5号館を出て

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パイナップルの脇芽

 パイナップルはあまり好きではなく、というかどちらかというと苦手に近いのですが、丸ごとのパイナップルを食べたらその「帽子」のところをもらうのが好きです。

 昨年の秋にそうして手に入れたパイナップルの頭を土に活けておいたのですが、寒さと多湿のために中央の芯の部分が腐ってしまいました。他の葉も先の方が枯れてきたので、これはもうダメかもしれないと思いつつも、緑の部分は力強い感じだったので、とりあえず入室させてみました。

 ほぼ、あきらめてはいたものの、新しい芽が出てこないかと時々中央部をのぞき込んでいましたが、いつも空しい空洞が見えるだけでした。

 ところが数日前に見たところ、思ってもいなかった場所から脇芽が出ているのを発見しました。
パイナップルの脇芽_c0025115_2203353.jpg
 すでに、意外なほど大きくなっていたので、かなり前から密かに土の中から頭をのぞかせていたに違いありません。

 こいつは春から縁起がいいと、早速記念撮影しておきました。
パイナップルの脇芽_c0025115_2221563.jpg
 まちがいなくパイナップルの新芽です。

 考えてみれば、パイナップルの頭からしか次の世代が育たないのだとしたら、パイナップルを増やすことはできないわけで、種を見たことのないパイナップルをどうやって増やしているのか謎だったのですが、こうして地下から脇芽が出るのだったら、なんの不思議もありません。

 しかし、ここから実がなるまで何年かかるでしょうね(^^)。
パイナップルの脇芽_c0025115_2255766.jpg

by stochinai | 2009-01-08 22:09 | 趣味 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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