5号館を出て

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麻生さんはやっぱり選挙したくないように見えます(笑)

 たとえその値が客観的にはかなり低いとしても、これまでのものに比べると内閣の支持率が上がっているのだそうで、7時のNHKニュースでは自民党の有力者たちが次々に出て、補正予算が成立したら解散総選挙をしても良いのではないかとコメントしていました。

 自民党の多くの人も、最悪を抜け出した今が選挙のチャンスだと思っているのだと思います。政権交代は起こるかもしれないけれども、ひょっとしたら起こらないかもしれないところまで盛り返している今、選挙に突入してしまえばなんとかなると思っているのだと感じられました。

 一方、民主党を中心とする野党は、以前のような「すぐにでも選挙をやって、政権交代だ」という勢いがありません。口では、選挙をして民意を問うべきだといいながらも、もう一回か二回、内閣の不祥事でも出てくるのを待とうという消極的な姿勢が見え隠れします。

 たとえどん底からとはいえ上り調子の与党と、政権交代が間違いないというところから滑り落ちつつある野党が選挙をすれば、それはそれなりに盛り上がるのではないかと、私は現時点でも解散総選挙に賛成です。どうせ、与党が勝っても野党が勝っても、それほど大きな変革が起きそうには思えませんが、選挙という形で民意が反映される機会が増えるということが大事なのだと思います。

 ところが、解散権を持つ内閣総理大臣の麻生さんのコメントを聞いて、思わず吹き出してしまいました。先日は、野党の出方次第では解散もあり得るというようなことも言っていたと思うのですが、(外国人?)日本記者クラブでの会見で、「もしも、野党がさまざまな案件に対して賛成してきたらどうだろう」と言っているのを聞いて、こりゃダメだと思いました。「野党と与党が同じ意見で対立がなかったら、争点がないから選挙はできないだろう」というようなことをニヤニヤしながら話しているのです。

 それを見て、この人はよっぽど解散をしたくないのだと強く感じました。9月の期限いっぱいまで、総理大臣を楽しみたいのだという思いが強く伝わってきました。

 自民党は、ある意味でとんでもない人を総理大臣にしてしまったということかもしれません。思い返せば、阿部さん、福田さんが次々に討ち死にしてしまい、後を継ごうという人が誰もいなくなったところで出てきた人が麻生さんですから、自民党も文句を言える筋合いではありません。

 それにしても、こんなに総理大臣生活を楽しんでいるように見える人は、小泉さん以来ですね。国民とか政治とかは問題じゃなく、「自分」が楽しんでいるということが伝わってきます。

 国内政治についても国際政治についても「さすが」と思わせる政策を何一つ打ち出せず、総理であることだけを楽しんでいる人を更迭できない与党も、その与党を追い込めない野党も、そしてその与野党の国会議員を選んでいる私たちも、もうこの国はほんとうに「オワタ」という状況に思えます。

 この先に少しは良くなる可能性はあるのでしょうか。ものすごい閉塞感を感じます。
by stochinai | 2009-04-09 20:06 | つぶやき | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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