2009年 03月 21日
身体が動かなくなった老人は・・・
この2つの記事は、この国がいろいろな意味において極めて貧困であるという状況を如実に示していると思います。
死者2人増え9人に 群馬・老人施設火災
死者2人増え9人に 群馬・老人施設火災
群馬県渋川市北橘町八崎の高齢者向け住宅「静養ホームたまゆら」の火災で、県警渋川署は21日、負傷して救急搬送されていた入所者2人が死亡したと発表した。これで今回の火災で亡くなった入所者は計9人になった。群馬、施設火災の死者10人に 男性、墨田区に紹介中止要請
群馬県渋川市の老人施設「たまゆら」の火災で、群馬県警は21日、病院に搬送されていた****さん(77)が死亡したと発表した。死者は計10人になった。寝たきり患者6人相次ぎ肋骨骨折 兵庫の病院、県警調査
また東京都墨田区に対し、たまゆらの近隣住民の男性が2006年、「介護状況は問題が多い」として、入所者の紹介をやめるよう区役所のホームページにメールで求めていたことが分かった。
墨田区によると、死亡した10人のうち、身元が確認された3人は区が入所を紹介。所在不明となっている7人のうち3人も紹介した。
兵庫県佐用町の佐用共立病院(90床)で、昨年12月から今年1月にかけて、寝たきりの高齢入院患者6人が相次いで肋骨(ろっこつ)を骨折し、県が立ち入り検査した。患者はいずれも肺炎で入院し、会話ができない状態で原因はわかっていない。動けなくなる前に死なないと、どんな目に遭わされるものやら。
病院は病室に防犯カメラを増設し、夜勤の看護師を増やすなどした。
by stochinai
| 2009-03-21 14:53
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