみの政策問答にしかならない現状に対して、私だけではなくかなり多くの国民が飽きてきているのではないかと感じられます。
いくら、世論調査で現政権の不支持が出ても、すぐに選挙をという声が大きいとしても、内閣交代とか総選挙を実行する力のある自民党(+公明党)がこんなにビビリまくっているのでは、それも実現するわけもないのでしょう。そしてもし、たとえ総裁の交代と内閣改造があったとしても、もはや自民党内に現状を覆すだけのスターがいないことだけは明らかなので、せいぜいが選挙狙いの一発勝負用の色物総裁内閣くらいしか想像されず、おそらく大多数の国民はもう総裁のたらい回しは望んでいないのだと思います。
そういう膠着状態にある日本の政治をひっくり返すくらいのインパクトのある改革があるとしたら、それは大統領制の導入ではないかと思っています。
毎月のように各新聞社・テレビ局が世論調査を行って、大騒ぎで報道しているところを見ると、どうやら日本人は世論調査が好きなのかもしれません。世論調査とは、日本人全体を1つの集団として、その中の多数意志を調べるもので、直接民主制のような意向調査です。
一方、日本の政治は議院内閣制で、総理大臣および内閣を選ぶ母体である議会を構成する国会議員が全国区よりも地方区の比率が高いこともあって、総理大臣および内閣を国民が選んでいるという実感がありません。
この間のギャップが今の国民のイライラ感を生んでいるのではないかと感じられ、大統領制を導入すれば、そうしたことが一気に解消されるのではないかと期待されます。
小泉さんが衆議院を解散して総選挙に打って出た時に、国民は大統領制の夢を見ていたのではないかと感じたのは私ひとりではないと思います。
都道府県の知事が大統領制のようなシステムをとっていることで、停滞した国政とはちょっと違った「政治」が行われるようになっているのを見ると、国のレベルでこれをやってもなんとかなるのではないでしょうか。
もちろん、我々の国民性を考えるととんでもない独裁的資質を持った人間が大統領になってしまう危険性を感じないわけでもありませんが、それも国民の多数意志だとすれば受け入れざるを得ません。
少なくとも戦争やクーデターによって、現状を打破するよりはマシな提案ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
いくら、世論調査で現政権の不支持が出ても、すぐに選挙をという声が大きいとしても、内閣交代とか総選挙を実行する力のある自民党(+公明党)がこんなにビビリまくっているのでは、それも実現するわけもないのでしょう。そしてもし、たとえ総裁の交代と内閣改造があったとしても、もはや自民党内に現状を覆すだけのスターがいないことだけは明らかなので、せいぜいが選挙狙いの一発勝負用の色物総裁内閣くらいしか想像されず、おそらく大多数の国民はもう総裁のたらい回しは望んでいないのだと思います。
そういう膠着状態にある日本の政治をひっくり返すくらいのインパクトのある改革があるとしたら、それは大統領制の導入ではないかと思っています。
毎月のように各新聞社・テレビ局が世論調査を行って、大騒ぎで報道しているところを見ると、どうやら日本人は世論調査が好きなのかもしれません。世論調査とは、日本人全体を1つの集団として、その中の多数意志を調べるもので、直接民主制のような意向調査です。
一方、日本の政治は議院内閣制で、総理大臣および内閣を選ぶ母体である議会を構成する国会議員が全国区よりも地方区の比率が高いこともあって、総理大臣および内閣を国民が選んでいるという実感がありません。
この間のギャップが今の国民のイライラ感を生んでいるのではないかと感じられ、大統領制を導入すれば、そうしたことが一気に解消されるのではないかと期待されます。
小泉さんが衆議院を解散して総選挙に打って出た時に、国民は大統領制の夢を見ていたのではないかと感じたのは私ひとりではないと思います。
都道府県の知事が大統領制のようなシステムをとっていることで、停滞した国政とはちょっと違った「政治」が行われるようになっているのを見ると、国のレベルでこれをやってもなんとかなるのではないでしょうか。
もちろん、我々の国民性を考えるととんでもない独裁的資質を持った人間が大統領になってしまう危険性を感じないわけでもありませんが、それも国民の多数意志だとすれば受け入れざるを得ません。
少なくとも戦争やクーデターによって、現状を打破するよりはマシな提案ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
by stochinai
| 2008-12-15 20:58
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