2009年 05月 04日
アルビノではない白いヘビ
連休らしく、動物ネタでお茶を濁させていただきたいと思います。
一昨日発見されて、昨日のニュースになっていたようですが、北海道で配達された新聞には載っていないようでした。テレビではローカルニュースだったのかもしれません。ニュース記事はすでにほとんどがリンク切れになっていますが、かろうじてFNNだけが残っていました。

相模原で白いアオダイショウが発見されたというニュースです。
映像で見ると非常に美しいものです。FNNさんの映像から数カット引用させていただきます。

不思議なことに目が赤くないように見えます。拡大映像があるので、確認してみましょう。

明らかに黒い目がはっきりと確認できます。ということは、このヘビは、黒い色素を作る能力を失ったアルビノではなく、皮膚の色が白色化した白色個体ということになります。
山口県の岩国あたりにたくさん出現し、天然記念物になっているシロヘビは目が赤いアオダイショウのアルビノですが、それに比べると明らかに「普通」の顔をしているヘビです。これだけ美しいものは、めったにいないため、FNNニュースでも「飼育されていた可能性」を示唆しています。
さらに、この話には付録があって、おそらくNHKのニュースで流れたものだと思いますが、「現場にかけつけた警察官は道路をゆっくりと移動していたヘビを手で捕獲し、白いヘビは縁起が良いとされることから、「神様」と書いた段ボール箱に入れて相模原市立博物館に預けました」とのことです。
これが、証拠の映像です。(転載 from こちら)

連休らしい、「いい話」ですね(^^)。
一昨日発見されて、昨日のニュースになっていたようですが、北海道で配達された新聞には載っていないようでした。テレビではローカルニュースだったのかもしれません。ニュース記事はすでにほとんどがリンク切れになっていますが、かろうじてFNNだけが残っていました。

映像で見ると非常に美しいものです。FNNさんの映像から数カット引用させていただきます。


山口県の岩国あたりにたくさん出現し、天然記念物になっているシロヘビは目が赤いアオダイショウのアルビノですが、それに比べると明らかに「普通」の顔をしているヘビです。これだけ美しいものは、めったにいないため、FNNニュースでも「飼育されていた可能性」を示唆しています。
さらに、この話には付録があって、おそらくNHKのニュースで流れたものだと思いますが、「現場にかけつけた警察官は道路をゆっくりと移動していたヘビを手で捕獲し、白いヘビは縁起が良いとされることから、「神様」と書いた段ボール箱に入れて相模原市立博物館に預けました」とのことです。
これが、証拠の映像です。(転載 from こちら)


素朴な疑問ですが、白くてもすぐにアオダイショウと見分けがつくものですか?素人目には色で識別するくらいしか能がないので、もしやマムシ?とすぐには駆け寄れません、
それにしても見事な白です。
それにしても見事な白です。
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もちろん、私はできませんが、見る人がみると瞬時にわかるようです。マムシのアルビノの話は聞いたことがありませんが、可能性としてはあるわけですから、むやみと近づかないに越したことはありません。

これって確実にテキサスラットスネークよね。これはリューシスティックだから目が紅くないだけ
by stochinai
| 2009-05-04 23:24
| 生物学
|
Comments(3)