2009年 05月 24日
UNESCOのバックアップで完成したデジタル世界図書館
WDLというとTDL(東京ディズニーランド)を連想する人も多いかもしれませんが、ワール・ドデジタル・ライブラリーの略です。
この4月からオープンしているそうですが、greenz.jpさんのところで知りました。
World Digital Library で世界中の図書館の本棚をのぞいてみよう
World Digital Library
適当にクリックしていけば、おわかりになると思うのですが、世界の歴史的図書・絵画遺産をデジタル化して公開しようというもののようです。
さすがにUNESCOが支援しているだけあって、スケールが大きく紀元前8000年から今年までをカバーする「文化的コンテンツ」を提供するという意気込みです。現在までのところ、コンテンツは1170とちょっと寂しいのですが、今後どんどん増えていくと言っています。
もちろん、これだけのものを作るにはお金がかかり、国連は貧乏で有名ですから、特別にスポンサーがついています。
# Google, Inc., for $3 million
グーグル300万ドル
# The Qatar Foundation, for $3 million
カタール財団300万ドル
# The Carnegie Corporation of New York, for $2 million
カーネギー200万ドル
# The King Abdullah University of Science and Technology, Saudi Arabia, for $1 million
アブドラ王科学技術大学100万ドル
# Microsoft, Inc., for $1 million
マイクロソフト100万ドル
とまあ、インターネット企業と石油関係が大きなお金を提供しています。
コンテンツは高細精度画像で提供されていて、それはそれで素晴らしいのですが、ちょっと重たいのが難点でブラウジングしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
というわけで、私の本日の収穫はフランスのラ・フォンテーヌの童話集です。基本的にはイソップ童話なので、日本人にもなじみ深いものがたくさんありました。その中から、3つほどご紹介しましょう。
まずは、これです。
「ネズミの恩返し」というタイトルで知られているものだと思います。ライオンが、食べずに逃がしてやったネズミに救われる話です。
次は、鉄鍋と土鍋がケンカして土鍋が壊れてしまうお話のようです。記憶の奥にありそうな気もするのですが、タイトルと中身が思い出せません。
最後は「ネズミとカキ」のお話のようですが、これも聞いたことのあるようなないような、という感じです。
いずれにせよ、こんなに簡単に100年以上前の絵本にも出会えるのですから、WDLさまさまです。
さすがUNESCOで、本をまるごとダウンロードすることもできるようですので、気に入ったものがあったらpdfダウンロードしてゆっくり見るのが良いかもしれません。
おっと、こちらには古文書と呼ぶにふさわしい500年前のイソップの本もありました。これが「ネズミの恩返し」でしょうか?
「にわか歴史家」の気分も味わえますね(^^)。
この4月からオープンしているそうですが、greenz.jpさんのところで知りました。
World Digital Library で世界中の図書館の本棚をのぞいてみよう
World Digital Library
さすがにUNESCOが支援しているだけあって、スケールが大きく紀元前8000年から今年までをカバーする「文化的コンテンツ」を提供するという意気込みです。現在までのところ、コンテンツは1170とちょっと寂しいのですが、今後どんどん増えていくと言っています。
もちろん、これだけのものを作るにはお金がかかり、国連は貧乏で有名ですから、特別にスポンサーがついています。
# Google, Inc., for $3 million
グーグル300万ドル
# The Qatar Foundation, for $3 million
カタール財団300万ドル
# The Carnegie Corporation of New York, for $2 million
カーネギー200万ドル
# The King Abdullah University of Science and Technology, Saudi Arabia, for $1 million
アブドラ王科学技術大学100万ドル
# Microsoft, Inc., for $1 million
マイクロソフト100万ドル
とまあ、インターネット企業と石油関係が大きなお金を提供しています。
コンテンツは高細精度画像で提供されていて、それはそれで素晴らしいのですが、ちょっと重たいのが難点でブラウジングしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
というわけで、私の本日の収穫はフランスのラ・フォンテーヌの童話集です。基本的にはイソップ童話なので、日本人にもなじみ深いものがたくさんありました。その中から、3つほどご紹介しましょう。
まずは、これです。
次は、鉄鍋と土鍋がケンカして土鍋が壊れてしまうお話のようです。記憶の奥にありそうな気もするのですが、タイトルと中身が思い出せません。
いずれにせよ、こんなに簡単に100年以上前の絵本にも出会えるのですから、WDLさまさまです。
さすがUNESCOで、本をまるごとダウンロードすることもできるようですので、気に入ったものがあったらpdfダウンロードしてゆっくり見るのが良いかもしれません。
おっと、こちらには古文書と呼ぶにふさわしい500年前のイソップの本もありました。これが「ネズミの恩返し」でしょうか?
by stochinai
| 2009-05-24 23:03
| 教育
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