2009年 01月 21日
アメリカ大統領就任演説のクラウド解析
個人的にはオバマの演説は「うますぎて」ちょっと苦手です。聞いていると、確かに訴えてくるものがあるので、逆にあまり聞こうという気になりません。よく言われるように政治演説というよりは宗教家のアジテーションに近いものを感じます。
それにしても、映像、音声、テキストで就任演説がこれほど詳細に報道されるというのも珍しいのではないでしょうか。
いつも、いろいろなソフトの使い方を教えてくれる教えて君.netが、おもしろい記事を紹介しています。
全文テキストを流し込むと、どの単語がどのくらい使われているかをクラウド表示してくれるWordleというサイトがあります。
Wordle is a toy for generating “word clouds” from text that you provide.
このサイトを使って、サイトの説明文をクラウド表示させたものがこれです。
要するに、単語の出現頻度を表示サイズにして色分けし、おしゃれに並べただけのものなのですが、その文章が主張していることが瞬間的に把握できるというしくみです。短い文章ならば、それほどの驚きはないのですが、長い文章だと興味深い結果が得られることがあります。
教えて君.netで教えてくれたのは、ReadWriteWebというサイトで、このソフトを使って今朝のオバマ大統領の就任演説を解析したものを掲載しているということです。こちらがそれです。
これをみると nation, new, America, People, Less, today などという言葉の出現頻度が高く、彼がアメリカという国家を新しくして、今までの不都合を少なくすることを今日から始めようと訴えているのだということが一目で推測されます。
これだけでも、そこそこ興味深いのですが、これを下のブッシュの2005年演説と比較してみてください。
ブッシュはfreedomという言葉を異様に繰り返していることがわかります。後は、America,America’s, Americans とアメリカがやたらと出てきます。このワンフレーズポリティクス演説と比べると、オバマの演説が良くバランスのとれたものだと感じられます。
オバマが尊敬しているというリンカーンのものと比べてみましょう。
時代の違いが使われている言葉に繁栄されていることがよくわかります。
その他、ビル・クリントンの2度目の就任演説、ロナルド・レーガンの1回目の就任演説、リンカーンの2度目の演説の解析もここに掲載されています。
クラウドの使われ方としては、今までいろいろ見た中でもっとも関心しました。
それにしても、映像、音声、テキストで就任演説がこれほど詳細に報道されるというのも珍しいのではないでしょうか。
いつも、いろいろなソフトの使い方を教えてくれる教えて君.netが、おもしろい記事を紹介しています。
全文テキストを流し込むと、どの単語がどのくらい使われているかをクラウド表示してくれるWordleというサイトがあります。
Wordle is a toy for generating “word clouds” from text that you provide.
このサイトを使って、サイトの説明文をクラウド表示させたものがこれです。
教えて君.netで教えてくれたのは、ReadWriteWebというサイトで、このソフトを使って今朝のオバマ大統領の就任演説を解析したものを掲載しているということです。こちらがそれです。
これだけでも、そこそこ興味深いのですが、これを下のブッシュの2005年演説と比較してみてください。
オバマが尊敬しているというリンカーンのものと比べてみましょう。
その他、ビル・クリントンの2度目の就任演説、ロナルド・レーガンの1回目の就任演説、リンカーンの2度目の演説の解析もここに掲載されています。
クラウドの使われ方としては、今までいろいろ見た中でもっとも関心しました。
by stochinai
| 2009-01-21 19:20
| コンピューター・ネット
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Comments(3)