5号館を出て

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ksorano:新しいジャーナリストの誕生かも

 先日の事業仕分け中継で一躍有名になった、「そらの」さんは平日オフィスにいるときには自分の日常をそのままUstreamで「ダダ漏れ」しています。

 そらの@日常

 また、仕事(?)として同じアドレスから、いろいろな人へのインタビューをダダ漏れしてくれます。例の事業仕分けや上野の国立科学博物館でのサイエンスフェスタで行われた北海道大学GCOEの連続講演会なども、同じところから配信されました。多くのダダ漏れは「ケツダン ポトフ」というブログサイトで録画が公開されています。



「大学サイエンスフェスタ」の北海道大学連続講演をダダ漏れしました【放送日12月13日】上野の国立科学博物館で10月から行われている「大学サイエンスフェスタ」今回は、このフェスタで行われた北海道大学の連続講演のダダ漏れです。

 ケツダンポトフをごらんになるとおわかりになると思いますが、ここにあるやインタビュー、生中継はすべてがそらのさんが撮影して配信しているもので、たとえ講演会の中継だとしても最初と最後にそらのさんが登場するのが特徴です。また、インタビューも自分がインタビュワーになって登場するものも多いですし、彼女が英語を習ったり、美容院でヘアカットしているところなども配信されています。



 彼女の活動を見ていると、こんなおバカなこともやっていたりするのですが、すべてがノンフィクションの動画で、事業仕分けの中継などはそれ自身がすでに立派なジャーナリズムとして成立していることがわかります。

 今、人気の「ダダ漏れ女子」とは

 つい半年くらい前までは、こんなコスプレをする普通の女子で、おそらく今もそれほど変わってだろうと思うのですが、Ustgream と twitter を組み合わせて彼女が行うダダ漏れは、時折非常に新鮮で重要な「報道」になっていると感じることがあります。

 おそらくポイントは二つあって、そらのさんという icon がダダ漏れを中継していることによる集客力と、同時に彼女の知名度が意外な大物へのインタビューなどを容易にしているということではないかと思われます。

 これは報道およびレポーターの新しい形なのではないかと感じることがあります。(彼女の先輩であるダダ漏れ1号さんは、すでに独立しておられるようです。)

 今までの報道は現場で取材した情報を、記者およびデスクなどの頭を通して取捨選択されたものが届けられてきていました。最近のマスコミ報道に対する不信感を払拭するひとつの方法は、現場からの情報を編集せずに全中継するということなのだと思いますが、送る側も受け取る側も「まさか、それはできないだろう」とあきらめていたところがあるような気がします。

 それが、インターネットの発達によって、新聞記者でもない、いわば素人の女の子ひとりの手によってあっさり乗り越えられてしまったということの意味は小さくないでしょう。

 これならばできる、という人がどんどん増えてくることで同じような「報道」があちこちから発信され、そのすべてがインターネットのどこかに保存されるというような状況がくると、間違いなくニュースのあり方は変わってくると思います。

ksorano はそらのさんの twitter ユーザー名です。
by stochinai | 2009-12-19 16:12 | コミュニケーション | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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