5号館を出て

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小泉劇場第2幕なのか

 昨日、小泉元総理大臣の発言がが久々にテレビのニュースで長々と報じられていました。自民党内にはそれなりの波紋が起こっているかのような報道でした。

 いつもなら「カエルの顔に小*」といった感じで弁解を繰り返す麻生さんも、さすがに顔色を失っている様子が見られ、これはひょっとすると3度目の総理大臣更迭劇が起こりそうな気配もただよっているかのような昨夜の報道でした。

 しかし、その後の動きが今ひとつありません。一夜明けてみると、報道各社も熱が冷めたような淡々としたニュースを流しています。

 昨夜から一気にものごとが動き始めたとしたら、あやうく小泉劇場第2幕が始まるのではないかと危惧しておりましたが、ここで我々がこの田舎芝居を冷静にやり過ごすことができるとしたら、日本国民が本気で政権交代を望んでいることがはっきるすると思いました。

 昨日の小泉さんの動きは、おそらく小泉劇場の第2幕を画策した自民党が練りに練ったシナリオに基づく茶番劇に違いないというのが、私の感想です。

 前回、我々国民がコロリとだまされた小泉劇場第1幕は、本来「自民党対野党」という図式で戦われるべき総選挙を、「自民党守旧派対自民党改革派」という図式に見事に持ち込んだ自民党が大勝利しました。自民党内を二分して戦わせるというのは、見事なシナリオだったと思います。

 その甘い思い出をもう一度実現しようとして企んだのが、昨日の田舎芝居ではないでしょうか。

 もちろん自民党内には、郵政制度を復古させようとする勢力が力を持ち始めており、それに対する郵政改革派が巻き返しを図ったという事情もあるのだと思いますが、究極的には自民党同士ですから、たとえ考えの違いがあったとしても自民党政権の維持という究極の共同目標に対しては団結するに違いありません。

 もしも、昨日の第2幕が好評を博し、自民党内だけではなく国民の圧倒的支持を受けるような雰囲気が盛り上がったら、自民党はそこで総理を替えて、一気に総選挙へと突入するという動きに出たような気がしてなりません。

 しかし、国民およびその動きを眺めながらニュースを出す報道各社は、ここでうかうかと芝居には乗せられませんでした。

 つまり、もうちょっとやそっとの芝居を打ってもどうしようもないところまで、自民党政権が追いつめられているということでしょう。

 私としては、かなりホッとしています。

 最後の一手を打っても状況を動かせなかった自民党は、これで終わりということではないでしょうか。

 民主党が素晴らしい政党であろうがなかろうが、とりあえず政権交代をさせて政治を流動化させることこそが、今日本に必要なことなのだと思います。

 つまらない田舎芝居で時間つぶしをする暇があったら、さっさと予算を通して総選挙をしましょう。
Commented by gaku33k at 2009-02-14 20:25
同じく昨日は、またしても国民が茶番におどらされまいかと
知人との一足遅い新年会の場で、事の行く末を案じていました。
私不勉強ながら、このエントリーについてまったく同感ですので、
同感という以上のコメントのしようがありません。
簡単ですみませんでした。
Commented by kyoroski at 2009-02-14 22:54 x
どの政党が政権を取ろうが、誰が首相になろうが、霞ヶ関の力が強いままでは何も変わらないでしょうね。

霞ヶ関と関わらないようにするのが国民の最善の策です。
官僚パッシング、ですね。
by stochinai | 2009-02-13 21:54 | つぶやき | Comments(2)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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