5号館を出て

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カラス

 カラスの行動を見ていると、かなり理解可能という感じがするので、意外と好きです。視線とか、鳴き声とか、首の傾げ方とかに、かなり人間味を感じてしまいます。

 最近、カラスの害に業を煮やした理学部当局(?)がカラスの狙う可能性のあるゴミの収集場所を、オープンスペースから完全にクローズドな屋内型へと変更しました。

 しかしたとえそうでも、カラスにとってどこに食べ物の廃棄物があるかはとっくにお見通しで、たまたま今朝はドアが開いていたので、必死でのぞき込んでいました。
カラス_c0025115_20335079.jpg
 生ごみなどは一般ゴミとして処理されますので、彼らは極めて正確に餌の含まれたゴミの在処を認識しているということがわかります。

 そして、ドアが開いてはいますが、うかつにドアの内部にはいってしまうと、いきなりドアが閉まって中に閉じ込めらえる危険性があることもなんとなく感じているふうです。

 前のカラスはドアの前にブロックで作られたステップにまで上がっており、すきあらば突入の体制をとっていますが、おかしいのはそのちょっと後ろにいるカラスです。前にいる勇敢なカラスと同じく、餌の在処は認識しているものの、大きく腰が引けており、可動部分であるドアの近くに寄れません。

 個人的には、後ろでおどおどしているカラスに共感するのですが、新しい時代を切り開いているのは前に居る勇敢なカラスなのだろうと思いながら、通り過ぎました。

 雪が降りはじめ、彼らにとってもかなり厳しい季節になります。たとえカラスと言えども、元気で生き抜いて春を迎えて欲しいと願う今日この頃なのでした。

 そういえば、今年はスズメもすでに餌不足なのか、我が家のエサ台は連日大賑わいとなっております。しかし、こういう傾向の年には、またスズメの大量死とかがありそうで、ちょっと悪い予感もします。彼らにも、明るい春を迎えて欲しいと思います。

 トリたちもがんばってください。
by stochinai | 2009-12-03 20:49 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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